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ＪＲ北海道、自主回収 キャンセル再利用販売、印字の跡残る
ＪＲ北海道が販売しているカード型乗車券「Kitaca」の一部で、カード表面に印字された購入者の氏名、
年齢、性別と利用区間などの個人情報が十分に消去されないまま販売されていたことが18日わかった。
こうしたカードは最大で約2700枚に上るとみられ、ＪＲは自主回収を始めた。
Kitacaはカード表面は感熱処理されており、購入者の名前などを印字できる仕組み。
ＪＲでは、窓口でいったん氏名などを印字後、その場で購入がキャンセルされたカードについて、
熱処理で印字部分を消去後、販売していたという。
しかし、印字の跡は消去できず、一部カードは前の購入者の氏名などが光の具合で読み取れるという。
ＪＲでは18日から再利用を停止し、問題のあるカードは、無償で交換に応じるという。
（2月19日 読売新聞より）