09/02/03 13:49:01 LhF1zOLV0
>>177
その信楽の代用閉塞手続きの誤りはJR乗務員の目前で何度も繰り返されていて、
信楽に対する「指導」も引き受けていたのに、危険な違反が全く報告されていなかったというのは驚き。
イレギュラーな代用閉塞での事故発生を防ぐための手だてになる通告券の手交についても、
小野谷信号所出発前に受け取らなければ安全確認上無意味なのに「信楽駅で受け取ってくれ」と
押し切られてしまい、最初の偽代用閉塞による異常運行は全く報告されることなく見過ごされてしまった。
こうした違反を事故前に現認したJR乗務員は少なくとも7名おり、無茶な出発を強行させた業務課長氏も
国鉄亀山機関区で機関士をしていた経験があって、本来ならば代用閉塞手続きの個々の規定事項の
重要性について十分に認識しているはずなのに、なぜ信号機器異常と代用閉塞手続きの誤りが
全く報告されなかったのだろう?
信号機器異常が亀山CTCセンターに即伝わっていればそこの操作との関連性に気付いて対応していた
可能性はあり、信楽まで制御・管理領域内であれば設置試験の段階で異常を把握できていたし、
代用閉塞手続きの誤りが報告されていれば、指導の協定に基づいて確認・遵守の勧告・連絡が行われた可能性があった。
JR信楽双方の乗務員にとって代用閉塞手続きの一連の行動は、安全の掛かった重要事項とは認識されず、
フォークダンスの振り付けのようなもだったから、安全保障ポイントを外した踊りでも漫然と見過ごしてしまったのだろうか?
こういう認識状況では危なくて代用閉塞だなんて到底採用できないではないか。JR側にも惨事防止の機会が幾つもあり、
パニックの引き金は、絶対的タブーである領域外制御:信楽領域である小野谷信号所に対する方向優先梃子を設置した
ことで、しかも無断設置、無連絡使用であったことから、現示異常との関連に気付きようがなくしてしまった。誤扱いは決して信楽側だけの責任ではない。