08/09/02 23:35:13 FpU+vV040
>>408 >>412 >>410
高野山・熊野古道が世界遺産に指定された頃より、地元自治体・商工会から特別な観光列車を設定してほしいという強い要望が電鉄へ出続けていたからそれを受けての施策ということ。
以前にも触れたけど、南海線10000系取替の新型特急車計画に続いて高野線も車両新造と列車増発を伴う特急網再編が検討されている。
これは「りんかん」などビジネスユースを前提とした内容ながら、30000系が車齢25年で車体更新後10年経過するため、前述のような地元の要望と合致させる形で「こうや」強化施策も5年後くらいに
一挙実施するのだろうと考えていた。
早くも具体的な手を打ってきたという印象ですが、皆が考えられたように経年し廃車も視野に入った2200系をタネ車としたことから恒久的な運用を見込んだものではない。2300系との併結を前提にしていることからも
山線区間内ローカル列車へ純粋に増結する形だから、何かを置き換えるとか特定の車両に影響が出てくるような動きではでない。
すなわち利用動向で次の手を打てるような体制にしてあり、話に出た2000系自体が予備的・弾力的な運用へシフトしているため、2000系の予備車確保という意味合いが絡んだ施策ではない。4ドア車で代替できるし。
車両自体は側構体に大きく手をいれるため、修繕も行われ実質的な局部更新程度の延命になるけど、6200系インバータ制御化を見越して試行的に2200系へ…というのも、Z車とS車で艤装設計に対する思想の違いや、主回路機器メーカの違いから意義は見出せない。
(続く)