05/09/09 11:57:48
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DHC社は、いわゆる健康食品「メリロート」による、
肝機能障害の副作用を隠蔽し、社名公表されないことを奇貨として、厚生
労働省の指導を無視して販売キャンペーンを続けた。消費者からの問い合
わせにも「副作用が出たのは他社の製品である」かのごとく回答
社名公表後も医薬品基準の安全性を健康食品の基準に当てはめて安全性を
強調して販売を続けているが、企業倫理のかけらもない行為と言わざるを
得ない。
DHC社は、厚労省が発表する直前に同省に呼び出されて、口頭で発表す
る旨の通知をされた際に、「前向きに対応し、結果を報告する」と回答し
ながら、なんら具体的予防策を採らないばかりか、「顧客からの問い合わ
せには自社製品であることを認めるように」という厚労省の指導に反し、
「自社の製品であるかは調査中」として事実を隠蔽し、同6月11日まで「
期間限定!健康食品キャンペーン」を続けて販売を促進した。
厚労省はその後も同社に対して顧客からの問い合わせには自社製品である
と認めるよう指導し、安全性資料の提出などを求めていた。しかし、9月
になっても自社製品であることを認めないとの苦情が厚労省に寄せられて
いたことから厚労省は、10月31日(同)12月22日も)、ついに静岡県と新
潟県で、DHC社の健康食品メリロートで黄疸がでる肝機能障害が発生したと
社名公表した。