10/01/17 11:38:30
式に至るまでの過程(特に新郎にとって)がちょっと不幸だった話。
高校時代いつも一緒にいて、今でも集まったりする仲良しグループ(男女混合)の一人(A子とします)が結婚した。
それはとてもめでたいことなんだけど、親族だけで挙式&プチ披露宴にするからと、私達グループの仲間は呼ばれなかった。
グループでA子より前に結婚してた子たちの時は、グループのみんな呼ばれたし、A子もそうしたいと昔話してたのに。
お互いの地元が遠いと親族だけってパターンはよくあるみたいだけど、A子もA子夫も地元の人なのに不思議だった。
でもまあ人それぞれでいろいろあるから、と、あまり気にしてなかったんだけど。
その後しばらくして、たまたまA子が出張で東京に来る機会があって2人で会ったとき(私は地元を離れて東京にいる)、
「どうして親族だけだったの?」って軽く振ってみた。
なんと、グループ内のある男の子(Bとします)とA子は、卒業後、一時期付き合っていたらしい。
その当時、私は既に地元を離れてたし、A子とBの付き合いもごく短期間だったので、そんなことがあったなんて気付かなかった。
一応は円満に別れたけど、BはまだA子に気持ちを残しているようで。
そんなBを披露宴に呼ぶのは新郎にもBにも酷だ、でも他の子呼んでBだけ呼ばないのも・・・
ってことで友達関係は呼ばないことになったそうな。別に二股してた訳じゃないけど。
話しているうちに涙ぐんてきたA子は、A子とBの事情を全て受け入れてくれて、
自分側も合わせて親族だけにしてくれた夫には申し訳ない気持ちと感謝でいっぱいだとのこと。
夫は本当は友達いっぱい呼んで盛り上がりたかったらしい。
A子夫は何歳も年下なのに、なんて人間が出来た人なんだと思ったよ。
家事も子供の世話もよく協力してくれて良い夫らしく、A子も結婚式の埋め合わせをするように夫に尽くしているそうな。
A子も頭良くて可愛いから、そんな良い夫と結婚できたのかなーと羨ましくなりました。
現在進行形で不幸かもしれないのは、いまだに独身のB・・・