07/10/03 20:31:31
★国内メーカーの動向
【松下】
松下がはっきり言って一番ヤバイです。
松下は液晶や有機ELを東芝に譲り、プラズマに賭けてます。
今は、価格が安いと言うだけで、液晶に対する優位性は
わずかに保ってはいるものの、今の量販店では液晶を売りたい姿勢が
見え見えで、売り場面積比が圧倒的に液晶が広いです。
今後、40インチを超える大型でも液晶がシェアを伸ばし、
プラズマを追いやるのは目に見えてます。
プラズマが生きて行けるのは、50インチを超える市場規模の小さいところでしょう。
このプラズマが液晶に押されあと4~5年しか持たなさそうという状態で、
その次のネタがありません。
松下は完全終了しています。
【東芝】
液晶も有機ELも松下から譲られた東芝。
ダボハゼ的に、すべてのディスプレイ(液晶、SED、有機EL)の事業化を目論んでいますが、
すべてが中途半端です。明らかに、ディスプレイビジネスに関してはビジョンが欠落しています。
何千億も出してウェスティンハウスを買収するくらいの思いきった決断ができるのに、
ディスプレイ分野では、選択と集中すらできないダメ経営者ぶりを発揮しています。
ソニーに刺激され、「当初は15年ごろとみていたが、09年には発売する」と
西田社長が必死に発言しましたが、ソニーの発表が無ければ冷凍保存状態だったでしょう。