06/12/02 22:49:10
<いじめ>「大人」の職場でも深刻 労働相談の2割近くに
「大人のいじめ」もまん延してます―。日本労働弁護団(宮里邦雄会長)
の実施する労働相談で、職場でのいじめに関する相談件数が全体の2割近く
を占め続けている。内容も言葉のいじめから直接的な暴力まであり、弁護団
は「子どものいじめ自殺が相次ぐ中、『子は親を映す鏡』というが、長時間
労働などが職場にギスギスした雰囲気を生み、いじめにつながっているので
は」と分析。「14年間の相談活動の中で経験したことのない異常事態」と
指摘している。
弁護団によると、年間約2000件寄せられる相談のうち、いじめに関す
る相談の割合は04年に8%で、不払い残業(30%)や解雇(14.9%)
などと比べて相談は少なかった。それが05年には17.7%と2倍以上に
増加。06年も17.2%と高水準のままだ。これに伴って労災の相談では、
従来のけがなどから「うつ病」の相談がほとんどを占めるようになった。
(毎日新聞)