09/09/24 01:53:47
なぜ、現金を直接配るのか。小沢の話も聞いておこう。
>戦後日本の中流社会は、世界で最も豊かで、最も平等な社会と言われ、長い間、
>日本人の誇りでもありました。ところが、小泉・安倍政権の六年間で、
>日本は世界で最も格差のある国になり、安定と安全を誇ってきた日本社会は
>根底から覆されようとしております。
>所得、雇用、教育、福祉など、あらゆる面で格差が拡大し、地域間、企業間、
>個人間の格差は、もはや個人の努力ではどうしようもないほど広がってしまいました。
(略)
>なぜ格差がこれほどまでにひどくなったのか。自民党と官僚の支配する戦後政治は、
>冷戦構造の崩壊後、機能不全に陥り、あらゆる制度が改革を迫られました。しかし、
>自公政権は、政官業の癒着ともたれ合いの中で、抜本的な制度改革に手をつけることができず、
>市場原理、自由競争の美名のもとに、強者の論理、弱者切り捨ての政治を推し進め、
>専ら国民に負担の増大を強いることで財政の帳じりを合わせようとしてきました。
>政治のあり方そのものを変え、さまざまな制度を土台からつくり直さなければ、
>格差を是正することはできないのであります。
>政治は生活であります。どんなに立派なことを言い、どんなに大きな事業を行っても、
>民のかまど、国民の生活が向上しないのであれば、よい政治とは言えません。
>また、政治は本来、社会的、経済的に弱い人たちのために存在するものであります。
>あえて極論すれば、強い人たち、いわゆる勝ち組には政治が手を差し伸べる必要はなく、
>むしろ、勝ち組に経済や社会を支配させないように公正なルールを定めなければなりません。
>私たち民主党は、この二つの原点をしっかりと踏まえ、国民の生活維新をなし遂げたいと考えております。
>そのためには、企業や業界、団体への支援を通じて間接的に国民生活の向上を図るという
>戦後政治のやり方を根本的に改め、企業や業界、団体を経ずに
>国民の生活を直接支援する仕組みをつくらなければなりません。
>行政の権限と財源も、できるだけ国民生活に身近なところに移す必要があります。
>それが、自民党政治とは決定的に異なる民主党の改革理念であります。