09/02/04 09:27:52 HF7JPpwc
久々に新聞で低炭水化物関連記事があったよ。
↓
『東大、酢酸のブドウ糖代替の役割を解明』
2009年2月4日 日刊工業新聞Newsウェーブ21から
飢餓・絶食時には、酢酸は最後の砦。東京大学先端科学技術研究センターの
酒井寿郎特任教授らの研究チームは、酢酸が体温や血糖、運動能力を維持する上で重要な
役割を果たしていることを明らかにした。酢酸は肝臓でも合成されているが生命活動に欠か
せないブドウ糖の吸収・利用が落ち込むと、代替エネルギー源として用いられていることを突き止めた。
酒井特任教授らの研究チームは、酢酸を活性化させる酵素を持たないマウスを作り出し、
解析を行った。その結果、ブドウ糖の少ない食事を与え続けると、マウスが低体温・低血糖状態に
陥ってしまうことを発見。脂肪酸などと同様、酢酸が生命活動には必須の存在であることを見いだした。
また、酢酸活性化酵素が欠損したマウスでは、低炭水化物ダイエットにより、体重増加を抑えること
にも成功。酢酸の活性化阻害剤を作り出せば、抗肥満薬として有効である可能性を示した。
この成果は、3日付の米科学誌「セル・メタボリズム」電子版に掲載された。
↑
これって、つまり脂肪酸β酸化で出来上がるアセト酢酸(ケトン体の1つ)の事?それとも
筋肉の中のアミノ酸が糖新生されて出来るオキサロ酢酸の事かな?
代替エネルギー源って書いてあるから、ケトンの方かな・・・。でも酢酸の活性化を抑制すると
脂質代謝が進むという風に書いてあるし、オキサロ酢酸の活性抑制で脂肪酸酸化亢進の意味かな。
どうもこの辺理解進んでいないようで、、解説できる方いませぬか?