08/10/12 15:13:26 ZnCnXpl8
亭主が巨で、元力士だ。引退したら「ただのデブ」だ。
一緒に寝ると鼻息がスースーと私の顔にかかって、寒くて寝られない。
一緒に寝ると、亭主と私の体のカサに差がありすぎるから1枚の布団に高低の差ができる。
その差の隙間に冷たい空気が入って寒くて寝られない。
三食を控え目にしてダイエットしたつもりになっているが、そのあとすぐにお菓子を食べる。それもお徳用パックを抱えて食べる。
「そんなことするんだったら、ご飯とおかずをしっかり食べたら?」なんて言おうものならキレて暴れる。
キレた巨の馬鹿力だけはすごいので、普通体型で、しかもそんなに背も高くない私は負けるから黙る。
キングコングにゃかなわない。
普通の人の何倍も食べておいて「そんなに食べてない」とおまじないの言葉みたいにくり返す。
たぶん、そういう呪文(?)をとなえて過食を記憶から消し去ろうとしているんだろう。
すぐに唐揚げをわけてくれる。巨は唐揚げが大好物だ。
私が「太るから」と断ると、無理にお皿に乗せてくれて、なんとか仲間を作ろうとする。ずるい。
ためしに亭主のトランクスを私がはくと、ちょっとしたキュロットスカートになる。
亭主のTシャツを着ると、コットン地のワンピースになる。しかも半袖のはずが、私が着ると七分袖だ。
最近また太った。知り合いが亡くなって葬式に行こうとしたら、喪服が着られなくなっていた。
それが理由で葬式に行かなかった。なんという不義理だ。
朝起きて亡くなってたらクレーン車を呼んだらいいの?と真剣に考える。
なんとかならんかな、この亭主。「やせる、やせる」って口ばかりで全然やせようとしないんだもん。