09/03/10 16:47:01 vVUruRF8
■「メタボが多いと保険料アップ」は嘘
正確には、「メタボ検診でメタボが多く、かつ、改善されない」場合、その自治体の後期高齢者医療の自治体負担率が上がるペナルティー。
全然意味が違う。
▽メタボ健診受診率65%以上
▽メタボ該当者への保健指導45%以上
▽メタボ該当者を10%以上減らす
3つの条件をクリアしないと…
2013年度から、後期高齢者医療制度への支援金を最大10%アップのペナルティーが科される。
■メタボ健診
「特定健康診査」「特定保健指導」。40~74歳の方の健診と改善を義務化。
『この義務を負うのは保険者(運営者)。国民健康保険ならば、市町村国保。』
■理由
『生活習慣病に関する医療費が、国民医療費の3割を占め、その死亡数も6割を占める。』
そこで、生活習慣病と関係のあるメタボリック症候群に注目して、その該当者や予備軍を早く健診で見付けて、きっちりと保健指導を行うため、特定健診が始まった。
■市民の関心は高い
2008/05/13 静岡県の自治体では最も早く、藤枝市で特定健診始まる。初日には141人の市民が特定健診を受診。
■特定健診
問診表、身長・体重、腹囲測定、血圧、血液検査、医師による問診・指導(ここまでが基本検査)
■特定保健指導
特定健診の結果から、メタボリック症候群と診断された人とその予備軍に対して行われる。
該当者の生活状況にあったきめ細やかな指導。
■自己負担額
自己負担額は、保険者となる自治体で違う。
静岡県内の特定健診の自己負担額…1500円前後(市町によって異なる) それほど高くない額に設定されている
◆(例)静岡県藤枝市
▽特定健診・自己負担額(基本検査)
40~69歳…1400円
69~74歳… 400円
▽詳細検査(がん検診など)…+500円
「自己負担額」というように本来はもっと高い。
特定健診を民間で受診した場合の想定単価 …6056円(藤枝市が診療報酬単価などを参考に設定)
■自己負担額を無料にする自治体も…吉田町、伊豆の国市
そこにはある理由がある。
①受診率を上げる
②健康づくり事業の契機