09/03/23 22:09:42 t5fCeKk/
>>317
タルタルソースかけフライ物大好き、朝食に牛乳とバタートースト
晩酌も欠かさないという生活をしていれば健康でいられるという統計的データはないでしょう。
そのような極一部の特殊な人間の食生活を例にとるのはどうかと思うよ。
パプア・ニューギニアの高山地域に生む”パプア・ニューギニア高地人”の主食は芋類で、
豚などの畜肉はおろか魚もあまり口にしません。
それでも彼らの体は筋骨粒々です。
そこで彼らの腸由来の菌と普通の生活をしている人の腸由来の菌を無菌ネズミの腸に植え付けて、
タンパク質の元になる窒素分の吸収を調べました。
すると、パプア・ニューギニア高地人由来の菌を植えたネズミの窒素分の吸収率が明らかに高かったのです。
しかし、冒頭に書いたように彼らは肉類などのタンパク質をほとんどとりません。
科学者の出した結論は彼らの腸にいる微生物が、
タンパク質が分解してできたアンモニアから人間が吸収できる窒素化合物を作っているというものでした。
話はこれだけで終わりません。
彼らは年に一度豚肉を食べることがあります。
日本で言うお盆のような行事ですが、そのときに豚を食べたせいで死ぬ、まさに”トン死”です。
彼らの腸内細菌のバランスは芋などの植物性の食事に適応しているのですが、
年に一度のごちそう”豚肉”をお腹いっぱい食べることで腸内細菌のバランスが一気に乱れてしまい、
最悪の場合に死んでしまうのだそうです。