10/02/11 21:02:30
>>478の続き
もけおはその夜も妄想に憑かれて眠れなかった。パソコンで陵辱系や鬼畜責め系の動画を見ては都を
思い浮かべ興奮していた。
『俺はあの子のことこんなに思ってるのに…なのに他の男と…』
思っているとは言え一度たりともその思いを告げようとしてないもけお、またその勇気もなければ手段を
思い羽化ｂる事もできない。そもそも都の男の存在自体もけおの思い過ごし、勘違い、妄想の産物である。
パソコンのモニタには浣腸を施されトイレへ行く許しを請いながらも許可されず男の目の前で羞恥の泣き声を
あげながら洗面器に排泄する女が映っている。
『あの子ならどんな恥ずかしがり方するだろ…』
「見ないで～」絶叫しながら茶色い濁り水に続いて塊を次々とヒリ出す画面の中の女。
『都さんのはそんな匂いだろ…あの子のなら手で受けてもいいなぁ…』
あらぬ事を考えながらもけおは今夜何度目かのもはやわずかな粘液しか出ない射精なき絶頂を向かえた。
そんな夜と、ショッピングセンターを徘徊する日が何日か続いた。１０月半ばの日曜日夕方、もけおはアイス
クリーム屋でアイスを買っていた。カウンターには都。横にはいつの日からか別の女の子がコンビで付いてる。
新しく入ったバイトみたいだが都が指導しながら仕事をこなしてる様子だ。
都は別の客に応対中。もけおは新人の子に応対してもらう。例によってチョコミントを注文。ちょっとぎこちない
手つきの女の子から商品を受け取るとアイスクリーム屋に背を向けるようにフードコートの椅子に座りカウンター
内の様子を伺う。
日曜日とあって客も多いが夕方ともなると夕食をちる客が増えアイスクリーム屋の客は少し途絶えがちになる。
「平岡せんぱ～い、平岡さんて今週ずっと休むんでしょ？ なんか私１週間自信ないなぁ。」
「真美ちゃん、大丈夫よ。他の先輩バイトさんも居るでしょ。」
「だって、平岡先輩みたいに優しくないもん。」
「私は２６日と２８日で辞めちゃうんだからしっかりしないと…」
「やっぱり私も辞めちゃおうかなぁ。」
「そんなこと言わんと、もう少しやってれば慣れてくるけん。」
「うん……そうそう先輩、何だかいつもね変な電話掛かってくるんだけどぅ…」
「無言で切れちゃうヤツでしょ。女の子ばっかりの店だし、なんだか勘違いしちゃったお客さんが掛けてるのかも。
随分前から１日１回以上は掛かってるみたい。無視しよるけど…気持ち悪いわね。」
『何だよ、気持ち悪い、勘違いの客…それって俺かぁ。俺はイタ電なんかしてないのにぃ。』
またも、もけおの妙な思い過ごしが始まった。ちょっと客が途絶えざわめきも減ったことからいつもより会話がはっきり
聞こえ、あたかも自分に対して聞こえよがしに言ってると被害妄想をしてしまったもけお。伝えられない募る思いの重みに
ついにもけおの心と理性は壊れてしまった。
続く