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戦国ちょっといい話19 - 暇つぶし2ch728:人間七七四年
10/05/04 10:49:17 u/qHcrh6
 九戸政實(政実)といえば、南部本家との争いに豊臣本軍を呼び込まれ、開城して和睦の筈が一族、従兵皆殺しにされたと伝えられる。
しかし、4月30日の青森県の地元新聞「東奥日報」夕刊で、県観光連盟専務理事の九戸さんが書いていたコラムによると・・・

 津軽為信は九戸とは親戚筋で気脈を通じており、心ならずも開門に手を貸して寝覚めが悪かった。そこで3歳の(九戸家の)子供を家
来の懐に隠して秋田県境を落ち延びさせ、匿った。過去帳を3代は女名前にして世をはばかり、弘前藩3代の津軽信義公の代に九戸吉左衛
門政知を召し抱えて再興した。
 この経緯は、九戸さんの母が祖母から聞いてノートに書き留め、また津軽家11代順承(ゆきつぐ)公に時計師として仕えた九戸籐吉が明
治5年に表している。

 為信は、津軽統一戦争の過程では随分汚い手も使い、時々の天下人には上手く立ち回っているが、必要がない非道はしていない感じだし、
関ヶ原後にはかなりのリスクをとって、世話になった石田三成の子女を津軽に置いている。

 そういう性格と対南部宗家での付き合いも考えると、あってもおかしくはないかなと。

 秀吉存命中に南部家にバレて密告されたらやばかったことは確かで、義理堅かった為信、血筋を残せた九戸家両方にいい話。


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