10/04/14 19:58:47 dqe2raTE
豊臣秀吉が家臣らと歴史談議で盛り上がったときのこと
家臣たち一同は口をそろえて源義経の一ノ谷、矢島での武勇を、
さすがは名将だと、口々に称えていたところ、秀吉が口を開く。
「うん、義経は少し勇気があるけど、威儀はないよね。
それだから将としての器量ではない。
なんでか?って、義経が梶原景時と喧嘩した逆櫓の論をみればわかるよ。
義経は源頼朝公の血縁で、軍の総大将なわけだ。
そんな総大将の身にあるものを梶原は猿武者と言ったわけだが、
これは義経に総大将としての威儀がないからなんだよ。
だから称えるだけのことはないと思うぞ。
いいか!ここからが重要だからよく聞けよ
昔より功が優れているのは、この秀吉と頼朝公だけだ。
しかし頼朝公は源家の嫡流だから、どちらかと言えば功はなりやすいよね。
わしは匹夫から身を興して、応仁以降の乱れた天下をことごとく平らげて、いまの天下をとった。
と、すればさ、わしの功は頼朝公に百倍する!!!」
と言ったとさ。
ビッグマウスも秀吉くらいになると嫌味がないw