戦国ちょっといい話18at SENGOKU
戦国ちょっといい話18 - 暇つぶし2ch463:人間七七四年
10/03/07 00:00:01 l3sdYKIr
悪いスレでちょっと荒れたので、ちょっと宗教に関する良い話を。


一休「世の中にはいろんな宗派があるけど、結局はみんな同じことを説いているんだ。
    ただ、人間ってみんな性格がちがうだろ?だから仏の道に入るのもそれぞれにあった方法がある。
    そのため諸宗はそれぞれに名を変え方法を変えているのだよ。
    旧仏教の言う「大日如来」、法華教で言う「妙」、禅宗で言う「本来の面目」など、
    これらは皆、ただひとつの仏を表しているに過ぎないのさ。」

小笹少将「そのようなこと、それらの宗派の祖師達はご存知なのでしょうか?
      ご存知なのなら何故他の宗派を批判し自分の宗旨を誇り、場合によっては宗論などして
      争うのでしょうか?」

一休「諸派の目的とは、先に言った同じ仏への帰依に至ることであって、それらの祖師たちは
    同一である仏の本質について争っているわけじゃない。その同一の仏に至る方法が
    様々に多いために、どの方法がより有効か、より容易かについて争っているんだ。
    歌にもあるだろ? 『分け登る 麓の道は多けれど 同じ雲居の 月を眺むる 』

    そういうことなのさ。」

そんな、「阿弥陀裸物語」より、宗教に関する一休禅師のありがたいお言葉


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