09/12/16 22:23:33 ORt1OHN8
>>783
> とすれば、上杉は何をしたかったんですか?
簡単に言えば北国は秀吉の在世時から決して安定はしておらず、
上杉は秀吉が死ぬと、それにつけこんで、地域に自家の影響力の拡大を計ろうとしていた。
無論、そう言うことをすれば必ず摩擦が起こる。で、当時中央政権の主宰者だった
家康にそこを目につけられて、上杉としては、自家の拡張策を放棄するかどうかの判断を迫られ、
上杉は、その時点での家康の権威は万全では無いと判断し(これは正しかった。
家康の出兵直後に三成のクーデターが起こった)、家康の北伐軍を受けるという事態に至った、
と考えるべきかと。
それから、この時期の政治情勢を、忠誠とかで判断するとほぼ間違うので
気をつけたほうが良い。