09/10/15 16:49:00 QiLfIMvk
>>195
別に目立つ例だけではない。室町時代からの様々な訴訟や喧嘩沙汰、村争いなどの大量の記録を見れば、
町や村が基本的に自衛のための武力を持ち、構成員の生命財産を守るためにその発動をまったく躊躇わかった
こともわかる。むしろ、なんでこんな些細なことで、と現代人なら言いたくなるような理由で、あっさりと村どうし
町どうしで喧嘩>殺し合いが発生している。
もちろん様々な状況があり得ることだから、「七人の侍」のようなケースが日本全国に絶対に一つもなかった、
などとは断言できない。飢饉に疫病、戦を避けるための兆散など、村の軍事力が低下している時に、盗賊に
襲われるということもあるだろう。しかしそれらは異常事態であって、本来は村が武力を持っているのが普通。