09/04/05 23:31:26 HSFp1G+n
戸川秀安の母。
天文七年、備前、門田村にて戸川秀安が生まれると間もなくして、父が死んだ。
母の元には、秀安と、その姉の、幼い姉弟が残された。
彼女は門田村で二人を育てたが、ある頃村に居辛くなり、仕方なく二人をつれて
美作の姉の元に向かった。が、その途中、母は、二人も子供を養育するのは無理だと思い至った。
そして池を見つけると、このとき二歳の娘の、着物の袖に小石を詰め、その池に沈めた。
後、成長した戸川秀安は、宇喜多直家に仕え、直家の第一の家老呼ばれる。