09/04/05 16:54:14 HSFp1G+n
豊臣秀吉が、朝鮮に出兵するため、ついに京を発した時、ある人が秀吉にこんな事を言った。
「かの国に渡るならば、漢文をきちんと理解する人間がいなくては、日本の恥ともなるでしょう。
漢文を善くする者たちを、多く従えて行くべきでしょう。」
すると秀吉笑って
「わしの今回の行いは、あいつらの難解な漢字の愚文を学ぼうとするためではないぞ?
あやつらに我々の、軽便な仮名文を用いらせる為だ!」
と、そのように答えたそうである。
そして実際に朝鮮において、日本語を学ばせると言う事もやっていたらしい。
よく、秀吉の朝鮮出兵は、九州征伐などの延長線にあった、海外侵略と言う発想はなかった、
と言う人がいるが、秀吉自身は明らかに、文化、言語の異なる国への侵略と認識して、
あの出兵を行ったのだ。と言うお話。