09/02/07 12:37:41 7Zd0LLY1
通常は京枡を使った石高で調査されるが、
陸奥出羽は永楽銭で示されたため貫高で示された。
出羽はなぜか七尺の杖尺で竿入れする田畠指出（一般的には六尺三寸である）
さらに見積もりで算定している上に郡枡（京枡ではない）を使用などと書かれている。
簡単な話、貫→石に換算率で計算されていると思われること。
明らかに奥羽の実態に合わせる為の指出検地方式で（実際に豊臣奉行の実地調査無し）
刈高→貫高→石高でいい加減に計算しての、わずか１ヶ月で出羽石高を確定させてる。
しかも最上伊達南部は自分仕置き
さらに屋敷･麻畠は上畠並みに年貢を取る
漆木の税や川役も決める
この辺が石高に含まれてるのか実際よくわからない。
つまり出羽の石高は他の地域と比べられないデタラメ
ただし目安はある。
朝鮮出兵は200石に1人の郡役である。
最上は500人、秋田が250人
3万石なら150人が朝鮮出兵のために動員されたことになる。
600人なら12万石前後になる。
仙北一揆で、義光が小野寺領の湯沢城主を呼び出して暗殺し、自分仕置きの拡大解釈を悪用し秀吉への詐術を用いて、義光が雄勝郡のうち1万5000石を最上領に編入（住民が悪人義光を怖がり横手城へ逃走）
実際の最上領は10万石～12万石前後。