10/06/09 16:25:06 OQe27dKv
フィリピン・イエズス会のフロンソ・サンチェスがスペイン国王に書き送った武力征服計画の中には、シナ人と日本人とに関するこんな興味深いかつ不埓千万な逸話も語られている。
◆日本に援軍を期待
「支那人は自国の夥しい人口に自信を持っており、
スペイン人が征服する、というと嘲笑して、仮令身を守るべき武器はなくても、
死体で城壁を築き、何人も通さないように出来る、などと語っている。
尤もこの野蛮人共は、スペイン人というものを知らず、
スペインの僅かな鉄砲隊でも、
何百万人もの支那人を滅ぼすのに充分だということを知らない」
「先年僅か十三人の日本人の搭乗した小舟が一艘渡来し、
二、三〇〇〇人以上の支那人に包囲され、洞窟に閉じ込められたが、
彼らはその堅い壁に出口を作り、そこから脱出するや、
直ちに多数の支那人を殺してしまった。
支那人は彼らを一昼夜にわたり包囲しながらも攻撃を加えることが出来ず、
脱出した日本人は近くの海岸に行って舟を奪い、それに乗って逃げてしまった」
(高瀬弘一郎『キリシタン時代の研究』より)。
憶病な支那人を征服するのに勇敢な日本人を利用すれば、日本人は進んでスペイン国王陛下のために働き、大いに陛下の費用を省くことができるだろう、というのである。
高瀬氏の緻密な書簡分析によると、
スペイン側は勝手に日本の援軍をあてにしていたのではなく、
日本側からも、平戸の松浦氏、あるいは小西行長等のキリシタン大名から、
必要な際には軍隊を提供する用意がある旨の意志表示が行われていたと推定される証言が発見されているのである。
フランシスコ・ザビエルが一五四九年に渡日して以来、
大略四十年間は順調に布教活動を広げてきた日本のキリスト教界は、
一五八七年に大きな壁にぶつかる。
秀吉がいわゆる伴天連(バテレン)追放令を発布し、
代表的なキリシタン大名高山右近を改易(かいえき)処分に付したからである。
秀吉が何をどこまで知っていたかは分からない。
しかし、布教に名を隠した西欧人の野望に気がつき、賢明にもいち早く手を打ったことだけはまず間違いない。
636:人間七七四年
10/06/25 11:07:41 KnwbWjiD
>>633
知障かよ
>『共産主義者の立場では朝鮮戦争は韓国ではなく日本に関するもののため、米国は必ず参戦すべき』
に近い史料は皆無だろ。
>スペインの明への侵攻を牽制すべく先手を取って明に向かったのである。
おまえの妄想だろ。
637:人間七七四年
10/06/27 05:24:22 pUUmhJId
もともと明を征服する気だったのはスペイン
(まあ台所事情で実際するかどうかは内部でももめてたようだが当然日本はそれを知らない)のはずなんだが
後乗りしてきた秀吉に怒りをぶつけるどころか、すごすごと引き下がった
もし明がスペインに取られちゃったとしたら日本海のすぐ向こう側に西欧列強の前線基地ができちゃうことになる。
さすがにそれだと武士がどんなに精強ったってヤバい
数だけが頼りの烏合の衆が広大な緩衝材として間に入ってくれてた方が日本には都合がいい
西欧のアジア浸食を喰いとめた一因となったってだけでも秀吉には感謝したいね
638:人間七七四年
10/06/28 00:43:19 S9wgtgOU
日本側の勝利条件がよくわからないからなー。
口実を見ると達成したと見ていいかもしれないが。米国の空爆みたいな。
明・朝鮮 判定勝利:日本 撤退 こうするとうまくまとまると思うけどね。
さすがに元寇では京都まで落とされなかったわけだし。
あとコピペ厨は帰れ。迷惑だ。