08/09/03 02:59:52 IBPAp2eL
「拙者がせめて100まで伸ばして見せましょう」
と、言いつつ>>88が前へ進み出た。>>88の法螺吹きは天下に鳴り響いたものであったが
「さすがは戦巧者の>>88殿」
筆者は扇子で膝を打ちつつクスリと笑った。
89:人間七七四年
08/09/03 13:23:45 69uG47sc
笑いつつ筆者は>>88も老いたものじゃと思った。
法螺を吹くならなぜ1000と言わぬ。所詮それだけの男であったのであろう。
もっと凄い男はおらぬのか。大仏を焼いてしまうような松永のような男が。
気だるい昼下がり筆者は全てを破壊してしまうような悪人の登場を
何故か期待している。美しければ美しいほど凄みが出る悪人を。
90:人間七七四年
08/09/03 13:35:19 dUEqvr37
司馬の作品では峠が一番おもしろいよね
91:人間七七四年
08/09/03 14:14:30 PD7iBE6J
>>90
ある女脚本家は語っていた
腹の中に子どもを入れる袋のない男には袋があるから痛いのだという女の心に巣食う闇を知らぬのだと
こんな具合に、遊郭の風景を描けるのが「峠」の面白さに尽きるね。
でも、個人的には死んだハナお祖母ちゃんそっくりな女性が出てくる
「花神」が一番好きだったりする
92:人間七七四年
08/09/08 20:32:33 Rms+iAI3
「よかろう」
>>93は、右膝をたてて衣の前をまくり、手を臍下にいれて、いきなり陽根をとりだした。
>>89はその陽根の前に香炉をすすめ、静かに>>93のそれを香で薫じはじめた。
香炉のなかで、>>93のそれは、萎えしぼんだまま炉にむかって垂れている。
「後門を行ぜよ」
「承ってござりまする」
>>89は、こうべを垂れ、膝で進み、>>93の背後にまわって、
その臀部に手をさし入れて、ホウ肛のまわりを掻きはじめた。
「もっと柔う」「はい」
「さらに強う」「はい」
「撫でよ」「承ってござりまする」
「むせぶがごとく撫でよ」「このようにでござりまするか」
「ホウ肛に指を入れよ」「はい」
云われるまま介抱するうち、>>93のひたいに薄く汗がにじんできた。
やがて>>93は
「よい」
といった。
93:人間七七四年
08/09/12 21:16:17 UA9v2Fn4
筆者が、
「あの。-」というと、男が、スレをみて、
「よいスレじゃの。きっと、板の住人たちどもにさわがれているだろう」
筆者は相槌をうとうとしたが、レスが、のびていない。
スレにはだれもいないようだ。
94:人間七七四年
08/09/19 10:20:11 xH2Yp+P8
これで良い。これで良いのじゃ。
早々に100いや1000まで伸びるスレに良いスレが
あったためしがない。
戦国時代を見つめて来て何年であろうか?
ふと立ち止まって考えてみるに
この国にはたして戦国のとき以上に私の心をときめかせてくれる
時代があったであろうか?
答えは「無し」である。
今日もまた、信長 秀吉 謙信 そんな英傑の夢を
わが夢のごとく生きる糧にして過ごしていく。
これが私の人生である。
こんな人生もいいではないか?
いかがだろう読者の諸兄諸姉。
95:人間七七四年
08/09/22 23:53:05 uINBcwmj
このようなスレを伸ばすことは、簡単ではない。
(いっそ、書き込むのをやめて落としてしまえばよい)
>>94の思いとは裏腹に、筆者は、そう思った。
96:人間七七四年
08/09/25 16:53:54 5pCKVfMN
(歴史とは・・)
そういうものかもしれぬ。
果たして広大な霧雲に包まれた未来を、
誰が予想できるだろうか。
戦国が乱世、そして―
今もまた、夢幻に違いない。
>>95の思いにはそういった背景があった。
97:人間七七四年
08/09/28 17:33:29 JhIMCNj5
享年、31歳であった。
98:人間七七四年
08/09/28 17:59:32 3UmWZ8Hf
2chは善人で成り立っているわけではない
99:人間七七四年
08/09/28 20:42:30 rxhFkH3a
だが>>99は
「うそ、うそうそ。そんなものを、私が信じるはずがないだろう」
と、信じようとしなかった。と、言うよりも彼の口癖であった。
100:人間七七四年
08/09/29 01:03:12 +BSruT0i
話が、変わる
101:人間七七四年
08/10/01 00:30:59 qT5iv7Ku
もし会話にすらなっていない愚かな>>96-100がいなく、スレが100に届くことなくDAT落ちするいうならば、
スレの住人は天下に恥をさらしたことであろう。
102:人間七七四年
08/10/10 01:09:42 N2FPWHKC
スレの動向を見守っていると、となりにいた男が
「住人、いかがいたした。そこに良スレがあるぞ」
などどはやしたてた。
「落ちるクソスレなどageるものか」
と思ったが、ついにはらにすえかえて、男に命じた。
「タイプせよ。レスがつくまでageよ」
「かしこまった」
ふたりは、タイプした。
「age」
103:人間七七四年
08/10/10 22:38:31 N2FPWHKC
AGE
104:人間七七四年
08/10/11 00:33:20 motncrHh
あげ
105:人間七七四年
08/10/11 14:14:35 motncrHh
がええええ
106:人間七七四年
08/10/11 18:58:05 motncrHh
afe
107:人間七七四年
08/10/11 23:01:01 motncrHh
j;lj:\
108:人間七七四年
08/10/14 21:39:28 L5FraiJ+
戦国板の使者たち三人は、筆者とその家来四人に守護されて、戦国板司馬スレを検分した。
「かように過疎ったクソスレで」
と、使者の一人は日に何度も苦情をいい、>>1の人徳のなさよ、と嘲った。
二日目に、別の使者が、
「>>108は、よいお役目じゃ。われらにかようなクソスレで過ごさせて、戦国論議にも加わらず、一人で惨めにこのスレをage続けて
いったいどのような類のお手柄になるのであろう」
と戯れながら筆者にいった。
この使者の不用意な言葉が、>>108に、このスレの結末をどうつけるのか決心させた。
109:人間七七四年
08/10/14 21:59:33 nC6dvDZp
以上、無用の事でした。
110:人間七七四年
08/10/15 14:23:09 KVSmMGpI
余談が、過ぎた。
111:人間七七四年
08/10/18 10:56:40 VGAESQb9
―このスレは直に終わる。
というのは、誰の目からみてもはっきりしている。
>>111はこの問題と直面するようにあたり、もうためらいをもたなかった。
終わらなければ、ならないのだ。とも考えるようになっていた。
その諦めにも近い、不思議な思いが、彼を息せききった行動者にしていた。
だが、終わらせる方法だ。
「どう終わらせるか」
終わらせる勇気はあるのに対し、>>111はそういう知恵に乏しかった―無能である―ともいえる。
112:人間七七四年
08/10/25 01:27:50 ZCQ49O+E
沈黙し、しばらく思案する様子であった。>>1は、考えた。
(このスレもろともDat落ちしてしまおう)
この場合、落とすのが、上策である。
「うそをいえ、そちゃ乱心しておる」
と、筆者はことさら大声でいった。スレ主がわが子のようなスレを落とそうとおもうはずがない。
そちゃ、乱心したか、それとも偽りを申したてておるのか、
仔細はからだに聞こう、うぬを折檻し、手痛いめにあわせ、まことの音をあげさせてみせる、と筆者はいった。
113:人間七七四年
08/10/28 19:56:47 XvCKQiKI
秋風・・・このスレの事かと苦笑いの筆者である。
爽やかな秋風はいいものだが淋しいのは困る。
何故伸びない?と言って落ちるわけでもない。こんな時信長なら
家康なら何とするだろうか?
こんなことを想いながら過ごす秋の夜長もいいものではないか。
とりあえず平和である。
114:人間七七四年
08/11/10 00:47:50 u4MplcLm
いちいち、司馬風に文を打つのが苦痛である。
さほど意識せずに、自然に司馬らしさの出る文を打つのはとてもむずかしい。
115:人間七七四年
08/11/22 01:44:00 hKuAHaFs
筆者は久しぶりのこのスレを覗いた。
驚くべきことにスレは健在であった。
このスレにもし万が一のことがあったらば筆者がまた立てたであろう。
が、このスレは、クソスレである。
何度立ててもこの事実は変わりようがない。
116:人間七七四年
08/11/22 03:00:42 DUUBwsuB
平沢民部、石原大膳、田中越後は怒った
「あの加藤のうすのろめが!」
そもそも加藤出羽守が反乱を起こしたのは政権欲からだったわけだが、民のためとか幕府のためとか色々と大義名分をつけたがることに業を煮やした盟友山崎筑後守は
「ご無用でござろう」
そこもとが右府公を打ち取れば征夷大将軍の宣言はなされる。いさぎよく征夷大将軍におなりめせ。なにを逡巡しておられる。
うむ。わしはどうも小泉相模守のようにからりとせぬのがいかんな
組内では古賀筑前守、宮沢安芸守、丹羽常陸介、池田備後守らに長略の手が回っていることを、加藤は知らない
117:人間七七四年
08/12/12 15:32:38 kq+OJWi3
過疎が、過ぎた。
118:人間七七四年
08/12/28 01:07:59 rJ487Vw7
このスレもじきに終わるだろう
119:人間七七四年
08/12/28 17:05:24 7dVIrgCr
筆者曰くこのスレは終わらせるには実に惜しいという。
120:人間七七四年
08/12/29 17:26:46 +BLJwZOf
なにが惜しいのか、誰が惜しいと言ってるのか、甚だ心もとない
121:人間七七四年
08/12/30 00:07:18 mfTc0tz7
(なぜ>>120はそんなことをいうのだろう)
と、筆者は筆者なりに理解しようとした。
122:人間七七四年
08/12/30 06:46:30 qPrXOosQ
人の腹を読むなど無駄な事は端から承知である。しかし、いくつかの推測は出来なくもない
123:人間七七四年
08/12/30 06:54:02 4k4tY+PI
やっと、
(123レス・・・)
という思いが、>>123の中にあった。
この忙しない時代において、半年という長い時間をかけて、
(どうにか、たどり着いた・・・)
のである。
「ばかな」
ある事実に、>>123は気づいた。
この調子でいくと、このスレが>>1000まで埋まるのに、
(4年以上、かかる・・・)
4年という歳月。
赤子は歩くようになり、少年は青年になるほどの時間。
>>123は嘆息しつつ、
(自分は4年前、すでにニートであった)
4年後もそうなのではないかという恐怖を、見つめざるを得なかった。
124:人間七七四年
08/12/30 18:42:03 pyUPqoYn
戦国板にありながら確たる命題もないまま、ただスレを消費する。
ここにレスするたびに雑草1本すら生えぬ荒地を耕す徒労感に襲われる
125:人間七七四年
08/12/30 21:03:12 mfTc0tz7
毎日のように、>>123の母は階段を上り、>>123を叱咤激励した。
母の激励を受けても、>>123にはもはや、働く気力はなく、ただ顔をひきつらせていた。
母はひざをすすめ、
「働け、われに働いてもらわねば、我が家はどうなる」
と声を励ましていった。
126:人間七七四年
08/12/31 10:11:09 03jAMaj/
しかし、ここで、ふしぎなことがおこる。
ようやく働いて得た月収は、親の年金支給額にもはるか及ばないのである。
大卒の働き盛りが、ゆとりに罵倒されながらつかんだ報酬が、これであった。
「これが、ゼロ世代か‥」
>>123は嘆息した。
127:人間七七四年
08/12/31 21:10:50 Av8mW/xb
「なるほど」
>>127はこのニートの話術に引き込まれ、それならば自分もニートになろう、とふとおもった。
128:123
09/01/01 04:50:03 w2UfT5rt
>>123の生活を支える家族と>>123の間に、小さな事件が起こった。
「もう、パソコンは没収する」
と父親は宣言した。母親は泣いていた。弟は、我関せずとPSPに興じていた。
>>127は>>123のことを
―大卒の働き盛り
と表現したが、これは誤りであった。>>123は大学中退であり、実質高卒でしかなかった。
得意なことと言えばほぼパソコンに関することであり、そしてそれは特技、スキルと呼べるようなものではなかった。
「もう、パソコンは没収する、よいな」
父親は、もう一度言った。
絶体絶命であった。
>>123は考えた。こんな時、愛読する司馬小説の登場人物なら、いったいどう切り抜けるか―
それは、風雲児坂本竜馬も、天下人豊臣秀吉も、もちろん幸村や又兵衛でも、不可能ではないかと思われた。
「すぐには、無理だ」
>>123は、力なく言った。それだけで、精一杯であった。すぐではないなら、いつだ―父親は、今度ばかりは
譲らぬという決意をみなぎらせ、>>123に迫った。
>>123は、短い時間に考えた。売れるパーツは剥ぎ取って全て金に換え、空になったケースを引き渡す―
どうせパソコンのことなど、団塊世代にはわかるまい―その後、売却して得た資金で、ノートパソコンを買い、
隠しておけばいい。
「今すぐは、無理です。松が取れたら、ではどうですか」
父親は、わかったというように頷いた。母親は涙を拭いた。弟が無邪気に「兄ちゃん働けよ」と>>123を励ました。
>>123は部屋に戻り、独りほくそえんだ。出し抜いてやった、俺の計画、江戸の大御所すらも欺けよう、と
自らの土壇場での思いつきをほめた。
しかし、検索サイトが>>123の計略を木っ端みじたに吹き飛ばした。>>123は驚愕した。
>>123のペンティアム4マシンは、すでに平成21年において粗大ゴミとさして変わらぬ価値しかもたぬ代物に
成り果てていたのだった。
>>123の時間は、4年前で止まっていたのだった。>>123はうつむいた。
(4年という時間は、かくも長きものなのか・・・)
社会復帰への困難さが、よりいっそう強く感じられた。
129:人間七七四年
09/01/01 18:23:23 XECz9/BT
「若造め。たかが4年で何をさらかしぶったことを抜かすかっ!」
と>>128は怒鳴った。
「儂なんぞ今年でもう社会から逃げたまま十年になるわ。」
その間なにを成したかと言えば、2chで社会批判を繰り返し自殺サイトを巡回しただけ・・・
「フゥ・・・」とため息をついた後、≫128は自嘲するようにニタリと笑い、精神安定剤を一気に飲み下し、こう言った。
「社会復帰か・・・」
涙が溢れて止まらなくなった。
130:人間七七四年
09/01/01 20:46:28 z6/1OVtN
元旦である。
久方ぶりに実家をのぞいた>>130は、あいかわらず>>129が職についていないことを確認し、
ほとんど血の沈むような心地がした。
>>130自身もひきこもりの気はあった。が、社会より家がさらにきらいであった。
死ぬまで縁の切れぬ家族の気配を、ひねもすさぐりながら金を貰うよりは、
付き合いを強制されぬ他人にののしられつつ金を貰うほうがよほどいい、そう思えばこそ>>130の現在がある。
「つまるところ、奴らは家族がすきなのだ」
>>130は無言で家を去った。
131:人間七七四年
09/01/01 20:47:10 Yuj5U2mN
修羅である。
>>130は、それしか言うことができなかった。
人というのは、かくも修羅のごとき有様になりはててしまうのか。
(おれもこうなる日がくるのか)
体が震える。怯え、であった。
(光秀などは浪人のまま諸国を放浪した。秀吉もしかり。現代は戦国の世よりも厳しいのだろうか)
まさか、と思ったが否定もしきれない。
喉に絡んで飲み下せない痰のように、居心地の悪さだけがそこにあった。
132:人間七七四年
09/01/02 00:41:51 gWpnOoH1
―だが、
少なくとも、牢人への周囲の目が戦国の世より冷ややかであることは疑いない。
(やれ生き難いことよ)
>>131は足を崩し、頭をかく。
(おれは再び乱世の到来をのぞむのか)
元旦の夜、冷たい風が吹くなか、雪は未だ降らぬ。
133:人間七七四年
09/01/03 23:24:09 /U5Yz5C8
世間にとって、>>128とは体のない、ほとんど影のような存在である。
彼がどういう顔の、どんな才質と性格をもった若者なのか、住人のたれにも、知るすべもない。
彼を働かせるべく思案をめぐらせている母親でさえ例外ではなかった。
「あやつはどうしたらいいのか」という質問を、知識者にあったときには必ず発しるのだが、通りいっぺんなことしかきけなかった。
―間に合うのか、手遅れか。
というただそれだけのことを母親は聞きたかったのだが、
まさか露骨にそれをきくわけにもゆかず、まずまず乏しい材料から憶測するしかなかった。
134:人間七七四年
09/01/08 22:45:04 kjkJgcSO
―ようやくスレが活性化した。と筆者はおもっただろう。
(やはりこのスレは、過疎るのか。人がふえてもすぐ去ってしまう)
事実、住人は筆者のみである。他はさしずめ観光客のやうなものか。
135:人間七七四年
09/01/09 05:28:34 gkR6aVxf
司馬遼太郎と池波正太郎の文体は、似ている―>>134は、そう感じざるを得ない。
違うところを挙げるとするならば、司馬は自分を愛し、そして歴史を愛した。そういう作家であった。
池波は、自分自身のことは余り好きではなかったかも知れぬ。が、人間という生きものを愛すことにかけては、
司馬を遥か凌駕していたと言えるのではないか。
(馬鹿げたことを)
>>134が読んだ池波作品は「真田太平記」だけなのである。浅学のものにありがちな決め付けと言えよう。
しかし、そのように愚かな>>134の書き込みでも、スレは伸びる。賢者沈黙よりは、価値のある愚かしさかもしれぬ。
136:人間七七四年
09/01/09 05:37:31 gkR6aVxf
>>135は、>>134のことを指して文を書いている。が、これは誤りである。
正しい安価は「>>134」ではなく、「>>135」だった。
つまり、本来であれば自虐的な雑文に過ぎなかったのだ。
>>135は、すぐに誤りに気づいた。しかし、一度発表してしまったものを、無かったことになどできぬ。
(自分としては、詫びのつもりである・・・)
焦りながら訂正文を入れながら、>>135は(叩かれるのではないか)と、恐れていた。
自分の書いたものも、こう客観的に見てみればなんとも中途半端である。
問題提起ではなく、誹謗中傷ではなく、もちろん心を打つ名文ではない。路傍の雑草のように、
価値がないように思える。
だからと言って、削除は、
(できない・・・)
のであった。削除要請の失敗から炎上に至るケースを、>>135はよく知っていた。詫びを入れてしばらく
スレから姿を消していればよい、あとは時間が解決してくれる―そう判断した。
しかしここに重大な誤算があった。
>>135はただのニートでしかなく、炎上する要素はどこにもないのである。過剰な恐れが、あらたな失策を
招いてしまう。状況は、最悪の態をなしつつあった。
137:人間七七四年
09/01/13 16:54:02 aqzw9Xgg
「なんという」
良スレだろうか。と、>>137は言った。スレを開いた瞬間に
(このスレは間違いなく伸びる)
と思った。
138:人間七七四年
09/01/15 02:57:19 jRPflhfh
(なぜこのスレは過疎なのであろうか)
138は悩まざるを得ない。過疎とは言うまでもなくスレが伸びないことである。
(ageる以外に道は無い)
138は決断した。ageとは言うまでもなくスレを一覧の上に上げることであるが
スレ活性化の為に行うageとはスレに盛り上がる理由があるという条件のもとで行われるのが通例である
だが、このスレはまごうことなきクソスレであり、例えageたとしても、このスレがじき陥ちることは明白である
139:人間七七四年
09/01/15 20:52:44 UZA1hsHw
>>138のレスは、のちのこのスレの活性化に役立つことになるのだが、
しかしいまのところは、ただ過疎を嘆いただけのところである。
話は、かわる。
(情けないものだ)とおもった。筆者の姉が、である。
「はながみって面白いの」姉が、妙なことを言った。つい先程のことである。
が、戦国板には、関わりのないことであろう。以上、戯れ言であった。
140:人間七七四年
09/01/16 02:31:53 C4Eq4UgG
はながみとは、鼻紙の意であろうか。
(まさか、な)
141:人間七七四年
09/01/17 03:15:39 IhaBmccM
みな、鼻紙をさしだした。
142:人間七七四年
09/01/17 09:06:36 2NE4DhF/
(このスレが、)
伸びぬのは、スレというより、
住人に問題があるのではないかー
>>142は思った。
(いや、しかし)
それよりも司馬遼太郎亡きあと、
これといった歴史小説家が出ていないこと、
それ自体に問題があるのではないかー
寂れたスレで誰に語ることなく一人思う、
>>142はそういう男だった。
143:人間七七四年
09/01/17 17:38:34 u2I0JaEI
「(歴史小説家どうこう以前に日本人が本を読まなくなった。ただ、それだけのことよ。)」
と>>143は口には出さぬがそう思った。
>>143自身は子供の頃から親の影響で多少は本の虫であったが、
三十路の今現在、気軽に小説を共に語る知人など一人もいない。
クイズ番組で難読漢字問題・日本史問題が出る度に、「物知り」扱いされるだけの存在である。
「司馬小説なんぞ知ったところでセンター試験に出るわけでもあるまい。」
学生の姿を眺めつつ、こううそぶいた………受験時期に小説を読みふけり、結局第3志望まで妥協した在りし日の我が身を思い浮かべながら
144:人間七七四年
09/01/23 00:58:13 F/Cu0QOR
ここで再び、書き込みが途絶えた。
(やはり、な)
このスレも限界に近づいていることは>>144の目にも明らかである。
(もはや、策などなにもない)
だが、このスレが100レスを越えたことがそもそも奇跡といえるものだ、と>>144は思い始めた
145:人間七七四年
09/01/23 22:29:12 OFW+p3rt
らちも無いことをいうものだ。
>>145はしばしの黙考ののちひとりごちた。
かほどに乱れた掲示板のなかでこのスレほどゆるりと生きながらえる場所も稀であろうに。
そう、考えられるほどの気長さを>>145は得ていた。
―しかし、
もしこの僻地にはつらつとした活気をもたらしうる者をあげるとすれば、
それは>>123のような男の奮起を待つよりほかにないのではないか、
そうも思える。
いまだにそう思えるほどに、彼の者の言には人のこころにひっかかるものがあった。
たとえるならば着古した衣服についた墨のようなものであったろうか。
146:123
09/01/24 08:47:15 bVVFQFPE
英雄を待ち望む雰囲気は、確かにある。
しかし、目下その有力な候補といえるであろう>>123ですら、未だ
(職業安定所に行くことすら、恐ろしい・・・)
という程度の意気地なしという位置に、とどまっていた。
このスレが大きく伸びるには、まだ少し燃料が足りないようであった。
147:人間七七四年
09/01/25 12:36:17 1wCcNsEn
「なぜだ」
>>147は叫んだ。
「なぜ、スレが伸びぬ」
その時、そばにいた一人の者が言った
「糞スレとは、そのようなものなのでございます」
148:人間七七四年
09/01/25 16:12:48 EUkwhc/9
「いやさ、案外のびるものだな、スレとは」
>>148は3週間ばかりレスをしていない、がおもったよりスレがのびていることに驚いた。
149:人間七七四年
09/01/25 20:00:11 vplj3xqo
(初めに読むなら、司馬がよい)
と、>>149はおもう。(しかし、みないずれ司馬を旅立っていく)
生涯を通じて司馬を読み続けるものは、すくない。
このスレはたゆたう。
150:人間七七四年
09/01/25 20:51:03 zfxI6WIS
しかし、だ。
数年ぶりに「坂の上の雲」を読み返してみると、それはそれで、
(意外にも、面白く読める・・・)
のであった。
>>150は、このような現象の理由を考えた。そして、己なりの結論を見出した。
―自分自身の成長とともに、違った読み方ができるようになるのだ。
凡庸な答えである。
が、真実というものは往々にしてそういうものではないだろうか、と>>150は思う。
気づいてしまえば、驚くに当たらぬ、過激でも奇抜でもないものなのだ。
そして、このなんとも人畜無害な回答は、次のような推測を生む。
「このスレは確かに伸びはしない。しかしまた、落ちもしないに違いない」
>>150のこの予想は贔屓が過ぎるだろうか。
151:人間七七四年
09/01/27 21:17:10 OA+eHSGm
「決して贔屓では、ない」
そう>>151は思った。
「しかし」
一人思い直す。
「なんとつまらぬお考えであろうか」
と。ふと己自身を顧みると、やはり己も一個の>>150にしか思えぬ。
「生まれる時代が、悪かったのだ」
>>151は、そう思うしかなかった。
152:人間七七四年
09/01/29 07:37:08 fFT8y9F4
>>146
(8年間ヒキコモリ経験のある某としては気持ちは分かる。)>>152は思った。
1・2年目はいつかは脱出出来ると思い、周囲(親・親類)も若者の悩みで多めに見てくれる。
3年目あたりで急に焦りだすが、周囲の変化に戸惑い、劣等感に襲われ自己否定になり自暴自棄。
自分なぞ居なくても社会は回ってると改めて実感し無気力となる。
5年目以降は、ほぼ寝たきり状態で食事も2・3日に一度。排泄時にトイレに行くだけで、立ち眩みで足下がふらつく。
10分くらい散歩に出るだけで日焼けし、玄関のチャイムが何よりも怖ろしく居留守を使う。
某の場合はこんな感じであった。
学生の頃ずっと「手のかからないよい子」を演じてきた自分には失敗を恐れ過ぎるところがあり、
即戦力だの優等生だの完璧を演じようとして、社会に出るのが怖かったのである(恥をかくくらいならいっそのこと…)。
脱出できたのは妹の結婚が主因である。本家の長男としての体面・義理の弟への見栄である。
といっても今現在、正社員ではない。友人もいない。周囲からも煙たがられている。
一度レールを外れた人間だという諦めに似た生きることへのけだるさも感じる。
が、恐怖よりもけだるさの方がマシである。これでイイとも思い始めた。
>>146氏はまだこのスレにカキコ出来る気力もあられる。
他の住人の方々には無関係なことながら恥を忍んで体験をカキコさせて頂いた。
ネットでは思いは伝わらぬやもしれぬが、「戦雲の夢」の主人公のように一歩踏み出せるよう応援している。
「生きるとは・・・・・・生きるとは・・・・」
>>152はそう念仏のように唱えながら、足取り重く下らぬ世俗へ戻っていった。
153:人間七七四年
09/01/29 21:22:23 huuknepO
この>>152、長い絶望的な蟄居から抜け出した男、後の真田幸村である
154:人間七七四年
09/01/29 21:31:54 CAh47RUO
「引きこもりであれ、労働中であれスレがのびることほどうれしいものはない。
やれ過疎だなんだといいながら、ここ数日は毎日のようにれすがついてるではないか」
と>>1は爆笑した。
155:人間七七四年
09/02/02 13:02:40 sfeHCA+6
久しぶりのレスである。
>>1は狂喜した
156:人間七七四年
09/02/03 04:59:27 dfQJfp46
「嬉しい」主は呟いた。
が、主は孤独に弱いようだ と述べたのはたれであったろうか。
記憶が定かではないから、ここでは述べない。
157:人間七七四年
09/02/03 08:05:53 E9F4Am1D
「おかしい」
>>157は、そう呟いた。
「なぜ、勢いがなくなった」
噂では>>1は「れすがついた、ついた」と狂喜されておられると聞く。
「相も変わらず、呑気な御方よ」と苦々しげに吐き捨てた。
-「必要なるは、燃料であろう」
>>158が、唐突に切り出した。
「燃料」「左様、燃料でござる」
>>157はいぶかしんだ。(この時勢、どこにそのような燃料があろう。-)
「ここに。-拙者、これには些か自信がござる」
>>158が、朗らかな顔で何かを取り出した。
158:人間七七四年
09/02/03 10:28:11 aZzZat22
余談ながら…
159:人間七七四年
09/02/04 10:37:06 XScQNxnG
(ばかにしやがる。)
160:人間七七四年
09/02/04 13:26:02 ri9eeDkX
司馬遼太郎著「コロニーを行く」(八)
スレリンク(x3板)
司馬遼太郎をあれこれ語る 23巻目
スレリンク(books板)
161:人間七七四年
09/02/05 20:07:02 WnpF5CHF
余談の余談ながら
162:人間七七四年
09/02/06 17:05:57 nYpzFcnc
(はて、バレンタインをどうするか)
というのが、二月を迎えての筆者の思案のひとつであった。
反対しなければならない。
これは藻男として反対するしかなかった。
一般論では、女子は、好きな男にチョコをあげる、ということになっている。
(ただしイケメンに限る)
風習である。
菓子会社が売上をあげるためだけのもので、昭和以来の習いである。その習いに従って、このスレの住人
たちも、わずかな希望を胸に秘めている。
当然、貰いたいにきまっている。
しかしイケメン限定である以上諦めざるをえない、ゆえに異議を唱えるのだ。
163:人間七七四年
09/02/06 18:37:01 xHgz8qry
>>162は、そう反対しながらも、やはりバレンタインを待望している。
むりもない。
バレンタインに女子から手渡されるチョコレイトには、普段硬派を気取るような
男子さえも、一瞬のうちに歓喜と興奮へといざなう魔力がそなわっているからだ。
事実、筆者が昨年のバレンタインに、20年あまりの人生経験で初めて渡されたチョコレイトには、
(人生をこの女にささげてしまってもかまわない)
と、心のそこから思わせてしまうだけの凄烈な魔力が潜在していた。
その後、筆者はみずからのいだいた軽率な感情にはげしい後悔の念をいだくことになるのだが、
スペース上、この稿では触れない。
164:人間七七四年
09/02/06 18:49:58 +e5U3t0K
(なんということだ)
よく考えるまでもなく、俺は生まれて一度もチョコを貰ったことがない。>>164は嘆いた
いっそ死のう、とも考えたが、無論>>164にはそのような度胸も性根も無かった
165:人間七七四年
09/02/06 22:35:32 HuxCIZNu
幸いと言うべきか、今年のかの日は土曜日である。
さらにいうなら、来年のその日は日曜日なのであった。
(つまりは)
と、>>165は考える。
(何もせぬものは、大過なくすぐるであろう。)
何をか得んと欲し、何らかの行動を起こし、それが実を結べば
その者は週末の昼夜を果報を味わって過ごすことも可能であるのだった。
166:人間七七四年
09/02/06 22:56:43 nYpzFcnc
「>>163殿、その後悔の念をはなしてくれ」
と、筆者はせがんだ。
167:隆慶一郎
09/02/07 17:00:37 6ZBrWvD3
すべて女が悪い。
168:人間七七四年
09/02/07 21:52:42 hXJEuvbZ
筆者も、女には弱かった。
学生時代にグループの恋愛担当を自称していたが、
幾度のコンパでは女たちの戦略的わなにしばしばかかり、
ほとんど恋愛経験がないのではないかというような脆弱ぶりであった。
そうした経験を積むうちに、いつしか、
(女は、狡猾な狐だ)
と、考えるまでになっていた。
無論、いまだ童貞である。
169:人間七七四年
09/02/07 22:12:33 fINUUsd2
>>167は、所詮漢しか愛せないおとこであった。
(しかし)
と、秀忠はおもうである。
(>>167の愛するような男に、果たして天下が務まるか)
いくさびとなるものは、ただ殺して死ぬばかりである。
>>167が愛さない矮小な男と、女によってこの世は繋がれて居るのだ。
170:人間七七四年
09/02/08 01:46:54 YbqhwEX9
>>166
書きたい、という気持ちだけは、依然としてある。
だが、このような多くのひとびとの目にうつる場所で、
(恥をさらすことなど、できるはずがない)
という、他人からしてみれば取るにたらないような個人的感情から、
筆者はキーボードの上に指を走らすことができずにいる。
171:人間七七四年
09/02/08 01:47:02 MWx6mHXm
(まずい、このままでは)
スレの会話についていけない--。>>170は、戦いた。
最後に女と言葉を交わしたのは、いつだっただろうかと思いめぐらすが、思い出せない。
>>170は、常に孤独であった。
172:人間七七四年
09/02/08 01:53:52 Djkfm3hL
>>170
「話せっ」
と筆者は口の中で叫んだらしい。
173:人間七七四年
09/02/08 02:34:41 YbqhwEX9
「>>171よ、すまぬ」
ついぞ最近まで、深刻な過疎に悩まされていたこのスレにおいて、
筆者の書き込みと>>171の書き込みの時刻が、ここまで密集する事態などたれが考えついたであろうか。
いや、考えつかなかったにちがいない。
事実、>>171はこうして恥をさらしてしまっているのだ。
いま筆者にできることといえば、冒頭のことばを繰り返しとなえることのみであった。
174:人間七七四年
09/02/08 15:36:44 u9xQEQ01
しかし、ここで>>174はある種の安堵を得た。
「このスレには自分以外にあと一人しか居ないのではないか」
おそらくこのスレの住人のいくらかが密かに抱いているであろう懸念が払拭されたからであった
175:人間七七四年
09/02/12 03:03:55 PcPc8OU5
このスレは、相変わらず過疎であった。
176:人間七七四年
09/02/12 03:18:17 esQBACRD
バレンタインはすぐそこである。
177:人間七七四年
09/02/14 04:36:13 AF7NxSHn
スレの住人はバレンタインの恐ろしさに一目散に退散したようであった。
178:人間七七四年
09/02/17 00:16:32 TbZsxiPf
マヂで笑えるのである。たれがこのスレを何の為に立てたか、筆者は知らない。
179:人間七七四年
09/02/17 23:03:37 oDz+9P18
ところが翌日、>>178は>>179によって烹殺されてしまった
180:人間七七四年
09/02/18 11:13:54 toTSqqdx
>>179
無抵抗に、である。 「なにをしやがる」と言う間は、あったか、なかったか、筆者は忘れた。
殺され方にせよ、筆者は予想外だった。
ただ、たれに殺されても良かった。
181:人間七七四年
09/02/18 16:42:31 b1muS+iT
(やっと死ねる。もう下らぬ俗世であくせくもがき苦しむ必要もない。)
死ぬ間際、>>178はこう思ったに違いない。
彼の最期の言葉は『厭離穢土欣求じょう・・・ど・・・』。
彼もまた厭世主義者であった。
182:人間七七四年
09/02/18 17:56:51 HK6GM03M
(まことか)と、筆者は疑った。一住人にしては恐るべき最後であり、
また住人なればこそ、最後があまりにも無様でありすぎた。
狂気に、ちかい。
183:人間七七四年
09/02/18 18:18:25 DcUEzYgR
(糞スレだ・・・)
>>183の中でどす黒い靄のような感情が湧き上がってきた
だが>>183はそれを湧き上がらせたままどうすることもできない
このスレが司馬を中心に語られる以上、それを遵守し粛々とレスを進めていく者達に対し
異議を唱えることはすなわち「スレ違い」に他ならないのだ
>>183は唇を噛み締め、拳を固く握ったままこの屈辱に耐えている
184:人間七七四年
09/02/18 18:33:49 UvS4jMUS
(耐えることだ)、と筆者は考えた。自分に言い聞かせたと言ってよい。
>>183の不満はなるほどもっともである。
しかし、だからといってどうとすることもできない。ただ指をくわえて見ているほかない。
耐え続ければ、やがては世の空気も変わり、このスレも良スレとなるにちがいない。
信仰にも似たその思いは、しかし、むくわれるのかどうか。
(まるで狡猾な駿河衆に使われる三河馬鹿のようだ)
筆者は自身を、まだ今川家で人質生活を送っていた家康を当主に抱く三河衆に例えることで、自分へのなぐさみとしていた。
185:人間七七四年
09/02/19 01:58:13 +pl9vL2X
>>183はかつて
─このスレは司馬を中心に語られる
と、ぼやいていた
だが筆者は、このスレで真に語られているのは司馬遼太郎ではない
強いて言うなら、『司馬遼太郎風に会話するスレ』についてか語られているのだと思う
186:人間七七四年
09/02/19 10:30:20 ti9bDF8Q
そうしていると筆者の上司がやって来た。頬に肉がどっぷりとついたその顔付きは、ややもすると第六天魔王すら連想させる。
「明日までに終わらせる書類は何れほどまで終わったか」
筆者が怯えがかった声で、あと少しと答えると春の陽気を宿したような笑みで
ああそうか、と答えて自分の席に戻っていった。
(春の陽気は笑顔だけ)
筆者はそう思った。
187:人間七七四年
09/02/19 23:50:56 Ia0KTp8T
入社してから十年がたった。 筆者の上司はかつての後輩であった。
一般常識として、建前上、後輩は筆者にに敬語をつかうが、
裏では仲間と陰口をたたくようになり、筆者は孤独になった。
同僚たちはいよいよ冷たくなり、筆者には誘いもせずに、飲み会ゴルフにいってるようすであったが、平成38年夏、
ついに人事部の使いがきた。
解雇通知である。
188:人間七七四年
09/02/21 18:41:39 tweq9iRS
(身につまされる話だ・・・)
モニターの前で>>188は息をすることさえ忘れ>>187の文を見入っている
189:人間七七四年
09/02/21 23:20:31 L5FmUjY6
(>>187は七年後と言わず、すぐにでも職に就くべきではないのか。)
そうおもいつつも、筆者は非正規雇用の我が身を振り返り暗澹とした。
190:人間七七四年
09/02/22 22:44:09 unXYhU01
振り返れば筆者は学生時代までは宜しき道を歩んできたと思う。中学での筆者の成績は校内3名の中に入り、高校は県内随一の進学校に進んだ。中高のクラブは野球部で、まさに世で言うエリートであったのだ。
いや、―しっかりと回顧してみようと思う。たしかに中学での成績は優秀だったはずだ。しかし、筆者にとってなによりも優秀だったのは、生まれ故郷への憎悪だった。
藺草川の中に生えてる南京藻は、泥にまみれたその道端の草は、市制公園の松の樹林は筆者に筆者の出地への憎悪を生んだ。ともすればそれは筆者の両親に対してでもあった。
筆者は学生時代を優秀に過ごすために、優秀なまでに部屋に籠りきり―そしてうちなる部屋に籠ってひたすら勉強に精をだしていた。これは両親の取り計らいだった。
仲間内という詞は大学に入ってから初めて知った。たれによってかは忘れたが、たしかに生まれ故郷には仲間内はなかった。
そしてその仲間内は筆者にとって、筆者より劣るものへの隔離を意味した。また筆者と同じ条件のものへの競争を意味した。それはおよそ今の大衆の模範ではなかった。
191:人間七七四年
09/02/25 13:49:02 U/PYuj0O
筆者はそれゆえ、筆者の大学時代は常に競争だった。サアクルに入らず、ただひたすら勉強。別段、辛いこともなかった。故に、辛さを賜る機会を落とした。
192:人間七七四年
09/02/25 20:32:33 xB3WKgFm
「勉強は一人で出来るが、仕事には相手がいる。」
>>192が社会に出て、まず躓いたのがこれだった。かつ未だにコミュニケーションというモノに躓いている。
>>190-191同様、勉強が出来るのではなく、勉強しか出来ないのである。
不景気ながら資格でなんとか企業に就職出来たものの、社内では常に孤立しているのである。
このまま独りで老いゆくのもまた風流かな・・・・と嘯くも、涙が滲むのを堪えられずにいる。
193:人間七七四年
09/02/25 23:27:12 U/PYuj0O
憎しみと、悔しさを泪に流していた。
親を憎んだ。自然を憎んだ。中学、高校を憎んだ。大学生時代を憎んだ。
と、同時に己を憎んだ。
が、憎しみを糧に変える変換技術はなかった。やはり、勉強しかできなかった己を、憎んだだけなのだ。故に解雇通知には憎まなかった。笑顔の上司も憎まなかった。社から出てすぐ目の前にそびえ立つ、赤い夕日も憎まなかった。
「老いゆくなら、枯れた松の木下で一生を終えたいな」
筆者の心の声だった。かは、解らない。筆者は文学部の日本文学科だった。もしかしたらその時読んだ、太宰治の「人間失格」に共通する無情が貼り付けられてボロボロと、壁から剥がれ落ちたのかもしれない。
もしくは、松尾芭蕉の「奥の細道」にある、「無常」が光ったのかもしれない。どちらかと言えば前者か、いや、あくまでも解らないんだから、解らないにしとこう。
194:人間七七四年
09/02/26 21:24:26 hgOD7xk/
たれにも筆者の気持ちは解らない。
たれが筆者にこの苦境を同情するのか。筆者の近くには、たれもいないのだから仕方ないが、居たとしても叶わぬ願いだろう。
17年間仕官した会社で稼いだ金は、散りゆく甲斐の、内藤昌豊を思い出させた。
195:人間七七四年
09/02/27 13:22:25 g+eJ5U2H
話が長くなった、以上、余談である
196:人間七七四年
09/02/27 21:59:27 FXoe6XgX
おそらく、この自分語りをくり広げるかれは、
「過疎気味のスレッドを、自分の書き込みで盛り上げたい」
という純粋な思いから、このスレに書き込んだのであろう。
しかしながらかれは、この自身の苦労話が、
反対にスレ住民の書き込みを躊躇させている事実に気付いていなかった。
197:人間七七四年
09/02/27 22:57:35 jS5X5r6I
過疎気味になったのも、また原因があった。
198:人間七七四年
09/02/28 19:21:21 Ga5TMUT4
(何を云やがる)
199:人間七七四年
09/02/28 23:49:39 WST6GnTY
と>>197の発言に呆れると同時に、>>198はこのスレの住人たち激しい憎悪を感じた。
スレを過疎するにまかせてきた愚か者共を一人残らず斬り殺さねばという思いが、この男を支配していた。
200:人間七七四年
09/03/01 02:54:20 81MXXqf0
余談が過ぎた。
201:人間七七四年
09/03/01 02:59:06 wWNNFjZI
「ぬしはそれしかいえぬのか」
202:人間七七四年
09/03/04 05:59:44 EFS9w2fH
たれかこのスレを賑わせられる者はおらぬか
203:人間七七四年
09/03/09 00:58:15 tbkjJ7rk
そう思って彼はキーボード一対を引き寄せ、
204:人間七七四年
09/03/09 04:37:26 k04od9O/
はげしくageた。
205:人間七七四年
09/03/11 22:18:20 Gm8LuONH
或いはageてどうにかなると思い込んでいるところが、彼独特の
可愛気だったのかも知れない
206:人間七七四年
09/03/12 00:41:22 sZ873J6n
計算上、1000まであと三年かかる。
207:人間七七四年
09/03/13 02:47:18 VL5/1ZDP
「三年という区分を、三ヶ月に短縮したい」
と思案したが、よい案がうかばない。
208:人間七七四年
09/03/16 23:10:41 dyEqEP/H
上age上
209:人間七七四年
09/03/17 15:28:09 elPrVqJa
「>>208はどんなやつだ」
「すさまじい顔の男でござります。」
210:人間七七四年
09/03/18 13:35:07 wntG2gag
このスレはおそらく戦国板最強であったろうと思われる。
歴史上ほかに類を見ない特殊なスレであった。
211:人間七七四年
09/03/19 22:06:44 25qcKghX
「すわ」という言い方を思いついたが、あまり活用されて
いないことに今更ながら気がついた。
212:人間七七四年
09/03/20 21:33:00 2LYGbpTS
「すわ、敵襲ぞ」
213:人間七七四年
09/03/22 01:09:42 FJAzQBE8
LKkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjJ
214:人間七七四年
09/03/27 14:53:11 SiXKe7/e
「かわったスレじゃ、内容、名前から見れば由緒ありげなスレじゃが、どういうおつもりであろう」」
ひまな住人が話しかけてくる。
筆者はそれがねらいだ。釣り糸一つ垂れておれば、妙なもので人は警戒を解き、
なんとはなくスレのうわさをする。
「この板では、どのコテが阿呆じゃ」
と、筆者も、さりげなく訊ける。
武田厨、上杉厨、織田のアンチ、さまざまな住人ども二、三十ほどには、筆者は聞いたであろう。
仙台藩百姓、宇喜多直家信者、山形義光と三人をいうものが最もおおい。
215:人間七七四年
09/04/06 03:42:51 fequEjIJ
筆者はとんでもないスレに迷い込んでしまったらしい
216:人間七七四年
09/04/07 17:20:02 flGPZ5Cc
「これは>>215殿」
筆者は両眼を据え、215の視線をまっすぐに受けつつ、
「スレのただいまのご様子ではすぐにはすぐには活性化というわけにはいきませぬ。
あとで再起のおりを見はからい、おとりなし申しあげまするゆえ、流れのはやいスレへ下られよ」
と、声のみだれもなくいった。
217:人間七七四年
09/04/08 00:22:44 pjjCjlVs
「かきこむときはageなされ」
218:人間七七四年
09/04/16 02:52:20 ED3jXPJC
ageなどいまさら意味を持つであろうか?
219:人間七七四年
09/04/16 04:26:29 d4+4PL0c
「ばかな」
220:人間七七四年
09/04/16 13:12:42 d4+4PL0c
あれこれと思案をめぐらせたが、数時間、むなしく過ぎた。
やがて>>219はたまりかね、力なくageた。
221:人間七七四年
09/04/16 15:57:36 57GmTmEH
「たれか、おらぬのか」
222:人間七七四年
09/04/17 01:18:23 e8hvKb6q
過疎であった
223:人間七七四年
09/04/17 09:56:44 fH7gn1/b
さて大河である。いまさら大河だからと騒ぐのは可笑しいと
思われる方も多いとは承知しております。されど、やはり
大河は歴史好きにとっては無視できないのではないだろうか?
筆者もそのお陰で今日があるようなもの・・・
されど、その大河が瀕死の状態ともれ聞こえてくる。
「天地人」・・・なるほど、確かに筆者も史実は無視してる
結局は小説だ、史実だけじゃ読者の心を躍らせることは難しい。
そんな筆者も「天地人」には驚きを隠せない。
上杉景勝も泣いておるであろう。かの御仁はいつから
あのように家臣の言いなりになっておったのか。
やはり上杉を書くべきだった。
224:人間七七四年
09/04/17 12:21:27 Q2bA6rEe
「ほほう」
「いやしかし、司馬風ではござらぬな」
225:人間七七四年
09/04/17 17:49:23 Bi6otmHZ
(大河など、もう見ておらぬわ)
226:人間七七四年
09/04/17 18:04:52 oSm42gyU
近年まれにみるクソ大河である―
227:人間七七四年
09/04/17 18:32:18 iorM996f
ちょうど一年前。今頃夜のローカル線の最寄の無人駅にオレと20代後半のOLの
きれいな女性が降り立った。女性は待合室に入るとそこにとどまった。どうも
オレが去るのをまっているみたいだ。オレも勘がいいからピーンときた。オレ
は駅すぐの家の塀に隠れ、立ち去ったように見せた。すると女性はホーム側に
まわった。トイレはすでに消灯して真っ暗だし汚かったから怖かったのだろう。
おれはすぐに反対側からまわると、女性はスカートとコートをまくりあげ、下着
は膝まで下げこちらに尻をむけ中腰で放尿中。オシッコは勢いよく「しゅーー」
と真下の降り積もった新雪に降り注いでいた。
オレが見てからすこしすると放尿は終わり、女性はティッシュで秘部と太ももを
ふくとショーツとパンストをあげ、スカートとコートをととのえるといそいそと
立ち去った。すぐにオレは現場にいくとくるぶし近くまでつもった新雪はオシッコ
のうすい黄色にそまりながら溶けて、楕円形上に穴が開き地面がみえ、鼻をちかづけ
るとかすかにオシッコのにおいがした。もちろんティッシュをゲットし楽しんだよ。
228:人間七七四年
09/04/18 11:23:56 yUGNH278
筆者曰(い)う。この時代、変態というものは多く存在する。
異常な性癖をもつ者たちのことであり、その体はさまざまであるといえるだろう。
筆者もその部類にはいる人間であるが、
>>227はスレチであろう。あぼーんをすすめたい。
229:人間七七四年
09/04/18 17:10:28 lke8+P+N
(安堵した)
と筆者はおもった。
このように荒らしさえスレに入れば住人たちが司馬風に煽ってスレは活性化するだろう。
230:人間七七四年
09/04/18 17:38:53 Ug78nTRv
「すわっ」
231:人間七七四年
09/04/18 21:54:02 vG9b7smR
2ちゃんねるについて語るべきなにものもない。
今日、21世紀の日本人は、あの広漠たる凍土の荒野に何を観て群れて高吟するのか。
筆者の知るべに答える人はいない。
日本が日本になるために胎動した戦国という100年の叙事詩を板にしつらえ、
幾十というスレを刻んでいる。
DQNというから怒弓のことかと思えば、森長可細川忠興のことらしい。
古文書に衆道を見つけてお祭りをするという。
筆者はかって、『二十一世紀に生きる君たちへ』の中で、このものたちが、
『たのもしい人格をもち、自分に厳しく、相手にはやさしい自己をもつ人』に
あれかしと願ったが、悪い冗談だったのかもしれない。
新潮社の担当氏がこの筆者の苦渋を、三文字のローマ字で“orz”と書くとおしえてくれた。
ここは笑うしかないのである。
232:人間七七四年
09/04/20 12:53:19 9eG1qUwg
長文乙、と思ったのみである。
233:人間七七四年
09/04/21 16:47:54 Grg0AKg4
(だが、よくできている)
と、>>232も内心はそう思っていた。
234:人間七七四年
09/04/25 04:49:10 /PlaO1y8
さて、
235:人間七七四年
09/04/27 00:48:48 cRYEPvq5
余談が過ぎたようだ。
そろそろ本題に入りたいと思う。
ここに>>1という男がいる。
まずこの男を語る上で、知っているおかねばならない事がある。
しばしお付き合い願いたい。
236:人間七七四年
09/04/27 01:00:36 eTcSJDuS
(なんと)
237:人間七七四年
09/04/27 16:45:16 jQj59oDM
(>>235殿は、自分に対抗しようとしている)
ということを、このレスから1は感じ、単なる一住人の蔭口として聞き流せなかった。
238:人間七七四年
09/04/28 21:55:03 qAp28h9q
ここは、何のスレか。
239:人間七七四年
09/04/28 22:53:51 YbrXAYzf
「ここに集う人々は古人のようだ」と初カキコの>>239は思った。
むろん賞賛の意味がこもっている。
240:人間七七四年
09/04/28 23:31:28 hZeH44fv
(これは珍奇なスレッドもあったものだ)
筆者は諸々の書き込みをひととおり読み終えた今、そう思わずにはいられない。
しかし決してこれは彼らに侮蔑の感をもったということではない。
何の利も生まぬ行為に手練を尽くす、彼らに対する思いはあるいは、親しみに近い感情であるやもしれぬ。
戦場という特殊な状況でも、いや、殺伐とした戦場だからこそ彼らは風流を交えようととしたのかもしれない。
話を戻そう。
ほう、と忠元は呟いた。「水俣の衆もさるものよ」
先刻、忠元は「秋風に 水俣落つる木ノ葉哉」とと詠んだ歌をしたためた書を水俣の虎口に射掛けた。
ほどなく、虎口より書を結んだ夜が放たれてきた。中身をあらためると「寄せては沈む 月の浦波」と詠まれていたのだ。
城将の犬童頼安からだった。
241:人間七七四年
09/04/28 23:41:47 hZeH44fv
夜が放たれてきた、とはこれいかに。
242:人間七七四年
09/04/29 00:22:54 Ughcza+I
「死ねやぁっ、死ねやぁっ」
と、喚き、叫びつつ戦国板へクソスレを立てていく>>1の声、姿は、
鬼神が憑り移ったかのごとくであった。
本スレ住人は、死兵と化した。
243:人間七七四年
09/04/29 19:25:35 xRNGD+7D
思うに、あるいは>>227は改変を期待していたのかもしれない。
244:人間七七四年
09/04/29 22:14:41 YyYyN68g
おまえたちは得体が知れない
245:人間七七四年
09/04/30 23:31:46 Rg4g8QvY
「改変?」
「左様、改変でござる」
思いもかけない言葉だった。が、筆者にはこのスレの停滞を破る展望が開けた気がした。
(なるほど、この策存外に使えるやもしれぬぞ)
しかし、その淡い希望も>>243の次の言葉で打ち消された。
「されど、コピペ改変には難点がありましてなぁ」
「その難点とは?」
「元来コピペ改変とは、熟練の職人が居てはじめて成り立つものにござる。職人が頻繁に訪れるわけではないスレでは、いたずらに適当なコピペでスレが埋まって終わるおそれがありまする」
「それでは―」
「従って、かような過疎スレではまず上手くいきますまい」
そう言い終わると>>243は、毛ほども悪びれもせず、筆者の落胆振りが可笑しかったのかヘラヘラと笑いだした。
(人を何だと思ってやがる)
筆者はこのような得体の知れぬ住人ばかりのスレを、必死に伸ばそうとする自分が馬鹿らしく思えてきた。
246:人間七七四年
09/05/01 08:31:11 i9sOxADy
活路は、見えない。
247:人間七七四年
09/05/01 09:36:31 6GM6dZPw
いや、しかし。改変、活路は必要だろうかこのトピに。
変わらぬということこそ活路なのではと筆者は考える。
なんでも変わればいいものでもあるまい。
左様、変え急ぎすぎた信長はあのように倒れてしまった。
皮肉なことに筆者お気に入りの光秀に。
じぃっとして居れば良いのである。じぃっと、ただひたすらに
おのれの出番を待つのである。家康のように。
さすれば棚からぼた餅も落ちようものぞ、そうではないか賢兄諸氏。
248:人間七七四年
09/05/01 19:08:43 wgMlE2hW
我慢して待った。ただひたすら業績回復を望み耐えた。だがそれが間違いだった。
数年前の離職者募集時に決断し応募すべきであったのかもしれない。
家康公と違い、女性とまるで無縁の独身で家庭を巻き込まずに済んだのがせめてもの救いであろうか。
非情な紙切れ一枚を手にしたまま、同じ立場に置かれた若者に元・先輩としてなんと声をかけるべきか分からず
ふぬけたように呆然と立ちつくした。
と、彼の方がつぶやくように言った「人生決まった・・・」
その顔には自嘲とも自虐ともとれる不敵な笑みがこぼれていた。
その痛ましくも恐ろしさを感ずる姿を見て、(犯罪者にだけはならないでくれ)と願うより他なかった。
249:人間七七四年
09/05/01 22:58:50 i2J3Zbft
>>248はスレでどんよりと自虐的にふるまうがために、スレでの評判は同情的で、特に初期からいる古参どもは、
「あのように気の毒な男はおがんだことはない」
と評判した。>>248といえば2chでも平均のおとこであり、
これほどの気性の荒い2chの住人の標準な男といえばどれほどつまらない男かと想像されたが、
スレでのふるまいは涙をさそうほどに気の毒なものであった。
250:人間七七四年
09/05/03 09:59:10 qq5UG22l
(腹が減った)
GW真っ只中の朝、遅い時間に目が覚めた筆者は、そう思った。
(昨日はさんざん食べたのに…)
体はゲンキンなものだ。
変なところで消化の早い胃袋を妬んだ。
251:人間七七四年
09/05/03 16:29:06 c9tgzTv9
このスレ的には無関係なことながら「信長の野望」なるゲームの新作が出るらしい。
筆者はゲームに否定的な家庭育ちで、大河ドラマの影響で日本史に興味を持った人間であるが、
10年近く前の学生時分の頃は少なからずこのシリーズのお世話になっていた。
この板におられる博識な方々にとってはゲームなどと一笑に付されるだろうが、
ネットという情報網の無かった当時の私は、聞き慣れない武将の名前をメモして図書館で調べたのも嬉し恥ずかし良い思い出である。
今の私も多少は歴史上の人物以外の制度・文化・風俗等に目が向くようになり、おそらくゲームではもう満足出来まい。と頭では分かってはいるが、
つい先ほど歴史ゲーム板に足を踏み入れ、無気になってカキコミしてしまった次第である。
いい年をして私もまだまだ子供だなぁと自嘲しつつ、この文章を締めくくりたい。
252:人間七七四年
09/05/04 03:46:30 Fo3Z5F9u
「たいそうなことでありますな」
と、>>1はそれを耳にしたとき、皮肉ともつかぬいい方で>>251にいった。
>>251は首をすくめ、急に声をひそめた
「信長の野望の最高傑作はどれであろう」
他人事でもささやくような、そんな調子であったが、顔だけは無邪気そうに笑っている。
253:人間七七四年
09/05/05 21:53:27 wgyDi5Ew
(――あげ)
254:人間七七四年
09/05/07 23:59:19 7JSbvlLN
g
255:人間七七四年
09/05/08 16:28:51 SfriEimv
「わたくしも、ageてみとうなりました。」
256:人間七七四年
09/05/11 20:06:37 B4PFeCjI
>>252が話題を振ったにもかかわらず住人のたれも、気にしなかったのである。
257:人間七七四年
09/05/11 22:01:53 +YQDnQHK
あいにく筆者はテレビゲームには疎かった
258:人間七七四年
09/05/14 03:03:07 b+aX1KB/
(ばかな)
259:人間七七四年
09/05/15 03:14:43 4hngFp/s
(―ひでぶ)
260:人間七七四年
09/05/15 16:07:23 eo/RkM6Y
(はーとうぉーみんぐであった)
261:人間七七四年
09/05/15 19:26:27 a/RKmOoj
「こいつらも、どうかしている」
と、1は晩年、彼等のレスをおもいだして述懐している。
262:人間七七四年
09/05/17 01:33:24 I1Y4XCZD
司馬風に会話する。それが、これほどまでに難しいことだと、思っていなかった。
263:人間七七四年
09/05/17 01:37:49 lpAZAcZd
一週間分のアイ!マイ!まいんをまとめて見た。
この年齢の少女の成長の早さにはまったく驚かされるばかりである。
264:人間七七四年
09/05/17 04:00:53 X4conmdu
>>263は紛れもなくロリコンであったが、たれも彼を罵倒しようとはしなかった。
それは、男にとってのロリコンという性的嗜好が、着実に社会で市民権を得てきている事実を意味していた。
265:人間七七四年
09/05/17 05:32:03 R1QgxRM9
(ねぇよ)
266:人間七七四年
09/05/17 16:07:08 Rv3Er1fX
「いやさ、あるのだよ、それがね」
267:人間七七四年
09/05/17 22:56:28 /RUU4ptY
「こなたは」
>>267は自分のことをそういった。
(―ageましょうず)
たとえ、どんな過疎がこのスレを襲おうとも、骨身を砕きage奉りますでありましょう。
信念は、固い。
268:人間七七四年
09/05/17 23:50:38 4hjWLDlx
すわっ
269:人間七七四年
09/05/18 00:00:29 z/XlekmU
敵襲ぞ
270:人間七七四年
09/05/18 00:05:22 Iiz/AupX
>>1は政治家になりすぎた、と>>269はおもっている。
(諸般の過疎などどうでもよい。過疎なりといえども、節義をたてとおすのが男であるべきだ)
>>1は姉妹スレ>>1の記録では、「私も一般書籍板にスレをたてたかった。それならばこのご時勢に、どれほどの働きができるか」ともらしたという。
あきらかに>>1の思想はぐらついている。一介のスレ主であるべき、またそれだけの器量の>>1がいまや分不相応の名誉や地位を得過ぎ、さらには自治と繁栄にあこがれをもつようになった。
>>1の。いわば滑稽な動揺はそこにあった。
271:人間七七四年
09/05/18 00:10:26 Iiz/AupX
>>271は、自分が腹立たしくなった。おれがわるいのさ。>>269のような過疎スレあがりの厨と過疎板の反動厨の自分とが、ーー長文。などというのは滑稽劇ではないか。長文なんさ、と>>271はおもった。
272:人間七七四年
09/05/18 00:18:45 Yq3Rc8rE
「で、あるか」
>>272はそう、無表情に、答えた。
273:人間七七四年
09/05/18 14:31:03 z/XlekmU
>>1は>>270のレスをよみ、
「では一般書籍板にたててやろうか」
と憤った。
274:人間七七四年
09/05/18 18:18:25 n4BTAbQ7
(いまさら、遅い)
スレ住人全員の叫びであった。
建てるならこのスレを使い切ってから建てるのが常道であろう。
もっとも、このスレが何年後に1000へ到達するかは、筆者にもわからない。
275:人間七七四年
09/05/18 22:31:33 WEjVH2rL
一年で三百のレス。
つまり、
(三年と四ヶ月ばかりで・・・)
このスレが埋まることが想定された。
すでに、スレが立って十一ヶ月。残りは二年と五ヶ月ほどであろうか。
276:人間七七四年
09/05/19 00:30:07 ajlUhvK7
スレはどうなるのか。
「>>1さん、男はこういうときに落ちつくものだ。煽りに動かされてうろうろするもんじゃねぇ」
>>276はどなるようにいったが、>>1はきりきり舞い、といった毎日だった。
277:人間七七四年
09/05/19 17:15:11 H3JlS+7j
(なにをいう)
>>277は、>>275の無知、世間知らずなレスを見、貌にこそ出さなかったが、
こころの中で暗く嗤った。
(スレが埋まりきると思っていやがる)
この、過疎糞スレが、1000に到達する。
そのような夢のようなことを、たれが真面目に考えているだろうか。
もし、>>275が真剣に1000到達を頭の中に思い描いているとすれば、
それは、もはや、狂である。
(しかし、あるいは・・・)
>>277は、司馬風の書き込みに疲労を覚え、筆を置いて半角文字列板へと
おかずを探しに立ち去った。
278:人間七七四年
09/05/20 01:38:57 CGUW9nnq
スレは、伸びない。
>>1の書き込みは、当スレの書き込みの30%以上を占めているだろうと
筆者は推察するが、これはおそらく正しい。
その>>1の奮闘にもかかわらず、「過疎スレ」という事実は今も続いている。
それが>>1の無能のゆえであるとすれば、これほど悲惨な>>1もないであろう。
(しかし、あるいは・・・)
筆者は、>>1の苦労に感動を覚え、筆を置いて半角二次元板へと
おかずを探しに立ち去った。
279:人間七七四年
09/05/20 01:57:07 iTd0MR78
キモオタとセックスしたもんね
280:人間七七四年
09/05/20 21:11:55 s6cc0tb5
「あの日のスレがなつかしゅうございます。もう一度あなたさまにおあいしとう存じておりました。」
>>1はそれから、らちのながい物語をした。
やがて、陽が西へ傾いた。
1は目の前のPCを通してスレを見ながら
「このまま、このスレに留まって1000を目指してくださるわけには参りませぬか」
「わしも、そう思った、が、いずれ住人たちは消え、わしはDAT落ちの憂き目にあう。ここを最後に出て行ったほうが、そなたの身のためじゃ」
「あなたさまとともに沈むのならばわたしはいといませぬ」
「そのことは諦めよ」
スレが自らを閉じようとするとき、ふと1が、
「あなたさまはまことに、この司馬遼太郎風に会話するスレでございますか」
「ちがう」
と弱弱しくいい、
「そのようなことは、どちらでもいいではないか」
>>1をもう一度抱きすくめ、
「わしは戦国板の数あるスレのひとつよ。そなたは」
「戦国板の数あるスレのうちのひとつの>>1でございまする」
「それだけでよい」
「それだけでは厭や」
「ひとの一生というものは欲をいうてはキリがない。
そなたは三戦板にて費やした何百のレスよりも、このスレでの思い出のほうが重いというた。わしもそう思うぞ」
281:人間七七四年
09/05/21 19:34:12 DElmSKti
>>280を一瞥した筆者は涙をながした。
が、
自演なのはいうまでもない。
282:人間七七四年
09/05/22 14:00:55 JpEGNXDe
余談ではあるが、
283:人間七七四年
09/05/22 22:14:56 XP/JhZHh
余談だが、筆者は
「司馬遼風に会話をするスレ」の初代の時から
投稿をしていた。
最初はみな、ネタも豊富にあり、スレも1000を超えたこともある。
プロレス板にまで派生スレが立つなど、まさに隆盛を極めていた。
が、後半には皆、ネタ切れし、
あろうことか、スレの大半が「余談」で埋まるという現象が起きた。
いつ開いても「以下余談」「↑は余談」などの不毛なレスが続き、
やがて誰にも保守されることもなく、司馬スレは静かに終わりを告げた。
その後も幾度か司馬スレは立てられたが、
そのたびに糞スレの称号を受け、dat落ちしていった。
わたしは去年、このスレを開いたことがある。
そのとき、「このスレもすぐに消えるであろうなぁ」と悲観していたのだが、
今日、久々に戦国板に来訪し、このスレに偶然出会い、
年甲斐にもなく、感動を覚えた。
(なんと、あのとき開いたスレがまだ生きておったか)
が、ここまでざっと見たところ、
またもこのスレはdat落ちしそうである。
(せめて、ひとつなりとも司馬レスを残していくのが、旧スレ住人の礼儀であるわ)
と、筆者は思ったので、レスを残していく。
以上、余談がすぎた。
284:人間七七四年
09/05/23 00:03:15 wH8TCJOd
そち、それはあかん、あかんぞ。
285:人間七七四年
09/05/23 20:40:00 SmkKO2i5
>>279
さて、荒らしである。
荒らしとは古来は嵐とも呼ばれた民族で、
その民族的性格というのはスレッドを悉く汚していくことである。
286:人間七七四年
09/05/24 14:56:00 +rQNGCvv
やはり・・・
とひそかに住民は噂した。
>>285こそがそのキモヲタであると言うのだ。
287:人間七七四年
09/05/24 23:53:19 aa4tqi+J
「言いたいことは、それだけか」
「あっ」
と>>286が声を発する前に、既に司馬スレは筆者によって晒しageられていた。
288:人間七七四年
09/05/25 14:26:58 xJEu9s12
翌々日の深夜、>>287は死んだ。
289:人間七七四年
09/05/25 14:38:21 zvLAr0fw
>>288
(安易に「死んだ」で終わりにするのが)
>>289は一人嘆いた。
(かの仁の流儀か。まるで子供だ)
290:人間七七四年
09/05/25 16:47:16 xJEu9s12
>>288のボケに>>289の突っ込みを両翼とすればスレは鬼に金棒であろう。
がそのことは>>289には理解できず、
(所詮は、こうか)という偏見のみでこの事態をみた。
レスは適当でもスレで数多くのレスをのこし、保守とageをするものが重用されるスレである、ということであった。
291:人間七七四年
09/05/26 07:14:31 BbaaWhyH
或る日。そう何気ない日常の中での出来事であった。
ふと筆者は贔屓にしている宮城谷氏のスレを漫然と眺めていた。
そこで朴訥とした住民の一人がこのスレの存在を独白していたのであった。
「なんと」
筆者は叫びだしたくなる衝動を堪え、おもむろに目を落としていた。
「たおやかな人々であるな」
「>>291殿もそう思われますか」
背後を見ると満面の笑みを湛えた住人の一人がたたずんでいた。
292:人間七七四年
09/05/26 20:02:47 iYEVWUeS
「あげまする、あげまするぞ」
293:人間七七四年
09/05/27 23:11:10 2dt5lhHP
「いや、sageたほうがよろしかろう」
この、策謀家の>>293は、そう考える。
いずれ来るその日に備えて、sageろ、というのである。
294:人間七七四年
09/05/28 01:53:55 ebDJA1hG
荒らしの降る、美しい、夕だったらしい
295:人間七七四年
09/05/28 09:43:04 ZUdFN/GV
いやはや・・・筆者は苦笑を禁じえない。
なんとスレの存続問題がスレの話題とは・・
戦国というカテゴリーの中に身を置き、一体何人この筆で
殺してきたのだろう。
眠れない日が続く。分かっている原因は、分かりすぎている。
夜な夜なきてくれるのだ、道三 光秀 信長 そして無数の
血まみれの兵が・・・
これも作家を生業にしてる筆者の職業病かとも諦めている。
せめて夢の中で信長たちと酒を酌み交わしたい物である。
今宵筆者の枕元には誰が来てくれるのであろうか。
296:人間七七四年
09/05/29 22:59:39 +R7sObJm
たれか、おらぬか
297:家出猫
09/05/29 23:05:00 zhOaj44C
司馬の実家の周辺はひったくり世界一
298:人間七七四年
09/05/30 00:38:31 PaNxKpgw
シバンババンバンバン リョタロロンロン♪
299:人間七七四年
09/05/30 10:33:22 krDpwAUE
>>298の陣の乱れを見て取った>>299は、僅かの手勢を率いて
風の駆けるが如く突進した。
油断していた>>298の兵は馬蹄に蹂躙され、次の瞬間、
>>298の首は地に転がっていた。
300:人間七七四年
09/05/30 17:17:34 Wtou8iFT
「300よ」
>>300はためらいもなく叫んだ。
301:人間七七四年
09/05/30 19:55:28 QfXilwgU
脳裏の雨は降り止まないが
302:人間七七四年
09/05/31 03:18:56 ond2UN5/
「へっ」
303:人間七七四年
09/06/03 18:44:36 HB2Ufr/N
>>301
(台湾紀行)
304:人間七七四年
09/06/03 21:17:50 C7IPPdm0
【ドラマ】「女王の教室2」4年ぶりのシリーズ続編発表 主演は和田アキコ
スレリンク(news7板)
>
>日本テレビは2日、2005年に放映され多くの議論を呼んだ人気ドラマ「女王の
>教室」の続編、「女王の教室2(仮)」の製作を正式に発表した。
>(中略)
>「女王の教室」は05年7月~9月にかけて日本テレビ系列で放映されたテレ
>ビドラマで、クラスを女王のように支配する女教師・阿久津真矢(天海祐希)と
>そのクラスの生徒達の戦いを描いた作品である。
>(中略)
>初代「女王の教室」で主演した天海祐希さんに代わり、女教師・阿久津真
>矢を和田アキコさんが演じる。
305:人間七七四年
09/06/03 21:19:10 C7IPPdm0
ここで皮を剥いで映画化
306:人間七七四年
09/06/03 22:52:41 C7IPPdm0
それは極めて凄惨な誤爆であった。
307:人間七七四年
09/06/09 01:26:12 9tcrw6yc
(はてさて、カキコしてよいものやら)
いつからかこのスレを見つけ、読むだけで満足していた。
「峠」のみを、この数年何十回となく読んだだけの者である。
(語るべき何かを蔵してなければ、カキコすべきではないのではないか)
しかし、
「スレを進めるだけでもいままで読ませてもらった義理が返せるではないか」
そう思う自分も、いる。
308:人間七七四年
09/06/09 01:56:17 yDFWYAw9
>>304-306
このような酷い誤爆は未だかつてみたことがない、と
>>1は後に口述している。
309:人間七七四年
09/06/09 04:59:10 sQOZh/Am
>>309のおかしさは、それでも>>304のリンク先を
―つい、
クリックしてしまうのである。
310:人間七七四年
09/06/13 12:17:00 LHCDI0Ja
まもなく、スレ誕生から一年の歳月が経とうとしている。
だが、このスレは、こんにちなお変わらぬ過疎を続けている。
ひさしぶりに戦国時代板をのぞいてみても、
ほとんど気づかぬうちに過ぎ切ってしまうほどに、過疎である。
しかし、なんといっても明後日で一年である。
(なぜ、みなスレ誕生日イブイブを祝いにこないのか)
と、筆者は堪えられぬおもいであった。
311:人間七七四年
09/06/13 16:36:15 2EPj5156
「誕生日・・・最後に祝ったのは18歳の時か・・・・・」
作者は呟いた。
(もう10年以上も誕生日は一人きりで過ごしたことになるのか)
盆と正月は実家に戻るが、都会では飲み会・コンパ・バレンタイン・クリスマス等のイベントとは一切無縁な男であった。
思えば遠くへ来たもんだ♪ここまで一人で来たけれどぉ♪
思えば遠くへ来たもんだ♪この先どこまでゆくのやらぁ♪
懐かしい歌謡曲が遠くから聞こえてきた気がした。
312:人間七七四年
09/06/14 00:47:25 9jsGPc59
このスレに呼ばれた気がしたのは、気のせいだろうか
奇しくも一周年の前日に、筆者は数ヶ月ぶりにこのクソスレに戻ってきたのである
余談が、すぎた
313:人間七七四年
09/06/14 01:26:42 3KUD8gBV
筆者は、スレを開き、>>312の書き込みを目にし、ただ言葉を失った。
これが平素の筆者であれば、
(なんとつまらぬ男よ)
と、スレに久々にやってきた>>312の、スレを"クソスレ"と卑下する発言の卑屈さをあざわらい、
さらに「『余談が、すぎた』を文末に足せばよいわけではない」と責めたてたであろう。
だが、本日は記念すべきスレ一周年の前日である。
むしろ筆者は、「書き込んでくれて、ありがたい」という思いを新たにしていた。
以上、余談。
314:人間七七四年
09/06/14 15:43:39 ksgGUeEo
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)
次に書き込む者は参考にしてみては、と
筆者は思うのである
315:人間七七四年
09/06/15 21:58:02 HXvGhL5B
(― 一年)
age奉りまする。
316:人間七七四年
09/06/16 01:09:21 9iAG5KBP
筆者がこの地に再び戻ってきたのは、スレから一年がたった時である。
一年―なんと無駄な歳月を重ね、このスレは坂道を下って行った事であろうか。
驚くべきは、それを懐かしむものが15日当日、ただ一人しかいなかったという事実だ。
それが、このスレを更に無惨なものにしているのである。
(殺すべきである)
このスレを。それも、>>1が自らの手で終わりを迎え、始末しなければならない。
317:人間七七四年
09/06/16 04:41:29 Zxy9JbVE
(夜明けが、早くなった)
>>317は、夏が近付いていることを感じていた。
しかし、
(―このスレの夜明けは、当分こぬだろう)
という思いもあった。
318:人間七七四年
09/06/16 13:54:07 trphn1Ik
(>>1の野郎。--)
>>318は、おもわず肚の底でうなった。
(殺せるものなら、やってみやがれ)
いくらスレが過疎だといっても、スレを覗くことを、楽しみにしているひとは多い。
>>318もその内の一人として、>>1の無神経な発言には堪えられなかったのであろう。
319:人間七七四年
09/06/16 19:02:12 Vv/2LM9w
「いとめでたし、今宵は祭か」
320:人間七七四年
09/06/16 22:15:34 hvQYC4aH
スレにいるのはわずかな住人と、>>1だけであった。ただし、すでに文官じみた仕事をしている>>319がいる。
「祭りをしよう」
と、>>319はさわぎたてた。筆者はこの男のはりきりぶりにあきれた。
祭りをするといっても、スレで住人らしいものは十人もいないではないか―だじゃれである。
その十人ほどの連中もスレの将来を絶望し、かつ319のもとで祭りをすることの心もとなさを思い、ひそかにスレを閉じてしまった。
この状況でなにをどう祭るのであろう。
翌日319は豹変し、スレを閉じましょう、といった。
閉じて行くあてがあるわけでもなくこの男はただ騒がしく言いののしるのみで、どうにもならない。
(やはり、スレには、やくにたたぬお人だ)
321:人間七七四年
09/06/18 00:10:50 x8S36qPL
(話題が、ない)
322:人間七七四年
09/06/18 22:08:28 VResxjNC
(話題ならいくらでもある、ただ話そうとしないだけではないか)
323:人間七七四年
09/06/18 23:23:02 p+n2s5pl
(―確かに)
そう感じた。そう感じた瞬間に、>>323は虹のような爽快感を覚えた。
(―だが)
そう感じた。そのことのみの勢いで、書き込むのも憚られるのであろう。
あくまでも会話、がしたいのである。
324:人間七七四年
09/06/20 11:29:02 JZcHEeIf
(―あくまでも会話)
か。324は口の中で呟いた。
―つい、
(>>325の趣味は何ですかな)
と、継いだ
325:人間七七四年
09/06/20 23:29:09 2pUL0Mnp
「アニヲタでござる―」
と>>325は叫んだらしい。
一同の中にどよめきがわいた。
326:人間七七四年
09/06/21 18:26:45 +DBKpmeX
(―アニヲタ何するものぞ)
327:人間七七四年
09/06/21 18:48:25 365aR2iN
萌えよ剣
328:人間七七四年
09/06/21 20:15:45 WUiGFO04
秋葉原守
329:人間七七四年
09/06/22 22:18:15 Yrb2wwcB
(―城塞が大河ドラマになりはしまいか)
そう思い続けて早幾年。
白いものが増えた>>329の顎鬚も、しごき甲斐のないほど細くなりつつある。
このささやかな妄想も、まるで田螺のごとく踏み潰されるのであろう。
330:人間七七四年
09/06/23 18:53:59 tBKDRhM8
「当分の間は“恋愛”“家庭”をメインとした大河が続くであろうな」
>>330はそう呟いた。
再来年の大河は浅井三姉妹・お江が主役らしい。
(“人間愛”を謳って家庭を美化し、少子化防止を訴えるつもりであろうか。)
恋愛ドラマの月9枠を国が買い取って、ノンフィクションの孤独死特集を毎週放映し不安や危機感を煽る方がよっぽど効果があるだろうに・・・・
それが皮肉屋と呼ばれた>>330の最期の言葉となった。
331:人間七七四年
09/06/24 00:22:49 y2JaWRS1
(また女か)
ということに、筆者の心境は尽きる。
「NHKは一度潰れたほうがいいのかもしれませぬな」
と筆者はことさらもなくいってのけた。
332:人間七七四年
09/06/24 19:59:43 0ztaAW2K
「NHKは一度潰れたほうがいいのかもしれませぬな」
筆者は>>331のレスを読んで驚いた
―司馬遼太郎風に会話をするスレ
この極めて閑散とした過疎スレで己と思考を同じくするものがいようとは
「某も激しく同意にござる」
と、筆者は叫んだ
333:人間七七四年
09/06/24 21:00:39 F1B6VeDe
さて、そこにきてこの暑さである。
334:人間七七四年
09/06/24 21:52:19 CTAqyeaF
(そろそろ)
クーラーをつけようか、などと思ったが
(今からクーラーなんぞつけては、夏を乗り越えられぬ)
とおのれに言い聞かせることもしばしばあった
335:人間七七四年
09/06/24 22:45:51 aB26SFNG
(―既に……)
唖然とし痺れた思考をなんとか整えようと
クーラーの効いた部屋で一人>>335は躍起になった。
「クーラーを」
これが、>>335の精一杯の言葉であった。
「>>334へ馳走せよ」
>>1->>333「へへっー」
336:人間七七四年
09/06/25 00:29:50 Mso6lVaV
余談だが筆者は先週のある日に暖房をつけた。
337:人間七七四年
09/06/25 07:04:51 u0SxGxYQ
奇怪な言分である。
(はて?)
338:人間七七四年
09/06/25 19:53:28 xzS+ibQX
NHKが訴訟されてしまった―
これにはさすがのNHKも動揺の色が隠せなかった。
「ばかな」
「うそだ、そんなものを、私が信じるはずがない」
339:人間七七四年
09/06/26 18:34:57 2ruDn+Nk
「>>251殿ッ!!>>251殿ッ!!」
(なんじゃ騒々しい)
「9月4日。9月4日でござるよ!!我ら4年も苦心し待ち望んだ甲斐がありましたな」
>>251はいきなり>>339を足蹴りし怒鳴った。
「>>339、お主がどれだけ苦心したというのじゃ!!!」
340:人間七七四年
09/06/27 07:56:52 keblm3i5
はて、何事であろう。
341:人間七七四年
09/06/27 10:39:54 mg+YPQe7
お江かぁ・・・
「また女かよ」などと侮る気持ちは毛頭無い。
その辺りの武将よりしたたかに生き、その血をあらゆる家に残し
その際たる物は皇室。
考えてみれば戦国一の成功者かも知れぬ。
ここにきて思うなぜ彼女を主人公に小説を書かなかったのかと。
千代やまつなど陳腐な女に手を染めてしまったかと。
いやはや筆者も後悔先に立たずであろうか。
今日も真夏日、せみ時雨も筆者を笑ってるのであろうか?
342:人間七七四年
09/06/27 10:52:11 CgMbPmbq
>>338
nhkざまあにござる
343:人間七七四年
09/06/27 12:07:51 as6ZwXTz
おまえらウマいなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
344:人間七七四年
09/06/27 13:20:16 +q2ub2wv
(なるほど、ここは居心地よい)
この話題列のものども連れて茶臼山などで物見でもしたくおもう。
345:人間七七四年
09/06/27 17:02:53 13NLQbQ0
その島国が無かったら、
世界は、全く異形なものになっていたかも知れぬと思う。
筆者が、座敷牢空間でしか書けない理由もそこにある。
と呟きながら、酔っぱらった友人は、大僻神社を後にした。
346:人間七七四年
09/06/27 20:45:35 YYg00e6W
─暑い。
街のたれもが汗を拭きつつ、そう語らっていた
347:人間七七四年
09/06/27 20:52:20 einUSgrF
「夏はこんなものです。」
村田蔵六の生まれ変わりと自称する男はそう言ったのみで>>346の発言など気にもしなかった。
348:人間七七四年
09/06/27 21:03:15 CgMbPmbq
(暑は夏い)
349:人間七七四年
09/06/27 21:14:11 einUSgrF
「おほほ」
女は袂で口を覆いながら、>>348を労るように悲しそうに笑った。
(男など下らない。この男も所詮は・・・・道化。
付き合った後は無理難題押し付けて、もし私に手を上げるようなら慰謝料ぶんだくってやる。)
口には出さぬが、そう思ったに違いない。
350:人間七七四年
09/06/27 21:35:03 CgMbPmbq
(ばかな)
350はそう思った。
11分でレスがつくなどたれが予想しただろうか?
(それにしても今日のスレは賑わしい)
そう思い視線を上げると、350自身の書き込みが一番多い
350は休日を無駄にしたのだ
─これ以上ここにいては嵐と同じである。
350はささやかな無念を残つつ その場を去った
351:人間七七四年
09/06/27 22:17:28 yFLysbWT
(>>347ワロタ─)
「笑ったよ」
と、>>351は言った。
352:人間七七四年
09/06/28 08:04:51 goeWXkDp
あやうく、見過ごすところであった。
>>348
--あつは、なつい、か!
軽い、驚きである。
353:人間七七四年
09/06/28 22:21:32 NSCLan+V
どこにもない、豊臣家の人々が、である。
「豊臣家の人々がなけれれば司馬風にレスができないではないか」
と筆者は憤った。
354:人間七七四年
09/06/28 23:23:30 EBFzkK9I
>>352よ、なぜ、スルーできぬのか。
むしろ流してやることこそが、義でなかろうか?
355:人間七七四年
09/06/29 00:50:39 kbDDcPHw
なにをいやがる
356:人間七七四年
09/06/30 13:06:31 99wCbOYX
これは、意外だった。
>>354の言葉が、である。
>>354の発言は、往時の京や堺のような、人気の多いスレでは住人に看過され、時には、称賛されたかもしれぬ。
だが、司馬スレである。
ある人が、一年ぶりに再訪しても、まだその佇まいの変わらぬ事に感歎し、わずか30分の昼休憩を犠牲にし、かつ、携帯から足跡―カキコ、と言った―を残さんとした司馬スレである。
(食い付けるものならば、全てに食い付く)
>>355にも、三河武士や一領具足と言った武装農民たちに似た、メンタリティーがあったように思われる
しかし、もはや、思考の時間が尽きた。
357:人間七七四年
09/06/30 14:54:55 zM0fstg2
歴史家としては偏向内容多い人ですけどね。
358:人間七七四年
09/06/30 15:03:00 HVHBpt2k
ホッホホ
何と言われる>>357よ
歴史家などと誰も思ってはおらぬ。
ただの物書きよ司馬ナントかは。
物書きゆえに面白いのよ。信長と濃姫の新床での会話。
家康秀吉の腹の探りあい。見てきたような書き振りが面白いのよ。
ただそれだけである。
余談がすぎた。
359:人間七七四年
09/06/30 15:48:36 7mKGcnbM
さて、そこに来てこの梅雨、である。
360:人間七七四年
09/06/30 20:14:49 oSUR6V6m
クーラーのお陰だろうか部屋は涼しい。
余談ではあるが、>>353の豊臣家の人々はまくらのしたに隠れていた、とのちにかれはのべている。
361:人間七七四年
09/06/30 22:59:42 W02yTiFU
あげましょうず―
362:人間七七四年
09/07/01 23:42:23 eSxUTC7+
「ここも」
と筆者はためらいもなく叫んだ。
「過疎ってきたな。m9(^Д^)プギャーーー!!」
『m9(^Д^)プギャーーー!!』
何という美しい響きであろうか。
『m9(^Д^)プギャーーー!!』というこのm9(^Д^)9mプギャギャギャとした言葉を
口ずさむだけでもう、 私には詩がはじまっているほど、この語彙が好きである
363:人間七七四年
09/07/02 23:27:34 YQqEVSN7
↑愚劣な輩氏ね、と理不尽なことを、灰皿でも
たたきつけるようにして叫びたい衝動が私にある。
364:人間七七四年
09/07/03 17:35:18 sd7VeiZa
夏が暑いということはすでに述べた
365:人間七七四年
09/07/03 18:22:17 ZyRU2OSs
>>364を一瞥し「栓もござらぬ」といい、口をつぐんだ。
言っても仕方がない、という意味である
366:人間七七四年
09/07/03 20:23:03 bOeGL0pn
「・・・・・・・・夢よ夢 夢てふ夢は夢の夢 浮世は夢の 夢ならぬ夢」
「は?」
「いや・・・年寄りの独り言ですよ・・・・ははは」
367:人間七七四年
09/07/03 23:59:54 x+HR142I
「なんだ、おまえは」
367は、目の前にひきだされた>>366のカキコを見て、逆上してしまった。
368:人間七七四年
09/07/04 15:23:44 nvBkNh7E
ゑ
369:人間七七四年
09/07/04 22:43:00 EW21WEMS
>>366を一瞥し
(あいかわらずきがくるっとる)
と筆者は顔をひきつらせた。
370:人間七七四年
09/07/05 00:35:36 W7AElKXV
「──」
371:人間七七四年
09/07/06 23:46:52 sDXktfI9
─ガッキーが同棲している。
と友人が蒼い顔で筆者にいった。喋りながら、
ときどきつばを呑みこんだ。怖れているのである。
「馬鹿な」
と筆者は叫んでいた。考えてもみよ。あんな清純な
ガッキーが同棲などするはずがない。彼は2chばかり
やるから面妖なものまでみるのであろう。
372:人間七七四年
09/07/08 21:40:54 1KWrM/AC
>>371の友人は現実でもこのようにふるまうがために、社会の評判は悪く
「あのようなキチガイはおがんだことがない」
とうわさしていた。
373:人間七七四年
09/07/08 23:48:56 fs5Ex9Im
(おどろくべきうかつさだ)
と、筆者は>>371の器量を、この一文で知った。
374:人間七七四年
09/07/10 12:18:40 V2J3QGEN
(ガッキーって誰?スマップの稲垣吾郎?)
と思ったのは私一人ではなかった。
この先、幾人の有名人の名前を覚えねばならぬのかと思うと
流行というモノの馬鹿馬鹿しさを感じると同時に、生きる事のけだるさを感じ、思わず苦笑せざるをえなかった。
375:人間七七四年
09/07/10 17:01:23 LwlW/+FJ
当時の感覚でならば、さしずめ濃姫にはなじみの池面侍がおった、
というおどろきであろう。
ガッキーと筆者とのつながりはむろん、ない。
376:人間七七四年
09/07/10 18:16:08 Rf1vC9EG
──Perfumeのあ~ちゃんこそは処女
筆者には”揺るぎない”確信が、ある
377:人間七七四年
09/07/10 18:28:45 LwlW/+FJ
(はて)
乏しい記憶をひきだしつつ、自問自答する。>>376筆者
その女人は、三人組のなかの、たれであろうか。
378:人間七七四年
09/07/11 04:26:05 N1e6gxz+
>>378は首をひねった。
(のっち)
―という名に、聞き覚えはあった。
(もうひとりは、たれか)
379:人間七七四年
09/07/11 13:57:03 qWlKONxF
>>376
「そんなわけがないだろう」
筆者は、首を振った。
380:人間七七四年
09/07/11 20:24:35 W4FxXxhO
──このスレの380ちゃんこそは童貞
筆者には”揺るぎない”確信が、ある
381:人間七七四年
09/07/11 20:53:56 NL9E8gmx
近代合理主義というしかない>>379と、中世キリスト教のマリア信仰から生まれた>>376
それらが同時に存在しうるこの過疎スレ
(まるで)
雑賀の衆ではあるまいか。
382:人間七七四年
09/07/12 08:43:58 QA0hw8Wz
過疎地かもしれませんが、熱心な読者もいます。
癒されます(笑)
383:人間七七四年
09/07/12 10:21:52 cYQfW2uw
芸能人の処女らしいそぶりを鵜呑みにするほど私はのんきではない。
384:人間七七四年
09/07/12 23:59:57 vdo/Yl3G
無論、中出しである。
385:人間七七四年
09/07/13 10:32:37 PTzcalop
あるとき筆者は息をのんだ。
中折れ、である。
(歳か)
386:人間七七四年
09/07/13 23:24:59 4V0dHv66
「近藤さんなにかね」
387:人間七七四年
09/07/14 02:09:14 FaU8zsga
>>386を読んだとき、筆者は小踊りせんばかりに狂喜した
それほど、眠かったのである
388:人間七七四年
09/07/14 07:31:30 BdvJ6Y9d
しかしその時間であれば、眠いのも、むりはない。
筆者は、その舞をしばし観賞した。
(やはり、この暑さか)
近藤さん、とはたれであったろう。
389:人間七七四年
09/07/15 13:56:15 7UVUEc7z
近藤「“ギンギラギンにさりげなく”」
夏の日差しがギンギラギンでも、さりげなく涼やかな振る舞いをするのが一人前の人間である。
彼の言葉にはこういう意味が込められていた。
390:↑途中カキコ
09/07/15 14:02:55 7UVUEc7z
>(歳か)
>「近藤さんなにかね」
この流れで新撰組の話に持って行きたかったのであろうが、
儂の眼の黒い内はそうはさせん。>>389は場の空気は読めても、絶対に流れにはのらない性格であった。
391:人間七七四年
09/07/15 17:02:37 oaIwBDFV
永倉新八の刀は折れ、沖田総司の刀は帽子折れ、藤堂平助は刃切出さゝらの如く、枠周平は槍を斬り折られ、
>>385は、虎徹ゆえにや、
――中折れ致候。
392:人間七七四年
09/07/15 20:10:56 ndIhMnyt
この流れ、禿あがる程ワロウタ
393:人間七七四年
09/07/16 00:04:06 aCE7vzUa
まさに、カオス、である。
394:人間七七四年
09/07/16 20:11:51 v2BrIbaQ
この時期、ネットでは
カオス
という言葉が好まれ、盛んに使用された。
カオスとは言うまでも無く混沌という意味を持つ単語であり、
、 、 、、 、 、、 、
英語ではケイオス、もしくはケイアスと発音する。
筆者が学生時代のころに受けた英語の試験で、この単語の発音を問うものがあり
、、、
筆者はカオスと読むものだと思っていたためにここで失点してしまった苦い記憶があるがこれは余談。
395:人間七七四年
09/07/16 20:27:19 oBqOyv9R
余談w
396:人間七七四年
09/07/16 23:01:53 aCE7vzUa
「それはむごい」
「まったく」
「どうしてそのような間違いを犯したのじゃ」
「それについて>>394さまは、鬼のような形相でこう申されました。
学内順位を決めるのに、卑怯千万にもケアレスミスを誘うとは、
あの教師のやりそうなことじゃ。>>394を見そこのうたか。――」
「そう申したか」
「わしに、ドラ某なる猫型機械の、コンピューターペンシルを預けてみよ。
必ずや、満点を連発し、学内に号令できようものを――とも申されました。」
「なるほど」
(狂うておるわ)
と近藤は思わず嘆息せざるをえなかった。
397:人間七七四年
09/07/16 23:56:45 KgFYItR6
「やはり、あげたほうがいいのではないか」
この参謀長官という立場を名ばかりの価値へ下げた無能な>>397という男は
このスレを何の計画もないままあげてしまったのである。
そんな男の指揮下に敷かれているこのスレの、前途は多難であった。
398:人間七七四年
09/07/17 03:05:13 Z8420UGu
さんざん
─過疎だ。
─クソスレだ。
と罵られたこのスレが、まもなく400レスを迎えようとしていることについては
>>397による功績が大きいであろう
399:人間七七四年
09/07/17 06:43:10 LRJbOfez
のちの世において、>>397のとった、おもいきった作戦は評価されるのであるが、
ここでは触れないでおく。
ここで当然、つぎのような疑問がわく。
400:人間七七四年
09/07/17 06:48:18 LRJbOfez
つぅか、近藤、とはいかなる人物か。
(ジャニーズの役員にまで上り詰めた、あの元祖チャラ男のことか)
401:人間七七四年
09/07/17 14:46:37 SxbLYPgM
切角近藤を識っていた人に会ったのに、子孫のいるかいないかもわからず、
墓所を問うたつきをも得ぬのを遺憾に思って、わたくしは暇乞をしようとした。
その時飯田さんが、「ちょいとお待下さい、念のために妻にきいて見ますから」といった。
細君が席に呼び入れられた。そしてもし近藤某の跡がどうなっているか知らぬかと問われて答えた。
「近藤さんの娘さんが本所松井町の杵屋勝久さんでございます。」
『経籍訪古志』の著者近藤某の子が現存しているということを、わたくしはこの時始めて知った。
しかし杵屋といえば長唄のお師匠さんであろう。それを本所に訪ねて、
「お父うさんはジャニーズの役員に御成りでしたか」とか、
「お父うさんは元祖チャラ男でおいででしたか」とかいうのは、
余りに唐突ではあるまいかと、わたくしは懸念した。
402:人間七七四年
09/07/17 14:59:32 Wq8XuMBP
>>397
「天兵が舞い降りたか」
403:人間七七四年
09/07/17 16:53:15 YjI61AHz
>>400
「間もなく廊下を渡っておられます。平伏なされますように」
近藤らしき男の影が御簾の中に入った。
側近が>>400を紹介すると、近藤はうなずき言葉を発した。
「まろが、従四位下藤原近藤である。」
(…チ…チカフジであったか)>>400は自分の不明を恥じ言葉を失った。
404:人間七七四年
09/07/17 20:12:01 2QxpfCuv
ここが機会(しお)か…
405:人間七七四年
09/07/17 22:58:35 ygK33Wm3
か…漢だ…
406:人間七七四年
09/07/18 01:18:01 ByOeT4PT
一時を、過ぎた
407:人間七七四年
09/07/18 07:07:14 T2y9TvVB
このスレの筆者がいったい何人いるか。
点呼、という案もうかんだがすぐに消した。
朝からばかなことを。しかし、奇妙な友情、ともいうべきあたたかさが、筆者を包んでいた。
408:人間七七四年
09/07/18 12:29:29 hr6vLqjq
>>405
(おとこ)ではないのか。それを敢えて(かん)と読むとは。
>>408は、己の推量の小ささを恥じた。
所詮おれは、ばかな漢(おとこ)よ。
409:人間七七四年
09/07/18 22:20:31 Kle1ewNr
>>407
以下の数字は、信じられるだろうか。
スレ住人の数は、つかのまに五十六万になっていたのである。
410:人間七七四年
09/07/18 22:31:16 T2y9TvVB
その五十六万が、東西両軍にわかれ、天下取りの戦にもつれこむのである。
411:人間七七四年
09/07/18 23:10:25 Lvy7Tl9C
「東軍には酒池があり、西軍には肉林がある。さて、どちらに付くべきか」
412:人間七七四年
09/07/19 06:18:12 jm0Oc9So
「見事な流れじゃ。かほどの勢いを、わしもみた事がない」
>>1は、スレを更新した。われながらおどろいたことに、先日までレス増0であったスレが、一変している。
>>388がこのスレの中で魔術を用いたのではないかと疑わしくなるほど、そのスレはみちがえってみえた。
勢いといい、流れといい、良スレのようであった。
「そういうものよ」
と、>>388は、>>1の驚きを見透かしたかのように笑った。
「司馬スレは、もと、過疎るものだが、まことのことをいうと、突拍子もないことをいうとをいうと、わしのした通り流行リだす。
突拍子もないレス、が勢いをつくる。
いまその勢いが生まれた。
そちのたてた過疎スレはみごとに良スレにうまれかわっている」
>>388の新撰組ヲタは、いった。
「このスレを良スレ、と呼ぼう」
413:人間七七四年
09/07/19 07:02:36 9zAy+obA
(なんと、いやなやつだ)
413はおもったが、いまはこの男を頼るしかなかった。
414:人間七七四年
09/07/19 14:45:14 vkbhpwM0
「ときに、>>1殿は東西のいずれの軍配をとられる」
ものを知らぬ都の者どもが噂しあっていた。
415:人間七七四年
09/07/19 19:19:00 0dRfYYk7
「当然、勝つべくして勝つ方に加勢いたす所存」
>>1は満面の笑みでそう答えた。
416:人間七七四年
09/07/19 23:00:11 UNOvjjE9
面倒ゆえいっそ、五十六万を地理的に分けるべし。
という、妙案奇策をひねりだすものまで現れた。
それでは、義、はどうなる。
(そもそも、尾張はいずれに入るのか)
417:人間七七四年
09/07/20 13:40:00 lyxiDfdF
「さて、夏休みである、諸君の中にも暇な学生はいるのであろう、大いに書き込むがよい」
418:人間七七四年
09/07/20 17:16:01 JzuN+Dq5
418は>>416の霊が憑依ったように吠えた。
「たれが、お前のような者の」
と言い、なに仕切ってやがんだ、お前こそもっとカキコせよ、
いのちが惜しくばいまのうちに>>1王の前に出てゆけ、と叫んだ。
419:人間七七四年
09/07/20 20:03:28 Bcfw1A5A
(これが。――)
>>419は内心唸らざるをえなかった。
(近頃都で流行っているというツンデレというものか。――)
あだし男の気を惹くために、わざと内心とは裏腹のことをいうのをツンデレといい、
もともとは遊郭の女郎などがリピーターを増やすためにもちいたテクニークというが、
近頃は男が使うこともあるらしい。
(かような手にひっかかるこの俺様かよ)
とは思うものの、こうまでいわれると、なにか一言なかるべからず、という気がしてならない。
そう思うこと自体が相手の術策にかかっているのだということに、>>419は迂闊にも気付かなかった。