08/06/15 00:09:19 Hr8Cj1lD
菜の花の沖でいい加減あいそが尽きた
3:人間七七四年
08/06/15 04:45:57 UGQhDXIC
上は余談。
4:人間七七四年
08/06/15 19:37:20 tUahW5DA
余談が過ぎた
5:人間七七四年
08/06/15 20:27:02 ZB6dKKMx
姉妹スレ
司馬遼太郎をあれこれ語る 21巻目
スレリンク(books板)
6:人間七七四年
08/06/16 23:21:19 gxkS/JpZ
どの男も余談ばかりをしていた。 二行のレスさえせぬ者もあり、この板では周辺に司馬スレがあると余談が聞こえるといううわさが立った。
>>1は流石に閉口して、
「>>6どの、なんとかならぬか」
「どうにも、ならぬなあ」
>>6も苦笑している
7:人間七七四年
08/06/17 16:35:33 Mpc4qtUc
どうして筆者の読点の打ち方が特異なのか、と思っていたが、このスレを見て、合点がいった。
どうやら、子供の頃から慣れ親しんでいた、司馬遼太郎の影響なのだと。
8:人間七七四年
08/06/17 16:43:12 htQFnRGs
ここまで書いてきてふと、気がついたことがある。
この、司馬遼太郎という稀有の作家の文体とは、実は新聞記事のそれではないか。
9:人間七七四年
08/06/18 23:51:08 jB99H2cC
「よきスレなり」
>>9は狂喜した。 叩くようにタイプをすると、>>9は静かにスレをageた。
10:人間七七四年
08/06/19 01:24:01 t5YLIAUw
由緒正しきこのスレによりによって>>9のごとき書き込みを許すなど、もはや悲壮を通り越して滑稽であろう。
神殿の壁に糞を塗るようなものである
11:人間七七四年
08/06/19 23:02:34 oHrunk0I
いかにも戦国板住人がしそうな非難にさほど気にもしなかった。 しかし>>10が住人であることにはまちがいがない。
戦国板住人は人の揚げ足をとるのがうまいものだ。 だから
(逆らうまい)と覚悟を決め、
「いらい良スレと申しまするは、三戦であれ、戦国であれ、いちずにageがともないまするものにて」と、
いかにも司馬スレ風な、要領を得ぬ答えをぐにゃぐにゃと口の中で言い、その場をごまかした。
12:人間七七四年
08/06/20 20:22:02 2v3TV4y+
>>10は、このスレを見つけ上機嫌だった。
(戦国板も捨てたものではない)
と、おもわざるをえない。
戦国板は礼において粗雑な板だという印象を世間にあたえているが、存外なことに、このスレばかりは古い家柄の板よりも礼儀に手篤くさえあった。
13:人間七七四年
08/06/20 20:41:42 zcqcsKXe
余談であるが、この戦国板の行儀のわるさというのは、趣味カテゴリの
なかでもきわだったものだった。大小さまざまの「厨」とよばれる者たちが
つねにあらそい、ののしりあってひとつにまとまることがない。
(厨の語源、定義については煩瑣であるからここではのべない)
>>10である。この非難がましい男は戦国板住人の標準といっていい。
ほかの住人は彼をみて(なぜこの男はこんなに攻撃的なのだろう)と思う
反面、ある別な感慨にとらわれる。おれもおなじだ、というのである。
であるから不快にはおもっても、追い詰めるようなところまではいかない。
14:人間七七四年
08/06/23 02:58:44 tVDQkX25
人影は、まったくない。
15:人間七七四年
08/06/23 12:23:11 1BGQrYxZ
ここで筆者はふと、思い出したことがある、>>1の事である。
「そもそも>>1が思いつきでこのスレを立てなければ、この後の歴史は大きく違ったものになっていたのではないか」
---と。これは繰り言である。
歴史はさまざまな偶然の積み重ねによって綴られる。>>1もまた、その偶然のひとつに過ぎないのである。
16:人間七七四年
08/06/23 20:59:05 j2hsIcml
(なんと)
>>16は、このスレのにわかな運命にぼうぜんとした。やがてdat落ちとなるはずのこのスレに、
おのれ一人がのこされるというのである。
スレが落ちるというのは住人として喜ばしいことではなく、残されるのは人としても寂しいかぎりのことだった。
それに、人のいないスレはあげるな、と>>10はいうのである。
保守よりも困難なことではないか。
17:人間七七四年
08/06/23 21:24:40 1BGQrYxZ
スレ住人たちが皆、希望を失っている中、一人>>1だけは今だその覇気を保っていた。
「おとこ、とは――」
「おとこ?」と、>>16はうつむいた顔を上げ答えた
「男とはね、>>16君。たとえスレがどれほど過疎であろうとdat落ちの危機であろうと、笑ってそれに耐えるものだよ。」
「だが、それで耐え切れず討ち死にいたせばどうします?」
「それこそ――」
>>1は軽やかに笑った
「男子の本懐ではないか」
18:人間七七四年
08/06/25 15:18:24 aoHYCSAn
「考えてみろ。>>1は司馬史観の門徒ではない。今後も入信する気はない。」
「>>15が、導いてさしあげます」
「ことわる。白髪黒縁眼鏡と聞いただけでおぞ毛がふるうわい。
しかし、現代の歴史小説大衆作家を敵にまわして戦うのは男にとってこれほど愉快なことはない。
入信せずともこのスレだけは保守する。>>1が居るかぎりは司馬史観の大勝利になるであろうわ」
「そうなることを望んでおります」
19:自己レス
08/06/25 15:44:54 aoHYCSAn
「>>18、書き込むならageなされ」
と声を大きくして励ましたが、>>18は苦笑してうなずき
「無理さ」と小声でいった。
もともと三戦板でのスレの消滅が>>18をして落胆させ、司馬史観を捨てたおもいにさせたのであったが、
その心の傾斜が一週間たっても20レスに届かないことによって、いっそう大きくなったらしい。
「・・・男は夢があるうちが花だな」
「左様な・・・」ことはございませぬと、>>1は言おうとしたが>>18はかぶりをふり、
「その時期だけが、男であるらしい。それ以後はただの史実重視派に司馬史観と馬鹿にされる道具さ」と言った。
年少のころから司馬小説を読み過ぎただけに、それだけいったんの頓挫で人並み以上に気落ちしてしまうのであろう。
20:人間七七四年
08/06/25 17:25:26 j7xUGot5
―どうにもならぬ。
と、>>18-19は髪をかきむしってうめいた。スレが伸びぬばかりか、dat落ちの危機を向かえている。できるだけ早く態度を決定せねばならなかった。
「静まれ」
と、>>1は一同を制した。もともと、痩せて皮がはりついたような>>1は、血の気をうしなっているために幽鬼のように見えた。
「かならず、このスレは伸びる」
自分にも言い聞かせ、ともすれば絶望的になる気持を、まだその一点の希望でささえていた。
21:人間七七四年
08/06/25 18:16:47 A9rXzuB8
「クソスレ」
この、日本語らしからぬ強い響きの言葉から、筆者はふと、モンゴル高原を渡る硬質の風を連想する事がある。
世界史を動かし続けてきた、騎馬民族たちを育んだ地であるモンゴルと、>>1の無策の結果を
同じ言葉で連想すると言うのも、我ながら、可笑しく感じるが、「それもこれも同じ人の営みではないか」と、
開き直って考えるようにしている。つまり、>>1の立てたこのスレには、モンゴル高原の歴史に似た世界性を
――かすかにだが、感じる。と言うことなのである。
余談が過ぎた
22:人間七七四年
08/06/28 01:31:57 yaSNcEyO
(手間のかかるスレだな)
>>22は、あきれた。さらにあきれたのは、こういう由緒正しいスレを、板の住人が放置しているということだ。
旧司馬スレを愛してここに居ついた>>22などには理解ができなかった。
23:人間七七四年
08/06/30 20:10:16 LM2/NbJ1
「誰か、司馬遼太郎でおすすめの本を教えてはくださらぬか」
>>23は、普段からの疑問を口にした。
このスレならあるいは、といった希望が、>>23をつき動かしていた。
「ちなみに関ヶ原、播磨灘物語、夏草の賦は読破済みに候」
ただ幕末物はご遠慮願いたい、と言外に響かせた。
24:人間七七四年
08/06/30 20:24:14 PgAWuhT5
妙なものだ。
筆者はふと考え込んでしまった。
「ちなみに関ヶ原、播磨灘物語、夏草の賦は読破済みに候」
これをどう考えたらよいのだろう。
まさかとは思う。まさか「国盗り物語」物語を読まずして
これらの作品を>>23は読んだのであろうか。
25:人間七七四年
08/06/30 21:52:58 VpUQfTYy
「軍師二人っ!」と筆者は、口の中で叫んだらしい。
26:人間七七四年
08/07/01 00:18:54 CJp3QcPr
、、、
(軍師二人……まさか。――)
スレを眺めていた>26は、完全に意表をつかれて閉口した。
関ヶ原は読んだ、と>>23は言う。
次に、>>24が国盗り物語の名を出した。
ならば、その次は、
(戦国三部作の一角である新史太閤記こそ)
とおもっていたのだ。そこに、軍師二人、である。
>>26のような、予定調和を好むものには堪えられない。
「短編集などありえん。戦国三部作を読まずして、何の司馬か」
と、>>26は、暗い虚空にわめいた。
余談だが、司馬は、長編よりも短編の方が纏まりがあるとも言われており、
>>25の意見は尊重されるべきものであろう。
27:人間七七四年
08/07/01 08:02:16 lI0YKzrr
>>24はなげかざるを得なかったに違いない。
>>24はなにか、途方に暮れているという感じで>>26に問うた。
「『梟の城』こそ司馬の出世作ではないのか」
と、このように直接の言い方ではないが、それに似ている。
このあたりのレスの姿は、三戦板のころに『空海の風景』を書いた男らしく
いかにも戯曲的構成を思わせるようである。
「レス尽キ、スレ滅ス、行年ニ七、嗚呼悲シイ哉」
28:人間七七四年
08/07/01 10:56:55 PqnYoI26
またしても・・・まさか である。
「梟の城」確かに出世作ではある。賞も貰った。
余談ながら筆者のことを歴史家などと思っておられる方も
多いと聞く。甚だ遺憾である。
そう言う観点からいうと確かに「梟の城」は
筆者がただの物書きだと証明するにはいいのかもしれない。
面白可笑しくが原点だった。
遠い昔の事である。
29:人間七七四年
08/07/01 21:38:36 rpNq2+rD
(あれは、小説家だ)
小説家であるが、いや小説家であるだけに、いかに史実をもとに書いたとはいえ、
所詮は事実の流れにそってかくことである、 あれは必死の気持ちにはなれなかったのであろう。
それが、殆ど おりじなる の[梟の城]の評価に自然出てしまっている。
(それが小説家だ)
一読み手でさえ、そう思った。が、事実はもっと単純だった。
知識である。
知識が少なかったころの若き日の頃の作品のほうが、小説家として成功しようという、彼の必死さをあらわしていた。
30:人間七七四年
08/07/02 00:10:32 yyP/ru8d
(まさか、これほどスレが伸びているとは)
スレを開いた瞬間、>>23は、心中驚きを隠せなかった。
(このスレの住人に聞いて、やはり正解であった)
と、おもわざるをえない。
国盗り物語。新史太閤記。梟の城。軍師二人。
それらは、どれもみな魅力的な本に思えた。
「どこへ行かれるのです」
近臣の者が、>>23に声をかける。
「俺は、紀伊国屋(書店)へ行かねばならぬ」
>>23は満ち足りた表情で答えた。
31:人間七七四年
08/07/02 01:40:12 9H4fJ14t
「それだけ――?」
>>31は>>23の司馬経験の少なさに思わず苦笑をしかけた
――が、止めた。
「いやまて、これは嗤うものではない」
>>23がこの経験の少なさ、書籍セレクトの不思議さにもかかわらず、―おそらくは猛者の司馬者ばかりの―
このスレに一人乗り込んできたこと、これはただならぬ胆力であろう。それによくよく考えてみれば、
>>23は未だ、些細なことであい争う司馬オタの悪癖に染まっていない、と言うことである。
それこそ、「いっそ幸福ではないか」
>>31は我知らず容を改め、>>23にむかって弾ける様に語り始めていた。
「短編集の傑作、『豊臣家の人々』は、どうか?」
32:人間七七四年
08/07/02 13:17:51 mMLZ+M1t
スレの闇の中に笑いを含んだ声がひくく聞こえた。
「ひいなのきみ」
なんのことだろう。>>23は考えた。
すぐにそれが鄙の君と呼ばれたことに、気付いて、>>23は赤面した。
初心者ということなのだ。
おそらく、そう言うあだ名で、このスレに出入りする自称文学少女たちは>>23を呼んでいるのだろう。
(つらい呼び名だな)
>>23は女性店員に誘われるまま、本屋の司馬遼太郎コーナーを後にした。
「会計を」
>>23は勝手の分からぬままに、レジに四冊の本(国盗り物語・新史太閤記・梟の城・軍師二人)を差し出した。
女性店員はかすかに笑ったように言った。
「『戦雲の夢』はお好きでございますか」
33:人間七七四年
08/07/02 16:47:49 uutytmeY
またしても、またしても、まさかである。
今ここで財布を手にした>>23に「『戦雲の夢』はお好きでございますか」
との問いかけ。
かつて、ここまで焦ったことが>>23の人生にあったであろうか。
予想外だった。いや、これぐらいは覚悟して置くべきだったのかもしれない。
司馬遼太郎の世界に足を踏み入れることを決心したのだから。
「今日は四冊にしておきます。」
これだけ言うのが精一杯だった。
しかし、店を出たときの>>23の顔は晴れ晴れとしていた。
34:人間七七四年
08/07/02 20:17:20 7NywVc9R
そのとき、>>34はふと真顔で、
「その一件、まことでござるな」
と>>33の顔をのぞきこんだ。
35:人間七七四年
08/07/03 04:32:09 9umokUOn
>>23のその顔は本を買ったせいではなかろう。
たとえていえば、この日の>>23と女性店員は客・店員の立場で触れ合ったのではなく、
雲一つない空の下で、それぞれ野の草を分けてやってきた赤裸の男女が、不意に出遭ったような触れあいに似ていた。
>>23が男子高に入学して以来、女の方から司馬の話題に触れるような触れあいをかつて経験したことがなかった。
>>23の心の弾みは、世の人がいう恋に似ていたのかもしれない。
後年、>>23と女性店員はきわめて奇妙な形で再会することになるのだが、ここでは本題ではないのでふれないでおく。
余談が過ぎた。
「スレをのばすことは重き荷物を背負って坂道をのぼるようなものだ」
というおよそ良スレとか>>1乙とかいったような概念とは逆のことばは、晩年の>>1の言葉であると言い、
また偽作であるともいうが、この言葉ほどこのスレの性格と処世のやりかたをよくあらわした言葉はない。
2chとはそもそも“何かのテーマ”について“自由気ままに書く”ところなのであるが、
このスレはその“何か”が明確にされぬまま“司馬遼太郎風に書け”と言っているのである。
「初心者には敷居が高すぎる。前スレが落ち、3年以上立たなかったのも無理は無い。
このような大将のもとでは、槍働きのし甲斐がないわ。」そう言い残し、福田河内守定一はこのスレを出奔した。
36:人間七七四年
08/07/03 11:11:25 QO6YUO/A
去る者は追わずである。
このスレを守るのも一興。去るも一興。
つい>>23のことに心が奪われてしまったようだ。
本題に戻そう。
37:人間七七四年
08/07/04 00:59:49 HKv+YoRz
レスも三十を幾つか超えており、本来過疎スレに漂うはずの焦燥感に相応うなどはもはやない。
しかもスレの伸びが以前よりよほど高くなっているからか、
本来のゆるりとした流れよりもスレには勢いがあるようにみえた。
38:人間七七四年
08/07/04 03:18:34 P8lD+DTW
筆者はふと、スレタイが「会話をするスレ」である事を思い出した。
「会話を成立せしめるには、話題を振らねばならぬ」
この当然の理は、筆者を、強く戸惑わせている。
「何の話題であれば、このスレの住人はついてくると言うのか」
おそらく、戦国武将の話題を振れば「専用スレでやれ」と、断ぜられるであろう。
かといって、戦国とは関係のない話を始めたところで、「空気嫁」「板違い」と
排斥されてしまうことは、日を見るより明らかである。
誰に言うともなく「困りましたなあ」と、つぶやくと、同行の須田剋太氏がスケッチの手を止め、
こう言われた。
「最近読んだ、戦国小説の話などいかがでしょうか?」
司馬に限らず、己の戦国小説の読書感想を司馬風に書いてみてはいかがか?と言うのである。
「それは」
なるほど、それならば出来る。かく言う筆者も、昨今話題の「のぼうの城」を読んだ所である。
「ようやく、戦国小説と言うジャンルに、ポスト司馬の『かたち』が、出来たように思いました。」
たしかに歴史小説にしてはエンタメに徹しすぎており、また、人物造形も定型に過ぎる、と言う批判もあろう。
だが、ミニ司馬遼太郎ばかりを量産し、閉塞感あふれたこのジャンルに、確かに新しい道を――まだ
おぼろげではあっても――指し示した事は、
「大きな賞賛に値するのではないでしょうか。」
「梅雨が」剋太氏はスケッチに再び手を入れながら言われた。「もう明けますナァ」
天を見上げると、先ほどまでの曇り空に、晴れ間が割って入っていた。
「忍城の人々は、これをどれほど待っていた事でしょうか。」
ふと、篭城の兵たちの歓呼の声が、聞こえたように思った。
そして、その晴れ間はまた、攻城の将である三成に、関ヶ原まで続く『戦下手』との、悪評を刻んだのである。
39:人間七七四年
08/07/04 19:46:44 XGKQeEai
ここで「金扇の馬印」について触れねばなるまい。司馬遼太郎氏は「最後の将軍」で
「この家康の金扇があったからこそ、徳川勢は三方ヶ原で勝ち、関ヶ原で勝ち、大坂の陣で勝ったのである」
と書いているが、三方ヶ原は散々たる敗北であり、司馬氏の誤謬は、悲壮さを通り越して滑稽であろう。
たれか読者の中にも、「なにを言やがる」と思った人がいるであろう
40:人間七七四年
08/07/04 22:46:25 HKv+YoRz
>>39が語ったとき、>>40は大きの昂奮し、
「やつのやりそうなことよ。 わしはかねがねそのようなことになると思うていた」
といった。
41:人間七七四年
08/07/05 05:06:14 oFsCwrqA
「恋は路傍の花」
42:人間七七四年
08/07/05 09:40:06 aBFbjdZ5
司馬遼太郎の作品が好きな者はいつも本に囲まれている。
それが自宅であったり、書店であったり、図書館であったりする。
そして皆幸せそうな顔をしている。
43:人間七七四年
08/07/07 11:57:40 Wbqoa4IN
>>42は司馬の本に囲まれて皆幸せそうな顔をしていると言った。
幸せそうな顔の後にすこし首を傾げる姿もあることを忘れてはいけないだろう。
長編より短編という話もあった。
久しぶりに「国盗り物語」の信長編と短編集「軍師二人」を休日一杯つかって
読んでみた。
素直に短編集に軍配を上げる。国盗り物語」の信長は私の戦国もの好きの
原点だったはずなのに・・・心が動かない。
先日読み返した池波の「真田太平記」は一気に12巻読んだ。
これは主人公に対する作者の愛情の問題か?
こうなると私も司馬は短編に一票を投ぜざるをえない。
44:人間七七四年
08/07/07 16:55:01 HjDLjoof
司馬氏の骨頂は人物造形にあり、実のところ長編は得手としておらぬ、と
さしもの>>44も疑わざるをえなかった。
冗長である、日記はチラウラに書け、という京童の皮肉も無下にできぬであろう。
ただ、彼のために一言の弁護をするならば、
あまりに司馬氏の人物像が流布してしまったため、逆に陳腐に思えてしまう節はあったかもしれない。
45:人間七七四年
08/07/08 11:05:22 BHpIbT9Y
「>>43は国盗りを読みすぎたのだ」
と、>>45は考える。何故ならば>>45自身もかつてそうだったからだ。
だが
URLリンク(jp.youtube.com)
を見て考えが変わった。
「かように、男共の野望が直に、心に迫ってくる作品があろうか」
46:人間七七四年
08/07/12 22:57:27 a1OfWfJw
(このスレを盛り上げたい)
ということに、>>46の心境は尽きるかもしれない。
気分は、ある。
しかし具体案がない以上、どうにもならない。
案がない以上、無駄に話題を振っても木偶ノ坊である自分を曝すだけだ、ほかの住人が何とかするだろうという気持であった。
47:人間七七四年
08/07/13 00:25:21 T2jWMzCP
「>>47は、あれだからよくない。 常に一向宗のごとく他力本願である」
48:人間七七四年
08/07/14 22:21:50 8KMLhIaM
話題がつきたころ、ふと>>1が、
「世の中でいちばんばかな者はだれであろう」
と言い、一同はこやつはと思うものをあげてみよ、といった。
みなさまざまな人をいった。 その場に>>48もいた。 なにやら賢しらげに微笑している。
>>1は「笑うているところをみると、なんぞ仔細があるか。言うてみてやれ」とその膝をたたいた。
「>>47だと存知まする」 と>>48は囀るようにいった。
世の中で批判レスにおけるレス番の指定ミスをする者ほど ばかな者はいない。というのである。
49:人間七七四年
08/07/15 00:54:06 smW5sw1E
(・・・・・・>>47が哀れすぎる)
と、涙があふれ、星空がかすんだ。
後年、>>49はあるとき>>46と夜を共にして>>47のことを終夜哀れんで嘆いたため、>>46はたまりかね、
「嘆きは自分も同じだからどうかやめてくれ」と叫んだほどであった。
かといって>>49は、>>47のレス番指定ミスについては明快すぎるほどこれを愚としていた。
50:人間七七四年
08/07/16 18:01:32 cS0GEhMf
この稿を読んでいて、読者が感じたことがある。
レスアンカーが多くて、どうにも読みにくい。
むろん、専ブラは使っている。使ってはいるが、それでも非常に読みにくいのである。
せめて自分のことは、アンカーを使うのではなく、「筆者」に統一してみてはどうだろうか。
ここは「司馬遼太郎風に会話をするスレ」であって、「司馬小説を改変するスレ」ではないのだから。
51:人間七七四年
08/07/16 21:37:06 +HFgltpt
「これ」
と>>50は、いきなり通りすがりのそれがしの手をとって膝の上へ引き倒し、
「金も物もいらぬなら、このスレに奉公して、わしの夜伽をする気にはならぬか」
「いやでざる」
はげしくかぶりを振ったが、>>50は抱きすくめてそれがしの股に手を差し入れ、
>>50はそれがしの身体を愛撫しはじめた。
52:人間七七四年
08/07/19 17:47:05 S0JYVKuS
故・司馬遼太郎さんも訪れた「うだつの町並み」
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
53:人間七七四年
08/07/26 02:38:15 RWizzQ/U
(糞スレであるものか)
筆者のそういう表情を、>>54も敏感にによみとったのだろう。
「だが、糞スレでないだけで良スレではござりませぬ。 これだけの過疎は、戦国板でも、二十とありますまい。
いずれ、このままではDAT落ちは必定でありましょう」
「筆者も、そのようにおもいまする」
といってから、一番すべきことを思い切ってやった。
「age」
54:人間七七四年
08/07/27 17:48:33 zFnOl4WA
>>54は少し間を置いて
「だが、ageる必要はござらぬ」
と付け加えると、何とすでに>>53はageているではないか。
(>>1をも恐れぬ奴)
その破天荒さに、むしろ感心してしまった>>54は、吸い込まれるようにageた。
55:人間七七四年
08/07/27 20:15:18 3ASsl1SX
青い数字が羅列されていますが、足せばいいんですかぁ?引けばいいんですかぁ?
56:人間七七四年
08/07/27 20:32:20 1LrBbDa6
>>55
気にしないでくだしあ
57:人間七七四年
08/07/28 02:31:16 eymmA+UY
私はバカでありますが、皆さんの方がもっとバカなので助かります。
58:人間七七四年
08/07/28 03:41:07 tTPh3A6U
(ついに荒らしまで現れたか……)
筆者は頭をかかえた。
このスレの行く末は、この嵐で荒れ狂う播磨灘のように前途多難に思われた。
誰か、誰かこのスレを救う気概のあるもののふは居らぬものか。
59:人間七七四年
08/07/30 16:18:20 UaJpkRKL
>>58は戦国板の『司馬遼太郎風に会話をするスレ』にいる。
少し痩せた。同行している筆者がそれを指摘すると、
「陽を拝まぬせいだろう」
と、太陽のせいにした。このスレにきてからというものは>>58は夜だけ起きている。
60:人間七七四年
08/08/04 02:40:56 NiyzGWfT
流れブッた切って悪いんだがみんなよくできてるな。丁度いい感じで本物っぽくない。
61:人間七七四年
08/08/04 14:45:17 tQnUlxWS
>>1は当惑そうに「このスレの現状をどう思う?」
「絵にかくとすれば、こうか・・・・・」
筆者は懐紙をとりだし、三度筆をうごかして、奇妙な絵を描いた。
---図の中の男は崖から落ちたらしい。ところが、崖の途中に松の枝があり、それを掴んだ。下は千尋の谷底である。
と、筆者は筆を放して「こうよ」
「これがこのスレかね」>>1はおかしそうにのぞき込んだ。
「若松をつかみはしたが、スレを伸ばす見込みのある話題はない。見込みがないくせにスレを立ててしまった。
いつか、住人も飽きて前スレ同様落ちるだろうが、とにかくしがみついている。どうじゃ、苦しげに見えぬか」
「>>60殿ならこの男にどう声をかけるか」
「ageるな松を放せという」
「落ちるではないか」
「あたりまえじゃ。落ちろと儂はいう。このスレだけでなく、2chの他のスレも実社会に疲れたモノどもの一時しのぎの暇つぶしでしかない。
ageねばなるほど板の底辺へ落ちよう。消えてしまうかもしれぬし、暇人が書き続けるかもしれぬ。
どちらにせよ、人間さしたることはないと目覚めた時、このスレを忘れる一大勇猛心がおこるのじゃ。
このスレでなく、実社会で司馬を熱く語った瞬間、真の司馬好きの境地がひらけよう」
「私は別に自分がこのスレにすがりついてるとは思わぬぞ」
「それは自分を観じておらぬ証拠じゃ。まあよい。どうしてもこのスレを保守したいなら、良い処方がある。」
>>60は、掌の中で紙をまるめ、ぽいと庭先に捨ててから
「女じゃな。」といって普段の艶笑落語好きのセクハラ中年の顔にもどした。
「唐国の孔子と呼ばれるの聖人様も性欲の話にはついぞ勝てなんだ。当然このスレに足を運ぶような御仁が食いつかぬわけがない---ではまた来るぞ」
62:人間七七四年
08/08/04 14:54:54 tQnUlxWS
そう言い残し、筆者は>>60と>>61のレスアンカーを間違えたのも気にせず帰っていった。
63:人間七七四年
08/08/04 20:57:49 TiRwAbgj
「それは」
>>63は反論したい。この>>61の意見はいまにはじまったことではなく、>>61から何度も聞いており、そのつど>>63は深く不服であった。
女は古今集や源氏物語などでも伺えるように愛をもって接せねばならぬ。
第一その愛をあたえるだけの女が出現して来ねばどうにも接する気がおこらない。
64:人間七七四年
08/08/04 21:00:27 jDoEieCU
余談がすぎた
65:人間七七四年
08/08/05 10:34:52 Ncp1985W
「女じゃな」この言葉を女の私はどう解釈すればいいのだろう。
司馬風に会話することに「女」「男」は関係あると世の人たちは
思っているのであろうか。
>>63は女は愛をもって接せねばというが、女から見れば
愛を持って接してくれる男によりけり・・とお答えしたい。
66:人間七七四年
08/08/07 02:26:58 xKMXcZXq
筆者は首をすくめ、急に息をひそめた。
「聞いたか」
他人事でもささやくような、そんな調子であったが、顔だけはいやらしそうに笑っている。
「あれは女だ」
と、筆者はそこに力をこめた。ただのネカマではなく、こんな過疎スレにレスをする以上女である。
女であるがために格別な待遇をせねばならぬ-これがスレ活性化の鍵だ、と筆者はいった。
67:人間七七四年
08/08/07 09:05:14 j/FF4Jwq
「話は変わるのだが」
少し間をおいて、筆者は口を開いた。
「このスレで一番の武辺者は誰だと思う?」
「それは>>23殿でござろう」
と、>>1は答えた。
「奴が現れたときほど、スレが活気付いたことはない。
もしかしたら。奴はわざと素人を装って書き込んだのかもしれん。
書き込むタイミング。玄人心をくすぐる内容。全てが完璧だった。
誰もが先を争っておすすめの司馬作品を書き込んだ。
奴のような者が再び現れれば、このスレも、あるいは……」
「ははは、>>1殿は面白きことを言う」
筆者は笑いを漏らした。
「その言葉は、某が>>23と知った上でのご発言か?」
ぽかん、と>>1は呆けたような顔をした。無理もない。
筆者は意地悪く微笑んだ。
「薦められたのは、どの本も、まことに面白き作品であった。
このスレの者どもに礼を言いたく、馳せ参じた」
68:人間七七四年
08/08/07 17:41:34 IWc+MYwV
「>>67氏め、今更何を分かり切ったことを……野暮なことを言う奴だ」
(多く見積もったとしてもこのスレ城内にカキコした人間は10人もいまい)
と筆者は>>67を読みながら苦々しく思った。
雑誌出版業界には初心者特集or恋愛特集を組めば、発行部数が伸びるというジンクスがあり、
ネタがない時のとりあえずの一時しのぎとしてよく使われると耳にする。
おそらく、それを知った上での>>23氏や>>61氏の策であろう・・・・・
「見え透いた手を使いおるわ」
と思ったが、人間と言うのものの愚かしさはどうすることも出来ない。
余談が過ぎた。
「おい、そこの女。」と雑兵は荒々しく>>65を呼んだ。
「なにゆえ、こんなカキコの少ない負け戦とわかっておるスレ城に籠城する気になった?」
「儂の知人にも数名、歴史小説好きな女武士がおるが、一様に大河:新撰組からファンになった奴らだぞ。お主もその類か?」
69:人間七七四年
08/08/08 13:38:52 VEiPCMS9
負け戦??
男はこれだからと<<65は思った。どうして結果を急ぐのであろう。
短期にスレが伸びてもいつの間にか消える物も多い。ゆっくりで
いいではないか。のんびりスレが伸びればいいのである。
さて戦国好きの女を一括りにお考えのようだが、なかなか
女も多様である。十五の年に山岡荘八の「織田信長」「徳川家康」で
戦国武将に魅せられ、はやウン十年。いやはや月日の経つのは早いものである。
ホームドラマの戦国ものは見るのがつらい。来年もアットホームな
景勝 直江が出てくるのであろうな。
司馬遼太郎・・「街道をゆく」で『はなやかな謙信や直江より景勝が
すきかもしれない・・』というようなことを書いていたと思う。
もう叶わぬことながら上杉を書いてもらいたかったと思うのは
私だけだろうか。
70:人間七七四年
08/08/08 22:20:23 WPcP9m8C
「ウン十年」
と、年頭の>>69はいったため、筆者は内心おどろいた。
(たいそうなお年じゃ)
三十路にもみたない筆者は、実のところ女のことはよく知っていない。
また>>69というのが、これほどの年のひととは知らなかった。
夢想厨の腐女子ならいざしらず、>>69は、むかしから戦国時代が好きなだけの婦人ではないか。
71:人間七七四年
08/08/08 23:26:49 uzLoKqXn
「迂愚なことよ。」
と、筆者は自嘲した。筆者は、―この板の住人の例に漏れず―諸事、ものごとを考えるときに、まず理想像を強烈にえがきあげ、
それを極彩色に着色するのを、性癖としていた。>>69は筆者が極彩色でえがきあげている>>69とは、似ても似つかぬ婦人であったのだ。
しかしながら筆者の心はむしろ晴れ晴れとしていた。
(あるいはこの女、まことの同士となりうるかも知れぬ。)
>>69の書き込みを読むにつけ、筆者はそう思わざるを得なくなった。
72:人間七七四年
08/08/09 05:44:23 XuIRkIe/
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ. 終 了 │
~′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
73:人間七七四年
08/08/09 10:25:57 uTzyklC5
ウフフ・・画面を見ながら含み笑いをする>>69の姿があった。
「男はこれだから・・と書きかけて止めた。女だって同じと思った。
姿の見えぬ相手をいろいろ想像する楽しみに性別はなかったのである。
>>69は考える。
それにしても>>71のいう 極彩色でえがきあげているとは
どのような女って聞きたいきもちもあるが聞かぬが華であろうか?
>>70の言うように私はむかしから戦国時代が好きなだけの婦人である。
ウン十年たっても信長に恋してる自分が可笑しくもあるが。
こうして戦国好きの女の一日が今日も始まる。
74:人間七七四年
08/08/09 11:08:39 Hmi+Hl5c
「は、は、は」
75:人間七七四年
08/08/09 11:23:16 +CwxIg/D
>こうして戦国好きの女の一日が今日も始まる。
なぜか、この一文が妙に気になった。
こういう文の締めくくり方はドラマ・小説のエンディング・最終話に使われる常套文句であるが、
上手く説明出来ないが、前向きな発言過ぎて、司馬遼太郎の作風に似つかわしくないように筆者には思われたのである。
「>>69氏…いや、この場合はシックスナイン氏とお呼びした方がよいのかな?」
「本物の>>65は本年31のである。恋するも愛するも夫のみ」
「偽物を語るは士道不覚悟。隊規により処罰いたします」
76:人間七七四年
08/08/10 12:41:26 tBzKozzX
URLリンク(page4.auctions.yahoo.co.jp)
URLリンク(page10.auctions.yahoo.co.jp)
URLリンク(page16.auctions.yahoo.co.jp)
URLリンク(page8.auctions.yahoo.co.jp)
URLリンク(page8.auctions.yahoo.co.jp)
URLリンク(page11.auctions.yahoo.co.jp)
URLリンク(page.auctions.yahoo.co.jp)
自転車操業詐欺師常連に違反申告お願いします
77:人間七七四年
08/08/10 21:40:09 3DAdAbMn
10日に、スレから、>>1の使者たちがそれぞれ人数を率いてやってきた。正士は、>>70であるという。
「たしかに、>>70か」
>>69は取次に念を入れた。 間違いございませぬ、と取次が答えたとき、>>69は自分の運命が窮まったことを知った。
>>70とは馬が合わないままここまできた。その>>70がわざわざ使者にえらばれたところをみると、口上は聞かずとも明瞭であった。
死である。はたして、賜死であった。
>>69は生まれる縁を誤ったのだろう。
78:人間七七四年
08/08/10 22:11:13 P7G68M11
あばばばばばばばーーー
閑話休題。
79:人間七七四年
08/08/10 22:59:23 91tnCuOd
女の話が出ていたので徒然に書き記す。
「司馬の奴は女が書けないからな」
と知人の一人がいう。
確かにそうかもしれない。だが、よく会話をしてみるとこの読書家で知られた知人が
代表作といっていい彼の作品を読んでいないことに気がつく。
例えば「国盗り物語」の道三編などは典型的な男女のことが書いてあるではないか。
筆者がそう返すと
「大衆作家は所詮は学者でもなければ、文学者として大したものではない」
と言う。
なるほど、確かに彼は売れた。
戦後「最も売れた作家」と云っていいだろう。いや、そう云うべきかも知れない。
おかげで「司馬史観」なる奇妙な単語まで誕生した。
が、考えてみるならば今から六十余年前に広島と長崎に原子爆弾まで投下され
「統帥権に使われた」様な この極東の島国の歴史を、
やや絶望的な(といっていい)感性で探求し出した一人の戦車兵の書いた物語群なのである。
「女なんて如何でもいいじゃないですか。それよりも本と歴史の話をしましょう」
蝉が鳴く暑い日射の中、筆者が汗を拭きながらそう返すと
「だからお前は女に縁がないんだ」と知人に言われた。
終戦記念日が近い。今年もまた暑い夏の日であろうか。
80:人間七七四年
08/08/14 02:14:47 F9IagMBu
なんということだろう、>>80の部屋の冷房が壊れた。
2階の、南側に窓があるその部屋にとって、そのことは致命的であった。
一刻も早く修理に努めるべきなのだが、
本体が壊れたのか、リモコンが壊れたのかすら分からない。
電池を入れ替え、フィルタを洗浄し、説明書を探したりしたが、
やがて己の体からだらだらと溢れ出る汗を見て馬鹿馬鹿しくなった。
「秋まで耐えればよい。風は自分で起こせばよい。」
と半ば自嘲の思いで己を激励した。
>>80はそういう男であった。
癌になったと気が付いても初めは放っておくに違いない。
壊れてから三日が過ぎた。
>>80は蒸しあがった部屋でもくもくと画面を見ている。
この夏の、十分すぎるほど用意された催しの全てをこの部屋で見てやる気でいる。
もはや意地であった。
果たして夏が終わる頃に>>80が生き残れているかどうか、
この夏一番の見物ではないだろうか。
81:人間七七四年
08/08/15 19:10:33 RbFPTxN8
余談が、過ぎた。
82:人間七七四年
08/08/21 22:39:41 bOn7HFQT
>>1が司馬遼太郎風に会話をする-というスレをたてたのは西暦二千八年の初夏である。
そのスレ、瞬く間に1000はいくだろう、とスレの主はいう。
(ほんとうだろうか)筆者はその言を信ぜられなかった。 糞スレが1000にいくなどとは、もうそれだけで話が幻怪すぎている。
「気がくるとっる」
と、筆者は住人たちにいった。
83:人間七七四年
08/08/24 19:44:13 daqbBkUV
「彼のものたちは何処へ」
>>83は思わざるを得ない。
このスレ、未だ100に到達していない。
まさか100に到達する前に落ちるとは>>1も思っていなかったであろう。
>>83も初め、横槍も入れずに駄文の数々を黙視していたが、
ここに来ていよいよ
「真夏の夜の夢であったか」
と呟いた時、>>83の中になんともいえぬ思いが込み上げてきてやりきれなくなった。
荒しと、ネタ切れと、過疎と、惨状たる雰囲気を黙視できない。
そういった背景があって、ageた
84:人間七七四年
08/08/25 14:18:15 PRL84rWn
司馬遼は、信長、秀吉が主役の作品の時は、史上初、史上最大とか大げさに言う
85:人間七七四年
08/08/28 20:04:34 eXwKl/jA
今年の暑さも峠を越えたようである。
だがしかし、スレの伸び悩みは暑さのせいだけだったのだろうか?
戦国時代という日本史上最大の魅力的な時代を描く者にとって
スレが伸びない、無視されてると言うことは、まさに信長公に
「首を刎ねよ」と言われてるのに等しいことである。
・・・と、そこに「急に1000は無理でも、明日くらいには100行って見せましょう」
などと気楽にいう秀吉の声が聞こえてきたような錯覚に陥ってしまった。
まだまだ残暑は厳しいようだ。
86:人間七七四年
08/08/28 23:44:41 XRAfU82r
「ばかな」
と、筆者は、スレの外からみてわかるほど容貌が一変し、激しくageた。
そして、近いうちに住人の>>87が進み寄ってスレを、まるで幼女に対するようにタイプしその手でそっとageるはずである。
このスレがdat落ちするなど、あってよいものであろうか。
「ageればよかろう」
この良スレを、である。
87:人間七七四年
08/08/29 01:26:48 TT0Cj552
史学科で学ぶようになって、司馬史観が偏ってるのがわかった。が、そこがおもしろいから、司馬遼太郎氏は天才だ
88:人間七七四年
08/09/03 02:59:52 IBPAp2eL
「拙者がせめて100まで伸ばして見せましょう」
と、言いつつ>>88が前へ進み出た。>>88の法螺吹きは天下に鳴り響いたものであったが
「さすがは戦巧者の>>88殿」
筆者は扇子で膝を打ちつつクスリと笑った。
89:人間七七四年
08/09/03 13:23:45 69uG47sc
笑いつつ筆者は>>88も老いたものじゃと思った。
法螺を吹くならなぜ1000と言わぬ。所詮それだけの男であったのであろう。
もっと凄い男はおらぬのか。大仏を焼いてしまうような松永のような男が。
気だるい昼下がり筆者は全てを破壊してしまうような悪人の登場を
何故か期待している。美しければ美しいほど凄みが出る悪人を。
90:人間七七四年
08/09/03 13:35:19 dUEqvr37
司馬の作品では峠が一番おもしろいよね
91:人間七七四年
08/09/03 14:14:30 PD7iBE6J
>>90
ある女脚本家は語っていた
腹の中に子どもを入れる袋のない男には袋があるから痛いのだという女の心に巣食う闇を知らぬのだと
こんな具合に、遊郭の風景を描けるのが「峠」の面白さに尽きるね。
でも、個人的には死んだハナお祖母ちゃんそっくりな女性が出てくる
「花神」が一番好きだったりする
92:人間七七四年
08/09/08 20:32:33 Rms+iAI3
「よかろう」
>>93は、右膝をたてて衣の前をまくり、手を臍下にいれて、いきなり陽根をとりだした。
>>89はその陽根の前に香炉をすすめ、静かに>>93のそれを香で薫じはじめた。
香炉のなかで、>>93のそれは、萎えしぼんだまま炉にむかって垂れている。
「後門を行ぜよ」
「承ってござりまする」
>>89は、こうべを垂れ、膝で進み、>>93の背後にまわって、
その臀部に手をさし入れて、ホウ肛のまわりを掻きはじめた。
「もっと柔う」「はい」
「さらに強う」「はい」
「撫でよ」「承ってござりまする」
「むせぶがごとく撫でよ」「このようにでござりまするか」
「ホウ肛に指を入れよ」「はい」
云われるまま介抱するうち、>>93のひたいに薄く汗がにじんできた。
やがて>>93は
「よい」
といった。
93:人間七七四年
08/09/12 21:16:17 UA9v2Fn4
筆者が、
「あの。-」というと、男が、スレをみて、
「よいスレじゃの。きっと、板の住人たちどもにさわがれているだろう」
筆者は相槌をうとうとしたが、レスが、のびていない。
スレにはだれもいないようだ。
94:人間七七四年
08/09/19 10:20:11 xH2Yp+P8
これで良い。これで良いのじゃ。
早々に100いや1000まで伸びるスレに良いスレが
あったためしがない。
戦国時代を見つめて来て何年であろうか?
ふと立ち止まって考えてみるに
この国にはたして戦国のとき以上に私の心をときめかせてくれる
時代があったであろうか?
答えは「無し」である。
今日もまた、信長 秀吉 謙信 そんな英傑の夢を
わが夢のごとく生きる糧にして過ごしていく。
これが私の人生である。
こんな人生もいいではないか?
いかがだろう読者の諸兄諸姉。
95:人間七七四年
08/09/22 23:53:05 uINBcwmj
このようなスレを伸ばすことは、簡単ではない。
(いっそ、書き込むのをやめて落としてしまえばよい)
>>94の思いとは裏腹に、筆者は、そう思った。
96:人間七七四年
08/09/25 16:53:54 5pCKVfMN
(歴史とは・・)
そういうものかもしれぬ。
果たして広大な霧雲に包まれた未来を、
誰が予想できるだろうか。
戦国が乱世、そして―
今もまた、夢幻に違いない。
>>95の思いにはそういった背景があった。
97:人間七七四年
08/09/28 17:33:29 JhIMCNj5
享年、31歳であった。
98:人間七七四年
08/09/28 17:59:32 3UmWZ8Hf
2chは善人で成り立っているわけではない
99:人間七七四年
08/09/28 20:42:30 rxhFkH3a
だが>>99は
「うそ、うそうそ。そんなものを、私が信じるはずがないだろう」
と、信じようとしなかった。と、言うよりも彼の口癖であった。
100:人間七七四年
08/09/29 01:03:12 +BSruT0i
話が、変わる
101:人間七七四年
08/10/01 00:30:59 qT5iv7Ku
もし会話にすらなっていない愚かな>>96-100がいなく、スレが100に届くことなくDAT落ちするいうならば、
スレの住人は天下に恥をさらしたことであろう。
102:人間七七四年
08/10/10 01:09:42 N2FPWHKC
スレの動向を見守っていると、となりにいた男が
「住人、いかがいたした。そこに良スレがあるぞ」
などどはやしたてた。
「落ちるクソスレなどageるものか」
と思ったが、ついにはらにすえかえて、男に命じた。
「タイプせよ。レスがつくまでageよ」
「かしこまった」
ふたりは、タイプした。
「age」
103:人間七七四年
08/10/10 22:38:31 N2FPWHKC
AGE
104:人間七七四年
08/10/11 00:33:20 motncrHh
あげ
105:人間七七四年
08/10/11 14:14:35 motncrHh
がええええ
106:人間七七四年
08/10/11 18:58:05 motncrHh
afe
107:人間七七四年
08/10/11 23:01:01 motncrHh
j;lj:\
108:人間七七四年
08/10/14 21:39:28 L5FraiJ+
戦国板の使者たち三人は、筆者とその家来四人に守護されて、戦国板司馬スレを検分した。
「かように過疎ったクソスレで」
と、使者の一人は日に何度も苦情をいい、>>1の人徳のなさよ、と嘲った。
二日目に、別の使者が、
「>>108は、よいお役目じゃ。われらにかようなクソスレで過ごさせて、戦国論議にも加わらず、一人で惨めにこのスレをage続けて
いったいどのような類のお手柄になるのであろう」
と戯れながら筆者にいった。
この使者の不用意な言葉が、>>108に、このスレの結末をどうつけるのか決心させた。
109:人間七七四年
08/10/14 21:59:33 nC6dvDZp
以上、無用の事でした。
110:人間七七四年
08/10/15 14:23:09 KVSmMGpI
余談が、過ぎた。
111:人間七七四年
08/10/18 10:56:40 VGAESQb9
―このスレは直に終わる。
というのは、誰の目からみてもはっきりしている。
>>111はこの問題と直面するようにあたり、もうためらいをもたなかった。
終わらなければ、ならないのだ。とも考えるようになっていた。
その諦めにも近い、不思議な思いが、彼を息せききった行動者にしていた。
だが、終わらせる方法だ。
「どう終わらせるか」
終わらせる勇気はあるのに対し、>>111はそういう知恵に乏しかった―無能である―ともいえる。
112:人間七七四年
08/10/25 01:27:50 ZCQ49O+E
沈黙し、しばらく思案する様子であった。>>1は、考えた。
(このスレもろともDat落ちしてしまおう)
この場合、落とすのが、上策である。
「うそをいえ、そちゃ乱心しておる」
と、筆者はことさら大声でいった。スレ主がわが子のようなスレを落とそうとおもうはずがない。
そちゃ、乱心したか、それとも偽りを申したてておるのか、
仔細はからだに聞こう、うぬを折檻し、手痛いめにあわせ、まことの音をあげさせてみせる、と筆者はいった。
113:人間七七四年
08/10/28 19:56:47 XvCKQiKI
秋風・・・このスレの事かと苦笑いの筆者である。
爽やかな秋風はいいものだが淋しいのは困る。
何故伸びない?と言って落ちるわけでもない。こんな時信長なら
家康なら何とするだろうか?
こんなことを想いながら過ごす秋の夜長もいいものではないか。
とりあえず平和である。
114:人間七七四年
08/11/10 00:47:50 u4MplcLm
いちいち、司馬風に文を打つのが苦痛である。
さほど意識せずに、自然に司馬らしさの出る文を打つのはとてもむずかしい。
115:人間七七四年
08/11/22 01:44:00 hKuAHaFs
筆者は久しぶりのこのスレを覗いた。
驚くべきことにスレは健在であった。
このスレにもし万が一のことがあったらば筆者がまた立てたであろう。
が、このスレは、クソスレである。
何度立ててもこの事実は変わりようがない。
116:人間七七四年
08/11/22 03:00:42 DUUBwsuB
平沢民部、石原大膳、田中越後は怒った
「あの加藤のうすのろめが!」
そもそも加藤出羽守が反乱を起こしたのは政権欲からだったわけだが、民のためとか幕府のためとか色々と大義名分をつけたがることに業を煮やした盟友山崎筑後守は
「ご無用でござろう」
そこもとが右府公を打ち取れば征夷大将軍の宣言はなされる。いさぎよく征夷大将軍におなりめせ。なにを逡巡しておられる。
うむ。わしはどうも小泉相模守のようにからりとせぬのがいかんな
組内では古賀筑前守、宮沢安芸守、丹羽常陸介、池田備後守らに長略の手が回っていることを、加藤は知らない
117:人間七七四年
08/12/12 15:32:38 kq+OJWi3
過疎が、過ぎた。
118:人間七七四年
08/12/28 01:07:59 rJ487Vw7
このスレもじきに終わるだろう
119:人間七七四年
08/12/28 17:05:24 7dVIrgCr
筆者曰くこのスレは終わらせるには実に惜しいという。
120:人間七七四年
08/12/29 17:26:46 +BLJwZOf
なにが惜しいのか、誰が惜しいと言ってるのか、甚だ心もとない
121:人間七七四年
08/12/30 00:07:18 mfTc0tz7
(なぜ>>120はそんなことをいうのだろう)
と、筆者は筆者なりに理解しようとした。
122:人間七七四年
08/12/30 06:46:30 qPrXOosQ
人の腹を読むなど無駄な事は端から承知である。しかし、いくつかの推測は出来なくもない
123:人間七七四年
08/12/30 06:54:02 4k4tY+PI
やっと、
(123レス・・・)
という思いが、>>123の中にあった。
この忙しない時代において、半年という長い時間をかけて、
(どうにか、たどり着いた・・・)
のである。
「ばかな」
ある事実に、>>123は気づいた。
この調子でいくと、このスレが>>1000まで埋まるのに、
(4年以上、かかる・・・)
4年という歳月。
赤子は歩くようになり、少年は青年になるほどの時間。
>>123は嘆息しつつ、
(自分は4年前、すでにニートであった)
4年後もそうなのではないかという恐怖を、見つめざるを得なかった。
124:人間七七四年
08/12/30 18:42:03 pyUPqoYn
戦国板にありながら確たる命題もないまま、ただスレを消費する。
ここにレスするたびに雑草1本すら生えぬ荒地を耕す徒労感に襲われる
125:人間七七四年
08/12/30 21:03:12 mfTc0tz7
毎日のように、>>123の母は階段を上り、>>123を叱咤激励した。
母の激励を受けても、>>123にはもはや、働く気力はなく、ただ顔をひきつらせていた。
母はひざをすすめ、
「働け、われに働いてもらわねば、我が家はどうなる」
と声を励ましていった。
126:人間七七四年
08/12/31 10:11:09 03jAMaj/
しかし、ここで、ふしぎなことがおこる。
ようやく働いて得た月収は、親の年金支給額にもはるか及ばないのである。
大卒の働き盛りが、ゆとりに罵倒されながらつかんだ報酬が、これであった。
「これが、ゼロ世代か‥」
>>123は嘆息した。
127:人間七七四年
08/12/31 21:10:50 Av8mW/xb
「なるほど」
>>127はこのニートの話術に引き込まれ、それならば自分もニートになろう、とふとおもった。
128:123
09/01/01 04:50:03 w2UfT5rt
>>123の生活を支える家族と>>123の間に、小さな事件が起こった。
「もう、パソコンは没収する」
と父親は宣言した。母親は泣いていた。弟は、我関せずとPSPに興じていた。
>>127は>>123のことを
―大卒の働き盛り
と表現したが、これは誤りであった。>>123は大学中退であり、実質高卒でしかなかった。
得意なことと言えばほぼパソコンに関することであり、そしてそれは特技、スキルと呼べるようなものではなかった。
「もう、パソコンは没収する、よいな」
父親は、もう一度言った。
絶体絶命であった。
>>123は考えた。こんな時、愛読する司馬小説の登場人物なら、いったいどう切り抜けるか―
それは、風雲児坂本竜馬も、天下人豊臣秀吉も、もちろん幸村や又兵衛でも、不可能ではないかと思われた。
「すぐには、無理だ」
>>123は、力なく言った。それだけで、精一杯であった。すぐではないなら、いつだ―父親は、今度ばかりは
譲らぬという決意をみなぎらせ、>>123に迫った。
>>123は、短い時間に考えた。売れるパーツは剥ぎ取って全て金に換え、空になったケースを引き渡す―
どうせパソコンのことなど、団塊世代にはわかるまい―その後、売却して得た資金で、ノートパソコンを買い、
隠しておけばいい。
「今すぐは、無理です。松が取れたら、ではどうですか」
父親は、わかったというように頷いた。母親は涙を拭いた。弟が無邪気に「兄ちゃん働けよ」と>>123を励ました。
>>123は部屋に戻り、独りほくそえんだ。出し抜いてやった、俺の計画、江戸の大御所すらも欺けよう、と
自らの土壇場での思いつきをほめた。
しかし、検索サイトが>>123の計略を木っ端みじたに吹き飛ばした。>>123は驚愕した。
>>123のペンティアム4マシンは、すでに平成21年において粗大ゴミとさして変わらぬ価値しかもたぬ代物に
成り果てていたのだった。
>>123の時間は、4年前で止まっていたのだった。>>123はうつむいた。
(4年という時間は、かくも長きものなのか・・・)
社会復帰への困難さが、よりいっそう強く感じられた。
129:人間七七四年
09/01/01 18:23:23 XECz9/BT
「若造め。たかが4年で何をさらかしぶったことを抜かすかっ!」
と>>128は怒鳴った。
「儂なんぞ今年でもう社会から逃げたまま十年になるわ。」
その間なにを成したかと言えば、2chで社会批判を繰り返し自殺サイトを巡回しただけ・・・
「フゥ・・・」とため息をついた後、≫128は自嘲するようにニタリと笑い、精神安定剤を一気に飲み下し、こう言った。
「社会復帰か・・・」
涙が溢れて止まらなくなった。
130:人間七七四年
09/01/01 20:46:28 z6/1OVtN
元旦である。
久方ぶりに実家をのぞいた>>130は、あいかわらず>>129が職についていないことを確認し、
ほとんど血の沈むような心地がした。
>>130自身もひきこもりの気はあった。が、社会より家がさらにきらいであった。
死ぬまで縁の切れぬ家族の気配を、ひねもすさぐりながら金を貰うよりは、
付き合いを強制されぬ他人にののしられつつ金を貰うほうがよほどいい、そう思えばこそ>>130の現在がある。
「つまるところ、奴らは家族がすきなのだ」
>>130は無言で家を去った。
131:人間七七四年
09/01/01 20:47:10 Yuj5U2mN
修羅である。
>>130は、それしか言うことができなかった。
人というのは、かくも修羅のごとき有様になりはててしまうのか。
(おれもこうなる日がくるのか)
体が震える。怯え、であった。
(光秀などは浪人のまま諸国を放浪した。秀吉もしかり。現代は戦国の世よりも厳しいのだろうか)
まさか、と思ったが否定もしきれない。
喉に絡んで飲み下せない痰のように、居心地の悪さだけがそこにあった。
132:人間七七四年
09/01/02 00:41:51 gWpnOoH1
―だが、
少なくとも、牢人への周囲の目が戦国の世より冷ややかであることは疑いない。
(やれ生き難いことよ)
>>131は足を崩し、頭をかく。
(おれは再び乱世の到来をのぞむのか)
元旦の夜、冷たい風が吹くなか、雪は未だ降らぬ。
133:人間七七四年
09/01/03 23:24:09 /U5Yz5C8
世間にとって、>>128とは体のない、ほとんど影のような存在である。
彼がどういう顔の、どんな才質と性格をもった若者なのか、住人のたれにも、知るすべもない。
彼を働かせるべく思案をめぐらせている母親でさえ例外ではなかった。
「あやつはどうしたらいいのか」という質問を、知識者にあったときには必ず発しるのだが、通りいっぺんなことしかきけなかった。
―間に合うのか、手遅れか。
というただそれだけのことを母親は聞きたかったのだが、
まさか露骨にそれをきくわけにもゆかず、まずまず乏しい材料から憶測するしかなかった。
134:人間七七四年
09/01/08 22:45:04 kjkJgcSO
―ようやくスレが活性化した。と筆者はおもっただろう。
(やはりこのスレは、過疎るのか。人がふえてもすぐ去ってしまう)
事実、住人は筆者のみである。他はさしずめ観光客のやうなものか。
135:人間七七四年
09/01/09 05:28:34 gkR6aVxf
司馬遼太郎と池波正太郎の文体は、似ている―>>134は、そう感じざるを得ない。
違うところを挙げるとするならば、司馬は自分を愛し、そして歴史を愛した。そういう作家であった。
池波は、自分自身のことは余り好きではなかったかも知れぬ。が、人間という生きものを愛すことにかけては、
司馬を遥か凌駕していたと言えるのではないか。
(馬鹿げたことを)
>>134が読んだ池波作品は「真田太平記」だけなのである。浅学のものにありがちな決め付けと言えよう。
しかし、そのように愚かな>>134の書き込みでも、スレは伸びる。賢者沈黙よりは、価値のある愚かしさかもしれぬ。
136:人間七七四年
09/01/09 05:37:31 gkR6aVxf
>>135は、>>134のことを指して文を書いている。が、これは誤りである。
正しい安価は「>>134」ではなく、「>>135」だった。
つまり、本来であれば自虐的な雑文に過ぎなかったのだ。
>>135は、すぐに誤りに気づいた。しかし、一度発表してしまったものを、無かったことになどできぬ。
(自分としては、詫びのつもりである・・・)
焦りながら訂正文を入れながら、>>135は(叩かれるのではないか)と、恐れていた。
自分の書いたものも、こう客観的に見てみればなんとも中途半端である。
問題提起ではなく、誹謗中傷ではなく、もちろん心を打つ名文ではない。路傍の雑草のように、
価値がないように思える。
だからと言って、削除は、
(できない・・・)
のであった。削除要請の失敗から炎上に至るケースを、>>135はよく知っていた。詫びを入れてしばらく
スレから姿を消していればよい、あとは時間が解決してくれる―そう判断した。
しかしここに重大な誤算があった。
>>135はただのニートでしかなく、炎上する要素はどこにもないのである。過剰な恐れが、あらたな失策を
招いてしまう。状況は、最悪の態をなしつつあった。
137:人間七七四年
09/01/13 16:54:02 aqzw9Xgg
「なんという」
良スレだろうか。と、>>137は言った。スレを開いた瞬間に
(このスレは間違いなく伸びる)
と思った。
138:人間七七四年
09/01/15 02:57:19 jRPflhfh
(なぜこのスレは過疎なのであろうか)
138は悩まざるを得ない。過疎とは言うまでもなくスレが伸びないことである。
(ageる以外に道は無い)
138は決断した。ageとは言うまでもなくスレを一覧の上に上げることであるが
スレ活性化の為に行うageとはスレに盛り上がる理由があるという条件のもとで行われるのが通例である
だが、このスレはまごうことなきクソスレであり、例えageたとしても、このスレがじき陥ちることは明白である
139:人間七七四年
09/01/15 20:52:44 UZA1hsHw
>>138のレスは、のちのこのスレの活性化に役立つことになるのだが、
しかしいまのところは、ただ過疎を嘆いただけのところである。
話は、かわる。
(情けないものだ)とおもった。筆者の姉が、である。
「はながみって面白いの」姉が、妙なことを言った。つい先程のことである。
が、戦国板には、関わりのないことであろう。以上、戯れ言であった。
140:人間七七四年
09/01/16 02:31:53 C4Eq4UgG
はながみとは、鼻紙の意であろうか。
(まさか、な)
141:人間七七四年
09/01/17 03:15:39 IhaBmccM
みな、鼻紙をさしだした。
142:人間七七四年
09/01/17 09:06:36 2NE4DhF/
(このスレが、)
伸びぬのは、スレというより、
住人に問題があるのではないかー
>>142は思った。
(いや、しかし)
それよりも司馬遼太郎亡きあと、
これといった歴史小説家が出ていないこと、
それ自体に問題があるのではないかー
寂れたスレで誰に語ることなく一人思う、
>>142はそういう男だった。
143:人間七七四年
09/01/17 17:38:34 u2I0JaEI
「(歴史小説家どうこう以前に日本人が本を読まなくなった。ただ、それだけのことよ。)」
と>>143は口には出さぬがそう思った。
>>143自身は子供の頃から親の影響で多少は本の虫であったが、
三十路の今現在、気軽に小説を共に語る知人など一人もいない。
クイズ番組で難読漢字問題・日本史問題が出る度に、「物知り」扱いされるだけの存在である。
「司馬小説なんぞ知ったところでセンター試験に出るわけでもあるまい。」
学生の姿を眺めつつ、こううそぶいた………受験時期に小説を読みふけり、結局第3志望まで妥協した在りし日の我が身を思い浮かべながら
144:人間七七四年
09/01/23 00:58:13 F/Cu0QOR
ここで再び、書き込みが途絶えた。
(やはり、な)
このスレも限界に近づいていることは>>144の目にも明らかである。
(もはや、策などなにもない)
だが、このスレが100レスを越えたことがそもそも奇跡といえるものだ、と>>144は思い始めた
145:人間七七四年
09/01/23 22:29:12 OFW+p3rt
らちも無いことをいうものだ。
>>145はしばしの黙考ののちひとりごちた。
かほどに乱れた掲示板のなかでこのスレほどゆるりと生きながらえる場所も稀であろうに。
そう、考えられるほどの気長さを>>145は得ていた。
―しかし、
もしこの僻地にはつらつとした活気をもたらしうる者をあげるとすれば、
それは>>123のような男の奮起を待つよりほかにないのではないか、
そうも思える。
いまだにそう思えるほどに、彼の者の言には人のこころにひっかかるものがあった。
たとえるならば着古した衣服についた墨のようなものであったろうか。
146:123
09/01/24 08:47:15 bVVFQFPE
英雄を待ち望む雰囲気は、確かにある。
しかし、目下その有力な候補といえるであろう>>123ですら、未だ
(職業安定所に行くことすら、恐ろしい・・・)
という程度の意気地なしという位置に、とどまっていた。
このスレが大きく伸びるには、まだ少し燃料が足りないようであった。
147:人間七七四年
09/01/25 12:36:17 1wCcNsEn
「なぜだ」
>>147は叫んだ。
「なぜ、スレが伸びぬ」
その時、そばにいた一人の者が言った
「糞スレとは、そのようなものなのでございます」
148:人間七七四年
09/01/25 16:12:48 EUkwhc/9
「いやさ、案外のびるものだな、スレとは」
>>148は3週間ばかりレスをしていない、がおもったよりスレがのびていることに驚いた。
149:人間七七四年
09/01/25 20:00:11 vplj3xqo
(初めに読むなら、司馬がよい)
と、>>149はおもう。(しかし、みないずれ司馬を旅立っていく)
生涯を通じて司馬を読み続けるものは、すくない。
このスレはたゆたう。
150:人間七七四年
09/01/25 20:51:03 zfxI6WIS
しかし、だ。
数年ぶりに「坂の上の雲」を読み返してみると、それはそれで、
(意外にも、面白く読める・・・)
のであった。
>>150は、このような現象の理由を考えた。そして、己なりの結論を見出した。
―自分自身の成長とともに、違った読み方ができるようになるのだ。
凡庸な答えである。
が、真実というものは往々にしてそういうものではないだろうか、と>>150は思う。
気づいてしまえば、驚くに当たらぬ、過激でも奇抜でもないものなのだ。
そして、このなんとも人畜無害な回答は、次のような推測を生む。
「このスレは確かに伸びはしない。しかしまた、落ちもしないに違いない」
>>150のこの予想は贔屓が過ぎるだろうか。
151:人間七七四年
09/01/27 21:17:10 OA+eHSGm
「決して贔屓では、ない」
そう>>151は思った。
「しかし」
一人思い直す。
「なんとつまらぬお考えであろうか」
と。ふと己自身を顧みると、やはり己も一個の>>150にしか思えぬ。
「生まれる時代が、悪かったのだ」
>>151は、そう思うしかなかった。
152:人間七七四年
09/01/29 07:37:08 fFT8y9F4
>>146
(8年間ヒキコモリ経験のある某としては気持ちは分かる。)>>152は思った。
1・2年目はいつかは脱出出来ると思い、周囲(親・親類)も若者の悩みで多めに見てくれる。
3年目あたりで急に焦りだすが、周囲の変化に戸惑い、劣等感に襲われ自己否定になり自暴自棄。
自分なぞ居なくても社会は回ってると改めて実感し無気力となる。
5年目以降は、ほぼ寝たきり状態で食事も2・3日に一度。排泄時にトイレに行くだけで、立ち眩みで足下がふらつく。
10分くらい散歩に出るだけで日焼けし、玄関のチャイムが何よりも怖ろしく居留守を使う。
某の場合はこんな感じであった。
学生の頃ずっと「手のかからないよい子」を演じてきた自分には失敗を恐れ過ぎるところがあり、
即戦力だの優等生だの完璧を演じようとして、社会に出るのが怖かったのである(恥をかくくらいならいっそのこと…)。
脱出できたのは妹の結婚が主因である。本家の長男としての体面・義理の弟への見栄である。
といっても今現在、正社員ではない。友人もいない。周囲からも煙たがられている。
一度レールを外れた人間だという諦めに似た生きることへのけだるさも感じる。
が、恐怖よりもけだるさの方がマシである。これでイイとも思い始めた。
>>146氏はまだこのスレにカキコ出来る気力もあられる。
他の住人の方々には無関係なことながら恥を忍んで体験をカキコさせて頂いた。
ネットでは思いは伝わらぬやもしれぬが、「戦雲の夢」の主人公のように一歩踏み出せるよう応援している。
「生きるとは・・・・・・生きるとは・・・・」
>>152はそう念仏のように唱えながら、足取り重く下らぬ世俗へ戻っていった。
153:人間七七四年
09/01/29 21:22:23 huuknepO
この>>152、長い絶望的な蟄居から抜け出した男、後の真田幸村である
154:人間七七四年
09/01/29 21:31:54 CAh47RUO
「引きこもりであれ、労働中であれスレがのびることほどうれしいものはない。
やれ過疎だなんだといいながら、ここ数日は毎日のようにれすがついてるではないか」
と>>1は爆笑した。
155:人間七七四年
09/02/02 13:02:40 sfeHCA+6
久しぶりのレスである。
>>1は狂喜した
156:人間七七四年
09/02/03 04:59:27 dfQJfp46
「嬉しい」主は呟いた。
が、主は孤独に弱いようだ と述べたのはたれであったろうか。
記憶が定かではないから、ここでは述べない。
157:人間七七四年
09/02/03 08:05:53 E9F4Am1D
「おかしい」
>>157は、そう呟いた。
「なぜ、勢いがなくなった」
噂では>>1は「れすがついた、ついた」と狂喜されておられると聞く。
「相も変わらず、呑気な御方よ」と苦々しげに吐き捨てた。
-「必要なるは、燃料であろう」
>>158が、唐突に切り出した。
「燃料」「左様、燃料でござる」
>>157はいぶかしんだ。(この時勢、どこにそのような燃料があろう。-)
「ここに。-拙者、これには些か自信がござる」
>>158が、朗らかな顔で何かを取り出した。
158:人間七七四年
09/02/03 10:28:11 aZzZat22
余談ながら…
159:人間七七四年
09/02/04 10:37:06 XScQNxnG
(ばかにしやがる。)
160:人間七七四年
09/02/04 13:26:02 ri9eeDkX
司馬遼太郎著「コロニーを行く」(八)
スレリンク(x3板)
司馬遼太郎をあれこれ語る 23巻目
スレリンク(books板)
161:人間七七四年
09/02/05 20:07:02 WnpF5CHF
余談の余談ながら
162:人間七七四年
09/02/06 17:05:57 nYpzFcnc
(はて、バレンタインをどうするか)
というのが、二月を迎えての筆者の思案のひとつであった。
反対しなければならない。
これは藻男として反対するしかなかった。
一般論では、女子は、好きな男にチョコをあげる、ということになっている。
(ただしイケメンに限る)
風習である。
菓子会社が売上をあげるためだけのもので、昭和以来の習いである。その習いに従って、このスレの住人
たちも、わずかな希望を胸に秘めている。
当然、貰いたいにきまっている。
しかしイケメン限定である以上諦めざるをえない、ゆえに異議を唱えるのだ。
163:人間七七四年
09/02/06 18:37:01 xHgz8qry
>>162は、そう反対しながらも、やはりバレンタインを待望している。
むりもない。
バレンタインに女子から手渡されるチョコレイトには、普段硬派を気取るような
男子さえも、一瞬のうちに歓喜と興奮へといざなう魔力がそなわっているからだ。
事実、筆者が昨年のバレンタインに、20年あまりの人生経験で初めて渡されたチョコレイトには、
(人生をこの女にささげてしまってもかまわない)
と、心のそこから思わせてしまうだけの凄烈な魔力が潜在していた。
その後、筆者はみずからのいだいた軽率な感情にはげしい後悔の念をいだくことになるのだが、
スペース上、この稿では触れない。
164:人間七七四年
09/02/06 18:49:58 +e5U3t0K
(なんということだ)
よく考えるまでもなく、俺は生まれて一度もチョコを貰ったことがない。>>164は嘆いた
いっそ死のう、とも考えたが、無論>>164にはそのような度胸も性根も無かった
165:人間七七四年
09/02/06 22:35:32 HuxCIZNu
幸いと言うべきか、今年のかの日は土曜日である。
さらにいうなら、来年のその日は日曜日なのであった。
(つまりは)
と、>>165は考える。
(何もせぬものは、大過なくすぐるであろう。)
何をか得んと欲し、何らかの行動を起こし、それが実を結べば
その者は週末の昼夜を果報を味わって過ごすことも可能であるのだった。
166:人間七七四年
09/02/06 22:56:43 nYpzFcnc
「>>163殿、その後悔の念をはなしてくれ」
と、筆者はせがんだ。
167:隆慶一郎
09/02/07 17:00:37 6ZBrWvD3
すべて女が悪い。
168:人間七七四年
09/02/07 21:52:42 hXJEuvbZ
筆者も、女には弱かった。
学生時代にグループの恋愛担当を自称していたが、
幾度のコンパでは女たちの戦略的わなにしばしばかかり、
ほとんど恋愛経験がないのではないかというような脆弱ぶりであった。
そうした経験を積むうちに、いつしか、
(女は、狡猾な狐だ)
と、考えるまでになっていた。
無論、いまだ童貞である。
169:人間七七四年
09/02/07 22:12:33 fINUUsd2
>>167は、所詮漢しか愛せないおとこであった。
(しかし)
と、秀忠はおもうである。
(>>167の愛するような男に、果たして天下が務まるか)
いくさびとなるものは、ただ殺して死ぬばかりである。
>>167が愛さない矮小な男と、女によってこの世は繋がれて居るのだ。
170:人間七七四年
09/02/08 01:46:54 YbqhwEX9
>>166
書きたい、という気持ちだけは、依然としてある。
だが、このような多くのひとびとの目にうつる場所で、
(恥をさらすことなど、できるはずがない)
という、他人からしてみれば取るにたらないような個人的感情から、
筆者はキーボードの上に指を走らすことができずにいる。
171:人間七七四年
09/02/08 01:47:02 MWx6mHXm
(まずい、このままでは)
スレの会話についていけない--。>>170は、戦いた。
最後に女と言葉を交わしたのは、いつだっただろうかと思いめぐらすが、思い出せない。
>>170は、常に孤独であった。
172:人間七七四年
09/02/08 01:53:52 Djkfm3hL
>>170
「話せっ」
と筆者は口の中で叫んだらしい。
173:人間七七四年
09/02/08 02:34:41 YbqhwEX9
「>>171よ、すまぬ」
ついぞ最近まで、深刻な過疎に悩まされていたこのスレにおいて、
筆者の書き込みと>>171の書き込みの時刻が、ここまで密集する事態などたれが考えついたであろうか。
いや、考えつかなかったにちがいない。
事実、>>171はこうして恥をさらしてしまっているのだ。
いま筆者にできることといえば、冒頭のことばを繰り返しとなえることのみであった。
174:人間七七四年
09/02/08 15:36:44 u9xQEQ01
しかし、ここで>>174はある種の安堵を得た。
「このスレには自分以外にあと一人しか居ないのではないか」
おそらくこのスレの住人のいくらかが密かに抱いているであろう懸念が払拭されたからであった
175:人間七七四年
09/02/12 03:03:55 PcPc8OU5
このスレは、相変わらず過疎であった。
176:人間七七四年
09/02/12 03:18:17 esQBACRD
バレンタインはすぐそこである。
177:人間七七四年
09/02/14 04:36:13 AF7NxSHn
スレの住人はバレンタインの恐ろしさに一目散に退散したようであった。
178:人間七七四年
09/02/17 00:16:32 TbZsxiPf
マヂで笑えるのである。たれがこのスレを何の為に立てたか、筆者は知らない。
179:人間七七四年
09/02/17 23:03:37 oDz+9P18
ところが翌日、>>178は>>179によって烹殺されてしまった
180:人間七七四年
09/02/18 11:13:54 toTSqqdx
>>179
無抵抗に、である。 「なにをしやがる」と言う間は、あったか、なかったか、筆者は忘れた。
殺され方にせよ、筆者は予想外だった。
ただ、たれに殺されても良かった。
181:人間七七四年
09/02/18 16:42:31 b1muS+iT
(やっと死ねる。もう下らぬ俗世であくせくもがき苦しむ必要もない。)
死ぬ間際、>>178はこう思ったに違いない。
彼の最期の言葉は『厭離穢土欣求じょう・・・ど・・・』。
彼もまた厭世主義者であった。
182:人間七七四年
09/02/18 17:56:51 HK6GM03M
(まことか)と、筆者は疑った。一住人にしては恐るべき最後であり、
また住人なればこそ、最後があまりにも無様でありすぎた。
狂気に、ちかい。
183:人間七七四年
09/02/18 18:18:25 DcUEzYgR
(糞スレだ・・・)
>>183の中でどす黒い靄のような感情が湧き上がってきた
だが>>183はそれを湧き上がらせたままどうすることもできない
このスレが司馬を中心に語られる以上、それを遵守し粛々とレスを進めていく者達に対し
異議を唱えることはすなわち「スレ違い」に他ならないのだ
>>183は唇を噛み締め、拳を固く握ったままこの屈辱に耐えている
184:人間七七四年
09/02/18 18:33:49 UvS4jMUS
(耐えることだ)、と筆者は考えた。自分に言い聞かせたと言ってよい。
>>183の不満はなるほどもっともである。
しかし、だからといってどうとすることもできない。ただ指をくわえて見ているほかない。
耐え続ければ、やがては世の空気も変わり、このスレも良スレとなるにちがいない。
信仰にも似たその思いは、しかし、むくわれるのかどうか。
(まるで狡猾な駿河衆に使われる三河馬鹿のようだ)
筆者は自身を、まだ今川家で人質生活を送っていた家康を当主に抱く三河衆に例えることで、自分へのなぐさみとしていた。
185:人間七七四年
09/02/19 01:58:13 +pl9vL2X
>>183はかつて
─このスレは司馬を中心に語られる
と、ぼやいていた
だが筆者は、このスレで真に語られているのは司馬遼太郎ではない
強いて言うなら、『司馬遼太郎風に会話するスレ』についてか語られているのだと思う
186:人間七七四年
09/02/19 10:30:20 ti9bDF8Q
そうしていると筆者の上司がやって来た。頬に肉がどっぷりとついたその顔付きは、ややもすると第六天魔王すら連想させる。
「明日までに終わらせる書類は何れほどまで終わったか」
筆者が怯えがかった声で、あと少しと答えると春の陽気を宿したような笑みで
ああそうか、と答えて自分の席に戻っていった。
(春の陽気は笑顔だけ)
筆者はそう思った。
187:人間七七四年
09/02/19 23:50:56 Ia0KTp8T
入社してから十年がたった。 筆者の上司はかつての後輩であった。
一般常識として、建前上、後輩は筆者にに敬語をつかうが、
裏では仲間と陰口をたたくようになり、筆者は孤独になった。
同僚たちはいよいよ冷たくなり、筆者には誘いもせずに、飲み会ゴルフにいってるようすであったが、平成38年夏、
ついに人事部の使いがきた。
解雇通知である。
188:人間七七四年
09/02/21 18:41:39 tweq9iRS
(身につまされる話だ・・・)
モニターの前で>>188は息をすることさえ忘れ>>187の文を見入っている
189:人間七七四年
09/02/21 23:20:31 L5FmUjY6
(>>187は七年後と言わず、すぐにでも職に就くべきではないのか。)
そうおもいつつも、筆者は非正規雇用の我が身を振り返り暗澹とした。
190:人間七七四年
09/02/22 22:44:09 unXYhU01
振り返れば筆者は学生時代までは宜しき道を歩んできたと思う。中学での筆者の成績は校内3名の中に入り、高校は県内随一の進学校に進んだ。中高のクラブは野球部で、まさに世で言うエリートであったのだ。
いや、―しっかりと回顧してみようと思う。たしかに中学での成績は優秀だったはずだ。しかし、筆者にとってなによりも優秀だったのは、生まれ故郷への憎悪だった。
藺草川の中に生えてる南京藻は、泥にまみれたその道端の草は、市制公園の松の樹林は筆者に筆者の出地への憎悪を生んだ。ともすればそれは筆者の両親に対してでもあった。
筆者は学生時代を優秀に過ごすために、優秀なまでに部屋に籠りきり―そしてうちなる部屋に籠ってひたすら勉強に精をだしていた。これは両親の取り計らいだった。
仲間内という詞は大学に入ってから初めて知った。たれによってかは忘れたが、たしかに生まれ故郷には仲間内はなかった。
そしてその仲間内は筆者にとって、筆者より劣るものへの隔離を意味した。また筆者と同じ条件のものへの競争を意味した。それはおよそ今の大衆の模範ではなかった。
191:人間七七四年
09/02/25 13:49:02 U/PYuj0O
筆者はそれゆえ、筆者の大学時代は常に競争だった。サアクルに入らず、ただひたすら勉強。別段、辛いこともなかった。故に、辛さを賜る機会を落とした。
192:人間七七四年
09/02/25 20:32:33 xB3WKgFm
「勉強は一人で出来るが、仕事には相手がいる。」
>>192が社会に出て、まず躓いたのがこれだった。かつ未だにコミュニケーションというモノに躓いている。
>>190-191同様、勉強が出来るのではなく、勉強しか出来ないのである。
不景気ながら資格でなんとか企業に就職出来たものの、社内では常に孤立しているのである。
このまま独りで老いゆくのもまた風流かな・・・・と嘯くも、涙が滲むのを堪えられずにいる。
193:人間七七四年
09/02/25 23:27:12 U/PYuj0O
憎しみと、悔しさを泪に流していた。
親を憎んだ。自然を憎んだ。中学、高校を憎んだ。大学生時代を憎んだ。
と、同時に己を憎んだ。
が、憎しみを糧に変える変換技術はなかった。やはり、勉強しかできなかった己を、憎んだだけなのだ。故に解雇通知には憎まなかった。笑顔の上司も憎まなかった。社から出てすぐ目の前にそびえ立つ、赤い夕日も憎まなかった。
「老いゆくなら、枯れた松の木下で一生を終えたいな」
筆者の心の声だった。かは、解らない。筆者は文学部の日本文学科だった。もしかしたらその時読んだ、太宰治の「人間失格」に共通する無情が貼り付けられてボロボロと、壁から剥がれ落ちたのかもしれない。
もしくは、松尾芭蕉の「奥の細道」にある、「無常」が光ったのかもしれない。どちらかと言えば前者か、いや、あくまでも解らないんだから、解らないにしとこう。
194:人間七七四年
09/02/26 21:24:26 hgOD7xk/
たれにも筆者の気持ちは解らない。
たれが筆者にこの苦境を同情するのか。筆者の近くには、たれもいないのだから仕方ないが、居たとしても叶わぬ願いだろう。
17年間仕官した会社で稼いだ金は、散りゆく甲斐の、内藤昌豊を思い出させた。
195:人間七七四年
09/02/27 13:22:25 g+eJ5U2H
話が長くなった、以上、余談である
196:人間七七四年
09/02/27 21:59:27 FXoe6XgX
おそらく、この自分語りをくり広げるかれは、
「過疎気味のスレッドを、自分の書き込みで盛り上げたい」
という純粋な思いから、このスレに書き込んだのであろう。
しかしながらかれは、この自身の苦労話が、
反対にスレ住民の書き込みを躊躇させている事実に気付いていなかった。
197:人間七七四年
09/02/27 22:57:35 jS5X5r6I
過疎気味になったのも、また原因があった。
198:人間七七四年
09/02/28 19:21:21 Ga5TMUT4
(何を云やがる)
199:人間七七四年
09/02/28 23:49:39 WST6GnTY
と>>197の発言に呆れると同時に、>>198はこのスレの住人たち激しい憎悪を感じた。
スレを過疎するにまかせてきた愚か者共を一人残らず斬り殺さねばという思いが、この男を支配していた。
200:人間七七四年
09/03/01 02:54:20 81MXXqf0
余談が過ぎた。
201:人間七七四年
09/03/01 02:59:06 wWNNFjZI
「ぬしはそれしかいえぬのか」
202:人間七七四年
09/03/04 05:59:44 EFS9w2fH
たれかこのスレを賑わせられる者はおらぬか
203:人間七七四年
09/03/09 00:58:15 tbkjJ7rk
そう思って彼はキーボード一対を引き寄せ、
204:人間七七四年
09/03/09 04:37:26 k04od9O/
はげしくageた。
205:人間七七四年
09/03/11 22:18:20 Gm8LuONH
或いはageてどうにかなると思い込んでいるところが、彼独特の
可愛気だったのかも知れない
206:人間七七四年
09/03/12 00:41:22 sZ873J6n
計算上、1000まであと三年かかる。
207:人間七七四年
09/03/13 02:47:18 VL5/1ZDP
「三年という区分を、三ヶ月に短縮したい」
と思案したが、よい案がうかばない。
208:人間七七四年
09/03/16 23:10:41 dyEqEP/H
上age上
209:人間七七四年
09/03/17 15:28:09 elPrVqJa
「>>208はどんなやつだ」
「すさまじい顔の男でござります。」
210:人間七七四年
09/03/18 13:35:07 wntG2gag
このスレはおそらく戦国板最強であったろうと思われる。
歴史上ほかに類を見ない特殊なスレであった。
211:人間七七四年
09/03/19 22:06:44 25qcKghX
「すわ」という言い方を思いついたが、あまり活用されて
いないことに今更ながら気がついた。
212:人間七七四年
09/03/20 21:33:00 2LYGbpTS
「すわ、敵襲ぞ」
213:人間七七四年
09/03/22 01:09:42 FJAzQBE8
LKkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjkjJ
214:人間七七四年
09/03/27 14:53:11 SiXKe7/e
「かわったスレじゃ、内容、名前から見れば由緒ありげなスレじゃが、どういうおつもりであろう」」
ひまな住人が話しかけてくる。
筆者はそれがねらいだ。釣り糸一つ垂れておれば、妙なもので人は警戒を解き、
なんとはなくスレのうわさをする。
「この板では、どのコテが阿呆じゃ」
と、筆者も、さりげなく訊ける。
武田厨、上杉厨、織田のアンチ、さまざまな住人ども二、三十ほどには、筆者は聞いたであろう。
仙台藩百姓、宇喜多直家信者、山形義光と三人をいうものが最もおおい。
215:人間七七四年
09/04/06 03:42:51 fequEjIJ
筆者はとんでもないスレに迷い込んでしまったらしい
216:人間七七四年
09/04/07 17:20:02 flGPZ5Cc
「これは>>215殿」
筆者は両眼を据え、215の視線をまっすぐに受けつつ、
「スレのただいまのご様子ではすぐにはすぐには活性化というわけにはいきませぬ。
あとで再起のおりを見はからい、おとりなし申しあげまするゆえ、流れのはやいスレへ下られよ」
と、声のみだれもなくいった。
217:人間七七四年
09/04/08 00:22:44 pjjCjlVs
「かきこむときはageなされ」
218:人間七七四年
09/04/16 02:52:20 ED3jXPJC
ageなどいまさら意味を持つであろうか?
219:人間七七四年
09/04/16 04:26:29 d4+4PL0c
「ばかな」
220:人間七七四年
09/04/16 13:12:42 d4+4PL0c
あれこれと思案をめぐらせたが、数時間、むなしく過ぎた。
やがて>>219はたまりかね、力なくageた。
221:人間七七四年
09/04/16 15:57:36 57GmTmEH
「たれか、おらぬのか」
222:人間七七四年
09/04/17 01:18:23 e8hvKb6q
過疎であった
223:人間七七四年
09/04/17 09:56:44 fH7gn1/b
さて大河である。いまさら大河だからと騒ぐのは可笑しいと
思われる方も多いとは承知しております。されど、やはり
大河は歴史好きにとっては無視できないのではないだろうか?
筆者もそのお陰で今日があるようなもの・・・
されど、その大河が瀕死の状態ともれ聞こえてくる。
「天地人」・・・なるほど、確かに筆者も史実は無視してる
結局は小説だ、史実だけじゃ読者の心を躍らせることは難しい。
そんな筆者も「天地人」には驚きを隠せない。
上杉景勝も泣いておるであろう。かの御仁はいつから
あのように家臣の言いなりになっておったのか。
やはり上杉を書くべきだった。
224:人間七七四年
09/04/17 12:21:27 Q2bA6rEe
「ほほう」
「いやしかし、司馬風ではござらぬな」
225:人間七七四年
09/04/17 17:49:23 Bi6otmHZ
(大河など、もう見ておらぬわ)
226:人間七七四年
09/04/17 18:04:52 oSm42gyU
近年まれにみるクソ大河である―
227:人間七七四年
09/04/17 18:32:18 iorM996f
ちょうど一年前。今頃夜のローカル線の最寄の無人駅にオレと20代後半のOLの
きれいな女性が降り立った。女性は待合室に入るとそこにとどまった。どうも
オレが去るのをまっているみたいだ。オレも勘がいいからピーンときた。オレ
は駅すぐの家の塀に隠れ、立ち去ったように見せた。すると女性はホーム側に
まわった。トイレはすでに消灯して真っ暗だし汚かったから怖かったのだろう。
おれはすぐに反対側からまわると、女性はスカートとコートをまくりあげ、下着
は膝まで下げこちらに尻をむけ中腰で放尿中。オシッコは勢いよく「しゅーー」
と真下の降り積もった新雪に降り注いでいた。
オレが見てからすこしすると放尿は終わり、女性はティッシュで秘部と太ももを
ふくとショーツとパンストをあげ、スカートとコートをととのえるといそいそと
立ち去った。すぐにオレは現場にいくとくるぶし近くまでつもった新雪はオシッコ
のうすい黄色にそまりながら溶けて、楕円形上に穴が開き地面がみえ、鼻をちかづけ
るとかすかにオシッコのにおいがした。もちろんティッシュをゲットし楽しんだよ。
228:人間七七四年
09/04/18 11:23:56 yUGNH278
筆者曰(い)う。この時代、変態というものは多く存在する。
異常な性癖をもつ者たちのことであり、その体はさまざまであるといえるだろう。
筆者もその部類にはいる人間であるが、
>>227はスレチであろう。あぼーんをすすめたい。
229:人間七七四年
09/04/18 17:10:28 lke8+P+N
(安堵した)
と筆者はおもった。
このように荒らしさえスレに入れば住人たちが司馬風に煽ってスレは活性化するだろう。
230:人間七七四年
09/04/18 17:38:53 Ug78nTRv
「すわっ」
231:人間七七四年
09/04/18 21:54:02 vG9b7smR
2ちゃんねるについて語るべきなにものもない。
今日、21世紀の日本人は、あの広漠たる凍土の荒野に何を観て群れて高吟するのか。
筆者の知るべに答える人はいない。
日本が日本になるために胎動した戦国という100年の叙事詩を板にしつらえ、
幾十というスレを刻んでいる。
DQNというから怒弓のことかと思えば、森長可細川忠興のことらしい。
古文書に衆道を見つけてお祭りをするという。
筆者はかって、『二十一世紀に生きる君たちへ』の中で、このものたちが、
『たのもしい人格をもち、自分に厳しく、相手にはやさしい自己をもつ人』に
あれかしと願ったが、悪い冗談だったのかもしれない。
新潮社の担当氏がこの筆者の苦渋を、三文字のローマ字で“orz”と書くとおしえてくれた。
ここは笑うしかないのである。
232:人間七七四年
09/04/20 12:53:19 9eG1qUwg
長文乙、と思ったのみである。
233:人間七七四年
09/04/21 16:47:54 Grg0AKg4
(だが、よくできている)
と、>>232も内心はそう思っていた。
234:人間七七四年
09/04/25 04:49:10 /PlaO1y8
さて、
235:人間七七四年
09/04/27 00:48:48 cRYEPvq5
余談が過ぎたようだ。
そろそろ本題に入りたいと思う。
ここに>>1という男がいる。
まずこの男を語る上で、知っているおかねばならない事がある。
しばしお付き合い願いたい。
236:人間七七四年
09/04/27 01:00:36 eTcSJDuS
(なんと)
237:人間七七四年
09/04/27 16:45:16 jQj59oDM
(>>235殿は、自分に対抗しようとしている)
ということを、このレスから1は感じ、単なる一住人の蔭口として聞き流せなかった。
238:人間七七四年
09/04/28 21:55:03 qAp28h9q
ここは、何のスレか。
239:人間七七四年
09/04/28 22:53:51 YbrXAYzf
「ここに集う人々は古人のようだ」と初カキコの>>239は思った。
むろん賞賛の意味がこもっている。
240:人間七七四年
09/04/28 23:31:28 hZeH44fv
(これは珍奇なスレッドもあったものだ)
筆者は諸々の書き込みをひととおり読み終えた今、そう思わずにはいられない。
しかし決してこれは彼らに侮蔑の感をもったということではない。
何の利も生まぬ行為に手練を尽くす、彼らに対する思いはあるいは、親しみに近い感情であるやもしれぬ。
戦場という特殊な状況でも、いや、殺伐とした戦場だからこそ彼らは風流を交えようととしたのかもしれない。
話を戻そう。
ほう、と忠元は呟いた。「水俣の衆もさるものよ」
先刻、忠元は「秋風に 水俣落つる木ノ葉哉」とと詠んだ歌をしたためた書を水俣の虎口に射掛けた。
ほどなく、虎口より書を結んだ夜が放たれてきた。中身をあらためると「寄せては沈む 月の浦波」と詠まれていたのだ。
城将の犬童頼安からだった。
241:人間七七四年
09/04/28 23:41:47 hZeH44fv
夜が放たれてきた、とはこれいかに。
242:人間七七四年
09/04/29 00:22:54 Ughcza+I
「死ねやぁっ、死ねやぁっ」
と、喚き、叫びつつ戦国板へクソスレを立てていく>>1の声、姿は、
鬼神が憑り移ったかのごとくであった。
本スレ住人は、死兵と化した。
243:人間七七四年
09/04/29 19:25:35 xRNGD+7D
思うに、あるいは>>227は改変を期待していたのかもしれない。
244:人間七七四年
09/04/29 22:14:41 YyYyN68g
おまえたちは得体が知れない
245:人間七七四年
09/04/30 23:31:46 Rg4g8QvY
「改変?」
「左様、改変でござる」
思いもかけない言葉だった。が、筆者にはこのスレの停滞を破る展望が開けた気がした。
(なるほど、この策存外に使えるやもしれぬぞ)
しかし、その淡い希望も>>243の次の言葉で打ち消された。
「されど、コピペ改変には難点がありましてなぁ」
「その難点とは?」
「元来コピペ改変とは、熟練の職人が居てはじめて成り立つものにござる。職人が頻繁に訪れるわけではないスレでは、いたずらに適当なコピペでスレが埋まって終わるおそれがありまする」
「それでは―」
「従って、かような過疎スレではまず上手くいきますまい」
そう言い終わると>>243は、毛ほども悪びれもせず、筆者の落胆振りが可笑しかったのかヘラヘラと笑いだした。
(人を何だと思ってやがる)
筆者はこのような得体の知れぬ住人ばかりのスレを、必死に伸ばそうとする自分が馬鹿らしく思えてきた。
246:人間七七四年
09/05/01 08:31:11 i9sOxADy
活路は、見えない。
247:人間七七四年
09/05/01 09:36:31 6GM6dZPw
いや、しかし。改変、活路は必要だろうかこのトピに。
変わらぬということこそ活路なのではと筆者は考える。
なんでも変わればいいものでもあるまい。
左様、変え急ぎすぎた信長はあのように倒れてしまった。
皮肉なことに筆者お気に入りの光秀に。
じぃっとして居れば良いのである。じぃっと、ただひたすらに
おのれの出番を待つのである。家康のように。
さすれば棚からぼた餅も落ちようものぞ、そうではないか賢兄諸氏。
248:人間七七四年
09/05/01 19:08:43 wgMlE2hW
我慢して待った。ただひたすら業績回復を望み耐えた。だがそれが間違いだった。
数年前の離職者募集時に決断し応募すべきであったのかもしれない。
家康公と違い、女性とまるで無縁の独身で家庭を巻き込まずに済んだのがせめてもの救いであろうか。
非情な紙切れ一枚を手にしたまま、同じ立場に置かれた若者に元・先輩としてなんと声をかけるべきか分からず
ふぬけたように呆然と立ちつくした。
と、彼の方がつぶやくように言った「人生決まった・・・」
その顔には自嘲とも自虐ともとれる不敵な笑みがこぼれていた。
その痛ましくも恐ろしさを感ずる姿を見て、(犯罪者にだけはならないでくれ)と願うより他なかった。
249:人間七七四年
09/05/01 22:58:50 i2J3Zbft
>>248はスレでどんよりと自虐的にふるまうがために、スレでの評判は同情的で、特に初期からいる古参どもは、
「あのように気の毒な男はおがんだことはない」
と評判した。>>248といえば2chでも平均のおとこであり、
これほどの気性の荒い2chの住人の標準な男といえばどれほどつまらない男かと想像されたが、
スレでのふるまいは涙をさそうほどに気の毒なものであった。
250:人間七七四年
09/05/03 09:59:10 qq5UG22l
(腹が減った)
GW真っ只中の朝、遅い時間に目が覚めた筆者は、そう思った。
(昨日はさんざん食べたのに…)
体はゲンキンなものだ。
変なところで消化の早い胃袋を妬んだ。
251:人間七七四年
09/05/03 16:29:06 c9tgzTv9
このスレ的には無関係なことながら「信長の野望」なるゲームの新作が出るらしい。
筆者はゲームに否定的な家庭育ちで、大河ドラマの影響で日本史に興味を持った人間であるが、
10年近く前の学生時分の頃は少なからずこのシリーズのお世話になっていた。
この板におられる博識な方々にとってはゲームなどと一笑に付されるだろうが、
ネットという情報網の無かった当時の私は、聞き慣れない武将の名前をメモして図書館で調べたのも嬉し恥ずかし良い思い出である。
今の私も多少は歴史上の人物以外の制度・文化・風俗等に目が向くようになり、おそらくゲームではもう満足出来まい。と頭では分かってはいるが、
つい先ほど歴史ゲーム板に足を踏み入れ、無気になってカキコミしてしまった次第である。
いい年をして私もまだまだ子供だなぁと自嘲しつつ、この文章を締めくくりたい。