09/05/20 08:59:37 5aa4xwlf
>>774
思い出しますなぁ・・・
気負いたった細川晴元の軍勢から堺の町を守るため、三好元長どのは腹を召されました。
その子・千熊丸さま・・・すなわち長慶さまを阿波へ送り届けるため
この弾正は命を賭け申した。
阿波へ向かう船の中で、この弾正の胸に抱かれる長慶さまは、
まだあどけなく、お可愛らしい少年であった。
新参で三好家に忠誠心のかけらもない、このわたしが
なぜ千熊丸さまのために命をかける気になったのか。
いまもなお不思議でなりませぬ。
・・・世の中には理不尽かつ不思議なことが多々、ございます。
織田信秀を恨む気になれない。それもまた戦国の世ならではの感懐でございましょう。
ところで竹千代どの、吉法師とやらは、いかなる人物でござるのか?
>>773
そなたも阿波で初めて対面したときは
まことに、お可愛い少年であったのに、いまでは・・・
いや、なんでもござらぬ、はははっ・・・