08/06/01 12:21:07 PcqHs9zU
安東愛季の生涯は、陣営を塒に東奔西走といった戦野に明け暮れた。
しかしそうした忙中にも打つべき手はぬかりなく打った。
神社・仏閣の保護に手を差しのべ民心の把握につとめ、
中央の覇者織田信長に使を派し交誼の絆を固め、己れの顕在を示した。
国にあっては檜山郡に接する浅利氏、その東方の南部氏、北隣の津軽氏、
内陸にあっては海湊を求め雄物川下流地域の攻略を目指す
仙北の戸沢・小野寺氏、由利侵入を企てた庄内の武藤氏駆逐など、
まさにあたたまる暇とてない多難な年月を送った
コピへだがここら辺を見ると
愛季は晴政より名君だと思えてしまうんだよなあ。