09/05/11 22:03:21 OZkc0j7i
古へを慕うも門司の夢の月 いざ入りてまし 阿弥陀寺の月 木付統直
201:人間七七四年
09/05/13 00:40:46 87g1tUQr
「鍛錬の末得た武勇は、
持って生まれた武勇に勝る。」
BY 信長
天才信長らしくない一言だが・・・。
ええこと言うのう。
202:人間七七四年
09/05/13 07:06:30 qH5pfUIP
>>187
この頃はまだまともだったんだな
203:人間七七四年
09/05/13 16:19:00 Uo1VxwWH
「よくみのほどをしれ」 小幡虎盛
204:人間七七四年
09/05/23 19:58:53 GDkQZNB+
君に引く荒木ぞ弓の筈ちがひ 射るに射られぬ有岡の城 細川幽斎
205:人間七七四年
09/05/23 20:58:20 B4FREGkM
この辺りで>>30の発言について討論しても良いと思うのですが……
とりあえず俺はその発言を以て光秀と本能寺の変をどうこう言うのは
妥当では無いと思うのです。
ついでに戦国時代とはチト違うが
安倍頼時
「人倫世に在るは、皆妻子のためなり。貞任愚かといえども、父子の愛、棄忘すること能はず」
安倍貞任
「わが国の梅の花とは見たれども 大宮人は何というらん」
206:人間七七四年
09/05/24 00:25:26 +uxRpF++
鷹は空を飛びて能あり。鵜は水に入りて能あり。
面々の得る者あれば、一人に何事も備わらん事を求むべからず。 家康
207:奇矯屋onぷらっと ◆SRGKIKYOUM
09/05/24 06:56:50 M/0hyp+i
>>205
一昨年の年末についてかいな。仰せごもっとも、ということでよかろ。
208:人間七七四年
09/05/24 14:36:10 48sMojcN
いくとせもちぎりかわらぬ七夕の けふまちへたるあふせなるらん 本願寺顕如
いくとせのかはらぬ物を七夕の けふめづらしきあうせなるらん 如春尼(顕如の妻)
209:人間七七四年
09/05/25 18:16:50 h6bLH/ia
七転八倒 四十年中 無他無自 四大本空 朝倉義景
210:人間七七四年
09/06/07 08:56:44 Y7ss74og
月花を心のままに見つくしぬ なにか浮き世に思ひ残さむ 豊臣秀次
211:人間七七四年
09/06/18 09:50:33 CSJo13wJ
>>101
平塚為広→大谷吉継ですね、創作かもしれませんが素晴らしいです。
212:人間七七四年
09/06/18 17:35:39 EdMeGq2p
戦場に駆け入りて討死するは、いとやすき業にて、いかなる無下の者にてもな
しえらるべし。生くべき時は生き、死すべき時にのみ死するを、真の勇とはい
うなり。 水戸黄門こと徳川光圀
213:人間七七四年
09/06/20 00:06:34 cEaPT9Ud
>>212
黄門様の時代でも死を恐れない猪武者が数多くいたからこそ、蛮勇を戒めた言葉なんだろう。
逆に現代の日本人は科学技術は発達したけど、死すべきときに死すという気持ちが減っているんじゃないかと思う。
残虐な犯罪やイジメなどが毎日のように報道されるのは、
究極のところ、死の覚悟というものが日本人から減ってしまったからのように思う。
214:人間七七四年
09/06/20 02:35:43 svQv/dUr
>>213
トンチンカンにもほどがあるだろ。
215:人間七七四年
09/06/20 02:48:36 cEaPT9Ud
>>214
死の覚悟とまではいかなくても、
皆が保身や自分一人の安全を考えるから、
残虐な行為がまかり通るのは事実。
さほどトンチンカンだとは思わない。
216:人間七七四年
09/06/20 02:59:32 svQv/dUr
>>215
戦国や江戸初期がどれだけ殺伐としてたか勉強してみな?
217:人間七七四年
09/06/20 03:21:10 cEaPT9Ud
>>216
ディベートのような議論をする気はない。
どれだけ殺伐としていたか勉強すればアナタの意見に私が同意すると思うのなら、
それはアナタの思い上がりか、ただの片意地だよ。
自分の意見や、私の意見の間違いだとする部分の明示や説明もなく、
ただ単に勉強不足と言ってのける態度はどうかと思う。
218:人間七七四年
09/06/20 03:27:05 svQv/dUr
>>217
キミの言う「死の覚悟」のある連中がワラワラしてた時代は、今よりずっと殺伐として残虐な
事件も多く、人の命も動物の命も実に軽く扱われていた。
現実に楽しみとして人を殺していた連中がいた時代だ。
そんな事も知らずに、「死の覚悟を持っていれば残虐な犯罪やいじめは~」、なんていっているんだから、
勉強不足だと指摘する意外にどうすればいいのか?
知った上でそんな事言っているのならよりたちが悪いわけだが?
219:人間七七四年
09/06/20 03:27:55 cEaPT9Ud
>>216
武田信繁の残した九十九の教えの一つに、
説明しないで人を責めるのは酷だということが書いてある。
賢いアナタから見ると、私は馬鹿なのかもしれないが、
私も私なりに戦国時代や江戸時代の書物は読んだ上で考えをレスしたんだよ。
そこは理解してほしいです。
連投失礼
それではおやすみなさい。
220:人間七七四年
09/06/20 03:42:56 cEaPT9Ud
>>218
動物の命は今のほうが軽く扱われている側面もあるよ。
戦国時代、江戸時代は基本的に四つ足の動物は食べていない。
現代の養殖して殺される家畜や使い捨てにされるペットの数は戦国時代に食されたり狩られた動物よりも多いことも事実だ。
一概にどちらが残酷などとは言いきれないはずなのに、
言い切ってしまうアナタこそ勉強不足や一定の思想に凝り固まっているように感じる。
221:人間七七四年
09/06/20 04:56:37 rLvvzkbP
>212
勉強になりますた
222:人間七七四年
09/06/20 12:23:16 dBejoIKF
>>220
まさか対動物に関してのみ反論し、>>213でした
> 残虐な犯罪やイジメなどが毎日のように報道されるのは、
> 究極のところ、死の覚悟というものが日本人から減ってしまったからのように思う。
という対人の方は無視なのか?
レスを読む限り、まず結論ありきで、それを>>212に当てはめただけなんだと思える。
あくまで本人の信念、心情的なレスであって、
何らかの論拠があるわけじゃないのかもしれない。
それなら反論するのも野暮だなと。
223:人間七七四年
09/06/20 18:28:50 p7pyi/vF
212です。213~222さん、レスありがとうございます。
討論は、これくらいで・・・
先人達が残してくださった御言葉をお聞かせください。
↓ では、どうぞ ↓
224:213
09/06/20 22:59:38 cEaPT9Ud
私もトンチンカンの一言で片付けられてカチンときましたのでつい・・・・
あくまでも私個人の考えと受け止めてもらえればよかったのですが。
私と214どちらが正しい意見だとかないと思います。
225:212
09/06/21 17:58:50 lQfWDFhT
>>224
瞬時に死を覚悟することを余儀無くされた先人達と、私も含めて、日夜マスター
ベイションに専念する現代人とでは、思惟方法も異なるものです。
未熟者である私も、諸先輩方の言葉に接する度、自問自答を繰り返しています。
226:人間七七四年
09/06/22 16:09:30 zKFLdiFe
>>225
下品な野郎だな
出ていけ
227:212
09/06/22 18:00:59 2QRWCSfS
心こそ 心まよはす 心なれ 心に 心 心ゆるすな 沢庵
228:人間七七四年
09/06/25 22:51:26 FwEYC9tD
Q―士道とは何か。
三島由紀夫:…ぼくは、魂の問題といふことで「士道」といふ言葉を使つた。
内面的なモラルといつてもいい。
内面的なモラルといふものは、自分が決めて自分がしばるものだ。
それがなければ、精神なんてグニャグニャになつちやふ。
今日では、自分で自分をしばるといつたストイックな精神的態度を、だれも要求しなくなつた。
ストイックなのは損だと、だれもが考へてゐる。
三島由紀夫
「精神的ダンディズムですよ」より
229:人間七七四年
09/06/25 22:52:11 FwEYC9tD
抵抗に死に身になれ。抵抗はやれ。ただし遊び半分にやるな、といふことだ。
たとへば抵抗は楽しいものであるといふベ平連などの考へですね。あれが一番きらひなんです。
ベ平連式の“抵抗”は、大衆にアピールする。抵抗とは楽しい、抵抗とは手をつないで
フランス・デモをやることだ、フォーク・ダンスをやることだ、これが非常にいやなんです。
抵抗はナマやさしいもんぢやない。血みどろで、死に身にならなきやできないのが本当である。
内部批判をする連中が、手柄顔で歩いてゐる。石原君のことぢやなく、世間一般ですよ。
…自分の属してゐるものの内部批判した男が英雄視される。こんな間違つたことはない。
抵抗をもう少し暗いものにしなきやいかん。
三島由紀夫
「精神的ダンディズムですよ」より
230:人間七七四年
09/06/25 22:53:09 FwEYC9tD
Q―「士道」の復活は、現代において可能ですか。
三島由紀夫:ぼくはさういふふうに問題を考へてゐない。
「士道」といふ言葉をいふのは、その言葉が、まるで一滴のしづくのやうにその人の心にしたたつたら、
自分で考へてごらんなさい―といふだけなんです。
「士道」といふものは、マスコミを通じて広まるやうな性質のものではない。
われわれの心の中を探つてみると、心のなかに持つてゐる自己規律に照らして、どこかやましいものがあるはずだ。
やましいものがあれば、士道に反してゐるのだと考へるべきだ。それが日本人だと思ふんです。
なぜやましさを感じるか。それは士道にもとつてるからなんです。士道つてそんなものではないか。
一言でいへば、「士道」とは男の道ですよ。
三島由紀夫
「精神的ダンディズムですよ」より
231:人間七七四年
09/06/25 23:20:32 dh19mHef
戦国武士の発想と三島由紀夫の発想をくらべてみるのも勉強になるかもしれないね。
戦国武士だけを尊重したり、三島由紀夫や新右翼の思想だけを尊重するなら、
それは中庸を欠く自己満足でしかないだろう。
232:仙台藩百姓
09/06/25 23:46:05 qNKnL0Fj
自己満足を否定する事に意味があるとは思えぬお( ^ω^)
233:人間七七四年
09/06/26 01:14:23 bzmYW2IM
仙台藩百姓の考え方には興味がない
234:人間七七四年
09/06/26 01:35:54 JqK3ghaK
まあまあ皆だ色々考えるべきでしょう。
235:人間七七四年
09/06/26 01:37:08 JqK3ghaK
での間違いでした。
訂正しお詫びします。
236:人間七七四年
09/06/28 17:22:48 MrEcnwxJ
日本における唯一の革命の原理は天皇にしかない。
三島由紀夫
237:人間七七四年
09/06/30 15:30:52 Rqu9mcqR
新右翼の一部にはなぜか武家嫌いがいる。
それはなぜでしょう?
238:人間七七四年
09/06/30 19:35:16 re4TgVPe
「草莽」的な尊王思想じゃないの
幕末で言えば清川八郎とか武市半平太とか
239:人間七七四年
09/07/07 10:40:18 j9y70Mqj
他人の過失について、かれこれと批判しないほうがよい。
「自分が好むところを他人に与えよ」という言葉もあり、
自分の嫌なことは他人もまた嫌なものである。 武田信繁
240:人間七七四年
09/07/15 23:09:39 1iI3Hp4o
忠義とは、私には、自分の手が火傷をするほど熱い飯を握つて、ただ陛下に差し上げたい一心で
握り飯を作つて、御前に捧げることだと思ひます。
その結果、もし陛下が御空腹でなく、すげなくお返しになつたり、あるひは、
『こんな不味いものを喰えるか』と仰言つて、こちらの顔へ握り飯をぶつけられるやうなことが
あつた場合も、顔に飯粒をつけたまま退下して、ありがたくただちに腹を切らねばなりません。
又もし、陛下が御空腹であつて、よろこんでその握り飯を召し上つても、直ちに退つて、
ありがたく腹を切らねばなりません。
何故なら、草莽の手を以て直に握つた飯を、大御食として奉つた罪は万死に値ひするからです。
では、握り飯を作つて献上せずに、そのまま自分の手もとに置いたらどうなりませうか。
飯はやがて腐るに決まつてゐます。
これも忠義ではありませうが、私はこれを勇なき忠義と呼びます。
勇気ある忠義とは、死をかへりみず、その一心に作つた握り飯を献上することであります。
三島由紀夫
「奔馬」より
241:人間七七四年
09/08/13 17:30:41 XurQsoHW
上杉謙信
・ドンとこい超常現象
・なぜベストを尽くさないのか
242:人間七七四年
09/08/17 12:42:19 6H9dlakN
男と女。どちらが強いといえば女じゃ。
男は刺されたり突かれたり、慣れてないからのぅ~
243:人間七七四年
09/08/31 01:13:47 HJiGvI1d
隠し立てしないと恥ずかしいようなことは、してはならぬ。
人の目は天にかかっているものである。 島津義久
244:人間七七四年
09/08/31 07:44:49 qptruC2R
おもしろき こともなき世を おもしろく
高杉晋作
245:人間七七四年
09/08/31 09:12:36 HJiGvI1d
すみなすものは心なりけり 野村望東尼
246:人間七七四年
09/08/31 18:14:17 kjYWvnQc
>>244は名作、>>245は駄作
247:人間七七四年
09/08/31 19:27:56 HK4aalzW
>>246
司馬遼に洗脳されているな。
248:人間七七四年
09/09/01 09:01:43 isqN3W/E
>>247
司馬遼太郎は「おもしろき~」についてなんて言ってるの?
知らないので教えてください。
249:人間七七四年
09/09/01 11:40:26 cbypmkbk
司馬遼の小説は好きだが、司馬遼という人物には興味はない。
武田鉄也にでも聞いてください。
250:人間七七四年
09/09/01 17:38:25 ahsTVM9l
>>248
確か野村の付け足しによって妙に説教臭くなって、高杉の上の句の
よさが失われた、みたいな感じだった記憶が。
どの作品だっけ?十一番目の志士だっけ?
251:248
09/09/01 22:51:59 isqN3W/E
>>250
そうなんですか。
ありがとう!
個人的には「すみなすものは心なりけり」好きなんだけどなぁ
252:人間七七四年
09/09/01 23:50:00 Rb3Rt2Kn
つーか、晋作が自分を東行と名乗るほどあこがれた、西行法師の詩風からみれば
「すみなすものは~」で正解だわな。
253:人間七七四年
09/09/03 10:45:44 oQJJ/ryR
左翼はいつも、より良き未来世界といふものを模索してゐる。
いつもより良き未来社会へ向かつて我々は進歩してゆくと考へてゐるのです。
…ところがソビエトはご承知のやうな状態になつた。
これは完全な官僚社会のみならず、その常套語を使へば、帝国主義なのです。
そして、かつて日本人が未来社会と思つたのが帝国主義になつてしまつた。
もうスターリン批判以来、日本人のソビエトに対する夢も崩れた。
では、中共はどうか。中共はどうも日本人の西洋崇拝から言ふと少し外れる処があつたんだけど、
文化大革命といふことがあつたので、ますます日本人の理想から遠くなつてしまつた。
…そこで未来社会の展望を失つたところに彼らの焦燥と彼らの一種の絶望感があることは確かなのです。
それで、より良き彼らの本当の未来社会とは何であるか。
皆さんは、「自由からの逃走」といふエーリッヒ・フロムの本などをお読みになつたことがあるだらうと思ひますが、
…いはゆる、ヒューマニテリアン・ソシャリズムですが、完全な言論自由化の社会主義といふやうな、誰が考へても
実現不可能のやうな、より良き未来に向かつて進んで行かうと、それがまあ大体の左翼型のラディカルな革命の
行動の先にある未来国であると考へて良いと思ひます。
…何も私は共産主義に対抗して生きてゐるわけではありません。
…ですけれども彼らの考へにうつかり動かされ、蝕まれていつたならば、どういふ結果になるか目に見えてゐる。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
254:人間七七四年
09/09/03 10:46:36 oQJJ/ryR
私は未来といふものはないといふ考へなのです。未来などといふことを考へるからいけない。
…我々はアメーバが触手を伸ばすやうに、闇の中を手探りで少し先の未来までは予測ができる。
或ひは来年くらゐまでは予測できるかもしれない。
しかし、人間が予測されない闇の中を進んでゆくためには、その闇の彼方にあるものを信ずるか、或ひはその闇といふものに
対決して本当に自分の現在に生きるかといふことの二つの選択を迫られてゐるといふのが私の考へ方の基本であります。
“未来に夢を賭ける”といふことは弱者のすることである。
そして、自分をプロセスとしか感じられない人間のすることであります。
…このやうな思考の中からは人間の円熟といふことも出て来なければ、人間の成熟といふ思考も絶対に出て来ない。
実は、人間は未来に向かつて成熟してゆくものではないんです。
それが人間といふ生き物の矛盾に充ちた不思議なところです。
人間といふものは“日々に生き、日々に死ぬ”以外に成熟の方法を知らないんです。
そこで、何も未来を信じない時、人間の根拠は何かといふことを考へますと、次のやうになります。
未来を信じないといふことは今日に生きることですが、刹那主義の今日に生きるのではないのであつて、
今日の私、現在の私、今日の貴方、現在の貴方といふものには、背後に過去の無限の蓄積がある。
そして、長い文化と歴史と伝統が自分のところで止まつてゐるのであるから、自分が滅びる時は全て滅びる。
つまり、自分が支へてきた文化も伝統も歴史もみんな滅びるけれども、しかし老いてゆくのではないのです。
今、私が四十歳であつても、二十歳の人間も同じ様に考へてくれば、その人間が生きてゐる限り、
その人間のところで文化は完結してゐる。
その様にして終りと終りを繋げれば、そこに初めて未来が始まるのであります。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
255:人間七七四年
09/09/03 10:50:03 oQJJ/ryR
われわれは自分が遠い遠い祖先から受け継いできた文化の集積の最後の成果であり、
これこそ自分であるといふ気持で以つて、全身に自分の歴史と伝統が籠つてゐるといふ気持を持たなければ、
今日の仕事に完全な成熟といふものを信じられないのではなからうか。
或ひは、自分一個の現実性も信じられないのではなからうか。自分は過程ではないのだ。道具ではないのだ。
自分の背中に日本を背負ひ、日本の歴史と伝統と文化の全てを背負つてゐるのだといふ気持に一人一人がなることが、
それが即ち今日の行動の本になる。
…「俺一人を見ろ!」とこれがニーチェの「この人を見よ」といふ思想の一つの核心でもありませう。
けれども、私は中学時代に「この人を見よ」といふのは「誰を見よ」といふのかと思つて先輩に聞きましたところ、
「ニーチェを見よ」といふことだと教へて貰ひ、私は世の中にこんなに自惚れの強い人間がゐるのかと驚いたことがあるのです。
しかし、今になつて考へてみると、それは自惚れではないのであります。
自分の中にすべての集積があり、それを大切にし、その魂の成熟を自分の大事な仕事にしてゆく。
しかし、そのかはり何時でも身を投げ出す覚悟で、それを毀さうとするものに対して戦ふ。
…ここにこそ現在があり、歴史があり、伝統がある。彼らの貧相な、観念的な、非現実的な未来ではないものがある。
そこに自分の行動と日々のクリエーションの根拠を持つといふことが必要です。
これは又、人間の行動の強さの源泉にもなると思ふ。といふのは人間といふものは、それは果無い生命であります。
しかし、明日死ぬと思へば今日何かできる。そして、明日がないのだと思ふからこそ、今日何かができるといふのは、
人間の全力的表現であり、さうしなければ、私は人間として生きる価値がないのだと思ひます。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
256:人間七七四年
09/09/03 10:50:54 oQJJ/ryR
本日ただ今の、これは禅にも通じますが、現在の一瞬間に全力表現を尽すことのできる民族が、その国民精神が
結果的には、本当に立派な未来を築いてゆくのだと思ひます。
しかし、その未来は何も自分の一瞬には関係ないのである。
これは、日本国民全体がそれぞれの自分の文化と伝統と歴史の自信を持つて今日を築きゆくところに、
生命を賭けてゆくところにあるのです。
特攻隊の遺書にありますやうに、私が“後世を信ずる”といふのは“未来を信ずる”といふことではないと思ふのです。
ですから、“未来を信じない”といふことは、“後世を信じない”といふこととは違ふのであります。
私は未来は信じないけれども後世は信ずる。
特攻隊の立派な気持には万分の一にも及びませんが、私ばかりでなく、若い皆さんの一人一人がさういふ気持で後輩を、
又、自分の仕事ないし日々の行動の本を律してゆかれたならば、その力たるや恐るべきものがあると思ひます。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
257:人間七七四年
09/09/03 19:34:18 lYxPToKg
是非もなし 織田信長
258:人間七七四年
09/09/14 18:44:18 lmGUfOcK
振りかざす太刀の下こそ地獄なれ 一足進め先は極楽 宮本武蔵
259:人間七七四年
09/09/14 19:04:11 E1PI9+xA
味噌を熱湯にとかして飲むとおいしい 石田三成
260:人間七七四年
09/10/02 11:54:37 Y9WEoKAf
…ひとたび叛心を抱いた者の胸を吹き抜ける風のものさびしさは、千三百年後の今日のわれわれの胸にも直ちに通ふのだ。
この凄涼たる風がひとたび胸中に起つた以上、人は最終的実行を以てしか、つひにこれを癒やす術を知らぬ。
三島由紀夫
「日本文学小史 第四章 懐風藻」より
261:人間七七四年
09/10/02 11:56:34 Y9WEoKAf
人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして、己れを尽して人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。
西郷南州(西郷隆盛)
「遺訓」より
262:人間七七四年
09/10/02 12:04:32 Y9WEoKAf
幾たびか辛酸を歴て 志始めて堅し
丈夫は玉砕するも甎全を愧づ
一家の遺事 人知るや否や
児孫の為に美田を買はず
(一個の男子たる者、玉として砕け散ることはあつても瓦のやうなつまらぬ生涯をまつたうすることを愧づかしく思ふ…)
西郷南州(西郷隆盛)
「遺訓」より
263:人間七七四年
09/10/03 15:43:27 jH3CKW0R
益荒男の たばさむ太刀の鞘鳴りに 幾歳耐えて けふの初霜 三島由紀夫
264:人間七七四年
09/10/04 10:26:39 ZXVuIc/q
>>263
既出
三島由紀夫を連投しているのは同一人物か?
武士道を重視していた人だから別にいいのだが、
基本は戦国時代板なのだから、そこらへんも考えてくれ。
265:人間七七四年
09/10/04 18:37:57 aWjElfZn
生を必するものは死し、死を必するものは生く 上杉謙信
266:人間七七四年
09/10/04 21:28:24 aWjElfZn
たとえ身は 蝦夷の島根に朽ちるとも 魂は東の君やまもらむ 土方歳三
267:人間七七四年
09/10/25 10:31:28 VRy9L8G7
質問です春日局の詩についてなんですが
「西に入る 月を誘い 法をへて 今日ぞ火宅を逃れけるかな」とありますが
音読する際は「にしにいる つきをいざなひ ほうをえて けふぞかたくを
のがれけるかな」でいいのですか?とくに法が「のり」だったらどうしようか
悩んでいます
文献によってよみかたまちまちですよね
上のしだと
たとひみは 蝦夷のしまねに朽ちるとも たまはあずのきみやまもらむ
あと人前で音読する最赤っ恥を書かないコツとかありますか?
毛利元就の
「をさまれし よにこそしけれ」とかは音読し「おさまれし」のほうが適切
なんですか?
268:人間七七四年
09/10/25 10:53:20 VN12G8VX
>>267
のりだYO
269:人間七七四年
09/10/25 17:35:32 VRy9L8G7
そうっすか、やっぱ海苔でしたか、回答ありあとうございます
270:人間七七四年
09/11/09 00:48:16 5N41ZiYl
治世に文を用い、乱世に武を用いるのは、当然のことであるが、
治世に武を忘れず、乱世に文を捨てないのが、最も肝要である。
黒田如水公の言葉です。
271:人間七七四年
09/11/10 10:10:36 IJpYhlys
世の中を見ると君臣朋友の間は、みなワガママから不和となっている。
自分が好むことを人が好まない場合だってあるのだ。
家来とても同じように嫌がることが多い。
将たる者は、ここに気をつけ、自分に好み性格がよく似ている士を選んで、
ひそかに自分の目付に頼んでおき、時々意見をきき、自分の善悪をきいて、
万事に心をつけることが、将たる者の第一の大切な務めである。
この心得がなければ、自分の過失がわからずに、それが次第に大きくなって、
人々にうとまれ、家を滅ぼし、身を失うものである。 豊臣秀吉
272:人間七七四年
09/11/20 21:24:43 JAe7/w0E
まてしばし我ぞ渉りて三瀬川 浅み深みも君に知らせん 蒲生大膳
273:人間七七四年
09/11/27 02:35:53 uFbqChna
我が人生に一片の悔いなし!!! ○オウ
274:人間七七四年
09/11/29 08:38:27 OaOo7a/r
反省と改善の出来ない武将は生き残れなかったのが戦国時代。
ラオウは平和ボケの甘ちゃん
275:人間七七四年
09/11/29 16:31:15 aLtjL5tA
>>269
ここでは ほう と読むんじゃないか?
法は仏法を指すんだろう?
法をのりと読むと、人の決めた決まりごと・法律 になるんじゃないかな?
276:人間七七四年
09/12/01 22:16:30 /3sTzJSK
死はもとより覚悟の上なり
277:人間七七四年
09/12/04 03:43:51 kaSyJovg
俺が死んだら何人泣くべ 特攻隊勇士
278:人間七七四年
09/12/04 03:44:57 kaSyJovg
もののふが かなしき命 つみかさね つみかさね護る 大和島根を 特攻隊勇士
279:人間七七四年
09/12/04 16:03:20 R2G2yeLx
真夜中に
何度も起きて
オシッコへ
280:人間七七四年
09/12/04 17:35:21 QrB+TY86
辞世じゃないけど・・・
初陣に松一本手植えして負ければ墓地のしるしとやせむ 柴田勝家
13歳のときの句だそうです。初々しいなあ権六。
281:人間七七四年
09/12/10 23:37:07 Ku0Sj9F/
どちらも敬意を持って読むべき先人の歌なんだけれど、
戦国武士と特攻隊の歌を比べてみると、
特攻隊の歌の悲壮感に比べて、戦国武士の歌には落ち着きというか静寂を感じる。
これは徴兵された者と、子供のころから当たり前に武士として育った者の違いだろうね
282:人間七七四年
09/12/11 00:53:49 ++Vi4reD
孤軍援(たす)け絶えて俘囚となり
君恩を顧念して 涙 更(また)流る
一片の丹衷(たんちゅう) よく節に殉じ
雎陽(すいよう)は千古 これわが儔(ともがら)
他に靡(なび)きて今日また何をか言はむ
義を取り生を捨つるは わが尊ぶところ
快く受く 電光三尺の剣
ただ まさに一死をもって君恩に報いむ
283:人間七七四年
09/12/11 03:24:22 AJOLe9cA
>>281
特攻隊は死を権力に強要されたからだろ
無能な上層部の命令で、しかも米軍の艦船は対空装備が整っているから近づく前に落とされてろくに戦果もあげられない
まさに無駄死にだから理不尽なもんだ
284:人間七七四年
09/12/11 03:54:56 obxFdZpH
主君の失政から負け戦をしなければならない状況は戦国時代にもあったわけだから権力がどうだのって話じゃなく、
徴兵制度で緊急的に作られた兵士と、生まれながら武士になることが決まっていた人間の鍛え方と覚悟の違いの話でしょ。
285:人間七七四年
09/12/12 19:20:28 is8Y53yS
内戦と外戦の違いもあるだろうなあ。
同じとは言い切れないが、かなり近い価値観を持った者同士の戦いとそうじゃない者同士の戦い。
戦国の世でも女子供の命は保障されていたようなものだから安心して死ねたけど、
無差別爆撃で明らかなようにアメリカ軍は女子供を殺しにきていたわけだし。
286:人間七七四年
09/12/14 23:20:12 x5A/b3FL
嫉妬をすることがないように誰彼によく申しつけるがよい。
「堅固な防備をゆるめるのは、盗賊の横行を許す端緒ともなり、
顔に厚化粧をするのは、心を乱す端緒ともなる」
のであって、どこまでも高雅な気持ちを維持していなくてはならぬ。 武田信繁
287:人間七七四年
09/12/14 23:29:12 UvSgEk8W
極楽の道はひとすじ君ともに 阿弥陀をそえて四十八人 大石内蔵助良雄
288:人間七七四年
09/12/18 17:25:13 /OdNh/iW
日本はみかけの安定の下に、一日一日魂のとりかへしのつかぬ癌症状をあらはしてゐるのに、
手をこまぬいてゐなければならなかつた。
もつともわれわれの行動が必要なときに、状況はわれわれに味方しなかつたのである。
(中略)
日本が堕落の淵に沈んでも、諸君こそは、武士の魂を学び、武士の錬成を受けた、最後の日本の若者である。
諸君が理想を放棄するとき、日本は滅びるのだ。
私は諸君に、男子たるの自負を教へようと、それのみ考へてきた。
一度楯の会に属したものは、日本男児といふ言葉が何を意味するか、終生忘れないでほしい、と念願した。
青春に於て得たものこそ終生の宝である。決してこれを放棄してはならない。
三島由紀夫
遺言「楯の会会員たりし諸君へ」より
289:人間七七四年
09/12/23 04:32:37 JJs0D557
時世の句によく不如帰って出てくるけど、あの時代不如帰って特別な意味のある鳥だったの?
290:人間七七四年
09/12/23 20:13:08 2n2U9Saj
夜に(も)啼くので、この世とあの世を行き来する鳥と思われていたらしい。
北欧神話のヴァルキリー的な魂の案内者とでも言えばいいのだろうか?
291:人間七七四年
10/01/08 01:50:00 +GrbHMFM
「我に七難八苦を与えたまえ」 山中鹿之助
292:人間七七四年
10/01/08 21:47:56 +GrbHMFM
都渡劃断す千差の道 南北東西本郷に達す 尼子勝久
293:人間七七四年
10/02/04 20:01:28 Rmuehx4F
あら楽し思いは晴るる身は捨つる 浮世の月にかかる雲なし 大石内蔵助良雄
294:人間七七四年
10/02/07 02:03:38 jmYFbo1p
七転八倒 四十年中 無他無自 四大本空 朝倉義景
295:人間七七四年
10/02/07 02:07:39 jmYFbo1p
み菩薩の種を植えけんこの寺へ みどりの松の一あらぬ限りは 宇喜多秀家
296:人間七七四年
10/02/10 19:50:32 2Ru4ZCY2
うきた氏とは珍しい…
297:人間七七四年
10/02/13 00:25:09 Z2FWqFm1
>>296
この句は信仰心の覚悟が出ていてカッコイイと思います。
298:人間七七四年
10/02/15 22:07:34 UO6pe5mO
君主たろうとする者は、その心を寛大にして、些細なことにかかわるべきではない 徳川家康公
299:人間七七四年
10/02/18 02:19:07 wrSu2qVK
咲く花を散らさじと思ふ御吉野は 心あるべき春の山風 徳川家康
春、花、風というキーワードが含まれているだけになかなか興味深い
300:人間七七四年
10/02/20 21:42:49 EHXZsl+r
【武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり】
山本常朝『葉隠(武士としての心得について見解を「武士道」という用語で説明した記録)』より
301:人間七七四年
10/02/20 23:29:32 diBG9UYQ
>>300
これだね
一、武士道に於いておくれ取り申すまじき事。
一、主君の御用に立つべき事。
一、親に孝行仕るべき事。
一、大慈悲を起し人の為になるべき事。
此の四誓願を、毎朝、仏神に念じ候へば、二人力になりて、後ろへはしざらぬものなり。
尺取虫の様に、少しづゝ先へ、にじり申すものに候。仏神も、先ず誓願を起こし給ふなり。
302:月孔雀
10/02/25 17:10:23 oj/IbesT
名言、格言、辞世の句
残しただけで、おかしいよ。
本当の人間は、そんなもの残さないって。
303:人間七七四年
10/02/25 21:00:09 TEMiHpou
本当の人間ってなんだろか
304:人間七七四年
10/03/06 23:46:46 hmLjJq4Z
ageてまで言う事かのう
305:人間七七四年
10/03/08 00:14:40 byQE7KUk
>>300
「葉隠」良いですよね
イメージでけで喰わず嫌いして読んでいない人には是非読んでもらいたい書です。
306:人間七七四年
10/03/08 02:02:06 /tfszSfm
>>149 政宗公遺訓ですね。
「仁に過ぐれば弱くなる。
義に過ぐれば固くなる。
禮(礼)に過ぐれば諂(へつらい)となる。
智に過ぐれば嘘をつく。
信に過ぐれば損をする。
氣長く心穏かにして、萬に儉約を用て金銭を備ふべし。
儉約の仕方は不自由を忍ぶにあり。
此の世に客に來たと思へば何の苦もなし。
朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし。
元來客の身なれば好嫌は申されまじ。
今日の行をおくり、子孫兄弟によく挨拶をして、娑婆の御暇申すがよし。」
307:人間七七四年
10/03/08 02:23:56 AFFxdz0n
楠公の
武運を心でうらやみし
俺も今日より扶遙の一機ぞ
神風特攻隊員辞世
308:人間七七四年
10/03/10 21:16:21 7GFjLOki
>>302
そんなことない
言葉(文字)は人間だからこそ使えるもの
人間は言葉(文字)が使える唯一の動物なんだよ
309:人間七七四年
10/03/11 00:36:48 mzAKd4nY
言葉は以心伝心よりかはワンクッションおくけれど、
>>308の言うとおり人間が創造した素晴らしいものだよ。
310:人間七七四年
10/03/11 11:05:55 NXa+jeQB
____ ________ ________
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 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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|____|/ | そうするとマターリできるの。
,,,,∪∪,,, ,,
311:人間七七四年
10/03/11 17:02:20 PY1c/+4S
私は進歩主義者ではないから、次のやうに考へてゐる。
精神をきたへることも、肉体をきたへることも、人間の古い伝統の中の神へ近づくことであり、失はれた完全な
理想的な人間を目ざすことであり、それをうながすものは、人間の心の中にある「古代の完全性」への郷愁である、と。
精神的にも高く、肉体的にも美しかつた、古典期の調和的人間像から、われわれはあまりにもかけはなれてしまひ、
社会にはめこまれた、小さな卑しい、バラバラの歯車になつてしまつた。
ここから人間を取りもどすには、ただはふつておいて、心に念じてゐるだけでできるものではない。
三島由紀夫
「きたへる―その意義」より
312:人間七七四年
10/03/11 17:02:48 PY1c/+4S
苦しい思ひをしなければならぬ。
人間の精神も肉体も、ただ、温泉につかつて、ぼんやりしてゐるやうにはできてゐない。
鉄砲でも、刀でも、しよつちゆう手入れをしてゐなければ、さびて使ひものにならなくなる。
精神も肉体も、たえず練磨して、たえずみがき上げてゐなければならぬ。
これは当り前のことなのだが、この当り前のことが忘れられてゐる。
若いうちに、つらいことに耐へた経験を持つことほど、人生にとつて宝はないと思ふ。
軍隊のやうな強制のない現在、一人一人の自発的な意志が、一人一人の未来を決定するにちがひない。
三島由紀夫
「きたへる―その意義」より
313:人間七七四年
10/03/11 19:34:02 8DDhffQ0
三島由紀夫を崇拝してる人たまにいるけどどこに共感するんだ?
314:人間七七四年
10/03/11 20:34:27 mzAKd4nY
>>313
そりゃ共感する人もいるでしょ、普通に。
ただ毎度のことながらスレ違いなんだよねw
315:人間七七四年
10/03/12 01:54:48 KaJ7EOgh
どんな人間だって全力で何かをして生きればそれに心を打たれる人は独りくらいいるだろ
まあ特攻隊やら三島を「現代の武士」みたいなノリでここに書いてるんだろうけど
少なくとも戦国を扱った板の範疇ではないわな
316:人間七七四年
10/03/16 15:38:42 +Qs3lmUK
検索してみると三島由紀夫を扱うスレは結構ありますね。
さすが日本を代表する文学者であり愛国者です。
以降、三島由紀夫の言葉の連投は下記のスレなどでお願いします。
☆三島由紀夫の主義・主張★
スレリンク(shugi板)l50
三島由紀夫の美文、名文、名言を引用してみよう
スレリンク(book板)l50
317:人間七七四年
10/03/17 00:58:55 LPLOvdRv
文武は車の両輪の如くどちらか一つ欠けても駄目である 黒田如水公
318:人間七七四年
10/03/23 20:14:39 ZxtBvOnN
>>317
蒲生氏郷も言ってたような・・・
319:人間七七四年
10/03/23 20:21:34 qIvtgn3o
真田丸での敗北後に総攻撃を主張した秀忠に対する家康の返答
敵を侮るな、戦わずに勝つ事を考えろ
320:人間七七四年
10/04/09 00:31:55 XUet17Db
>>318
文武を鳥の両翼や車の両輪に例える武士は多いですね
321:人間七七四年
10/04/12 00:21:40 UbVIhXU/
流れての末の世遠く埋もれぬ 名をや岩屋の苔の下水
屍をば岩屋の苔に埋みてぞ 雲居の空に名をとどむべき 高橋紹運公辞世の句
322:人間七七四年
10/05/28 16:24:24 sViI5ga7
家康辞世の句ですが、
嬉しやと 再び覚めて 一眠り 浮世の夢は 暁の空
1.再び覚めて=幕府成立だとして、
一眠りは駿府への引退?それとも死?
死だとすると、死たる眠りとそれ以前にあたる浮世の夢で、夢眠りが連続してて若干違和感
2.浮世の夢=人生=暁の空だとして、
人の一生は暁の空のように一瞬のもの
現世は夜明けで、これから涅槃でうはうはするぜヒャッハー
なんでしょうか?
イマイチ解釈がわかんないです。戦国の知識が乏しく和歌解釈にも不慣れですみません
ググると、結構辞世の句として評判なので、どのあたりが高評価なのかなぁと不思議に思い
323:人間七七四年
10/06/02 22:39:24 YzkGKmSy
辞世の句と言えば忠臣蔵!
大石内蔵助の辞世の句は、
・あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし
・極楽の 道はひとすぢ 君ともに 阿弥陀をそへて 四十八人
生き様が伝わる名句です!
324:人間七七四年
10/06/02 22:59:32 i2+eCPro
何を惜しみ何を恨みん 元よりも この有様に 定まれる身に 陶晴賢