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【環境】メキシコ湾の再漏出、別の油井で発生か - 暇つぶし2ch1:星降るφ ★
10/07/23 22:34:04
メキシコ湾の再漏出、別の油井で発生か
Christine Dell'Amore
for National Geographic News
July 23, 2010

 米メキシコ湾の原油流出事故で、英石油会社BPが油井キャップを交換したばかりの
7月18日、米政府当局は掘削基地ディープウォーター・ホライズンの近くで原油漏出が
見つかったと発表した。21日には、「付近の別の油井からの可能性が高く、油井キャップ
に問題はない」とコメントしている。

 この声明を発表するにあたり、キャップ取り付けが別の漏出を招いたのか、あるいは
単なる自然漏出なのか、数日間にわたり激論が交わされたという。

「自然現象とは異なるようだ。ディープウォーター・ホライズンが爆発・沈没する4月
以前からメキシコ湾では自然漏出があり、どちらが原因か区別するのは難しい」と説明
している。

 テキサス大学オースティン校の石油・地球システム工学部長タッド・パツェック
(Tad Patzek)氏によると、石油資源が豊富なメキシコ湾で自然漏出するのは「何ら
異常ではない」という。「海底に高い圧力がかかると、水よりも軽い原油は自然に海中
へと漏れ出してしまう」と同氏は説明する。

 官民合同対策チームは7月15日、新たに取り付けたキャップによって水深1600
メートルの流出を完全に抑え込んだと発表した。流出が止まるのは、4月にディープ
ウォーター・ホライズンが沈没して以来初めてのことだった。

 ところが数日後には対策チームのリーダー、沿岸警備隊のタッド・アレン氏が、「油井
付近で漏出が見つかった」と報告。21日の記者会見では、損傷した防噴装置付近で泡が
確認されたと明らかにした。

 同氏は、「装置は大きな水圧を長期間受けており、小さな泡がわずかに噴き出しても
不思議ではない。この環境下では避けられない現象だ」と説明している。

 1600メートルという水深では避けられない特異な課題も新たに浮上した。テキサス大学
のパツェック氏はその1つとして、「メキシコ湾の海水温が上昇し、海底の永久凍土層に
閉じ込められているメタンハイドレートが分解されると、“非常に紛らわしい”現象が起きる」
と指摘する。発生するガスの泡が、あたかも原油が漏出しているかのように見えるのだ。

 さらに、漏出現場が岸から遠く離れた深海にあるため、監視も難しいのだという。
「正確に判断するには、問題の油井付近で3次元地震探査を実施するしかない」と
パツェック氏は述べている。

▽画像  メキシコ湾の海底から沸き上がった原油の周囲が虹色に輝く。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Photograph by Jonathan Blair, National Geographic

▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック・ニュース
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

>>2以降に続く)


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