10/07/17 22:31:30 AgWXEUxX
この話、オーストラリアだから実現出来るんだよなあ。
集光型の太陽エネルギー利用は、少しでも曇ると、効率なんて話が全く無意味になる
システム。光源の太陽がしっかり見えていないと、集光出来ない。
高層の筋雲や鱗雲ですら滅多に出ない、極度に乾燥した砂漠を持ってないと、無意味。
でも、そんなところは、農耕も牧畜も出来ない乾燥地帯。内陸部で、鉱山作っても、搬
出に費用が掛かって、採算取れない。
あ、でもオーストラリアだと、クーパーぺディーの町が、そんな感じかな。
搬出に費用が掛からない、オパール鉱山の町。
一方、面で光を利用する太陽電池は、太陽がほぼ隠れる薄曇りでも半分程度、かなり
曇ってても、2割くらいは雲からの散乱光で、発電してくれる。
太陽電池は日本向き。
88:名無しのひみつ
10/07/18 00:03:21 NhQxrm9b
>>84
つまり、雲のない宇宙で使えるということだね。
89:名無しのひみつ
10/07/18 01:02:04 7mMREtbo
低コストっていっても、水資源のコストは発電施設の建設場所によって
大きく変わるんだから、水コストの低いところでは優位じゃないんだろうな。
ただ、水資源のコストは世界的に今後あがることはあっても
下がることはない見込みだから>1は有望なんだよ
90:名無しのひみつ
10/07/18 01:14:09 7mMREtbo
>>87
なんかおかしくないか?
曇天の時に>1の施設は加熱することができる温度が下がるのか?
1時間当たりに800度にすることができる空気の体積が減るだけ、
つまり回せるタービンの台数が2割に減るだけなんじゃないの?
91:名無しのひみつ
10/07/18 06:49:40 B8PFTW0w
>>90
太陽は、見かけで32秒の小さな丸い光源。ほぼ無限遠方から来る並行光として扱える。
一応季節を初夏とすると、
地球軌道上でおよそ1350W/平米の太陽からの直達光は、例に挙げたクーバーペディ
あたりで昼頃だと、3割強ほどが大気で減衰して、平米あたり約1kWになる。
100m上の集熱器を、太陽からの見かけ1平米の反射鏡を持って照らしてやれば、1kW
の熱が伝わる。10枚なら10kW、1万枚なら10MWの熱を集められる。
これが薄曇りで、全天からまんべんなく、光が来たとする。
たとえ光が平米当たり500W来ていたとしても、鏡は、いろんな角度から来た光をいろんな
角度に反射する。それ全部合わせて500Wということで、小さな集光器に向けられる光は、
そのうちのごく僅かでしかない。
鏡の枚数をめいっぱい増やしたとしても、地面には空の雲が映って、上からの光と同じのが
下からも来るって状態。
集光器が受けてた、雲からの平米500Wの光が倍の1kWに増えるだけって事になる。
92:名無しのひみつ
10/07/18 07:30:56 7mMREtbo
太陽電池よりも効率が落ちるのはわかった。
でも、太陽電池だってどの方向から来る光でも同じ効率なわけじゃないし
曇りの日に太陽の方向とあさっての方向が同じ明るさなわけじゃないので
>91の喩えは極端すぎだろ
93:名無しのひみつ
10/07/18 11:06:53 NhQxrm9b
>>89
砂漠に建設する場合、熱媒体が空気でよく空冷でよいのは、すごい魅力だな。
でも、できれば耐火材の耐性を高めるために酸素を減らした気体がいいんだろうな。
酸素透過膜か、液化蒸留を経て窒素リッチ空気を得ることになるのかな。
94:名無しのひみつ
10/07/18 11:51:08 WN1G0IOu
bakaばかり
95:名無しのひみつ
10/07/18 12:07:56 B8PFTW0w
>>92
確かに条件は極端すぎるけど、実際にオーストラリアの砂漠の真ん中で感じるのは、
ここだったら集光型が使えるな、という感想。
日本と比べると、完全に快晴になると、午後、太陽が斜めになっていっても、殆ど直
達光が弱まらないことに驚く。
もちろん水平面日照は三角関数通りに弱まるけど。
その代わり、日本だと快晴でも、水平面の観測で2割くらいある、青空全体からの散
乱光が、かなり少ない。空気が澄んでるってのが、実測出来る。
日本では、NEDOが一生懸命調べてたけど、据え置きの太陽電池の最適角が、地
方によってかなり変わる。午前中雲が出やすかったりで、水平方向も変わるし、直達
と散乱の比率が平均で変わるので、太陽に一番まっすぐ向けるより、散乱取るために、
若干上向きが、年トータルの最大発電量の向きだったり。
天気が悪くなれば出力がた落ちの、場所ばっかり取ってあまり役に立たなさそうな太陽
電池だけど、逆に煮日本では雨が降って、自然に埃が流れるので、発電量の低下は
大体7%で落ち着くとか、メンテナンスし無くていいって利点もある。
結局は、適材適所って事でしょう。
96:名無しのひみつ
10/07/18 12:41:04 0hPSnTrL
太陽熱を利用した吸収式冷温水器が実用化された。
日本では太陽熱発電よりもこちらのほうが太陽エネルギーを効率よくエネルギーとして使える。
ビルの屋上はソーラーパネルよりも空調のために使った方がいい。
97:名無しのひみつ
10/07/18 12:43:54 GgZActa6
>>93
設備コスト的には、空気が最適。
ガス燃焼ボイラー(メタン)等を併設すれば、バイオ燃料での夜間発電
も兼用できそうな設備かな。
98:名無しのひみつ
10/07/18 13:09:26 NhQxrm9b
>>96
へ~。
今までありそうでなかったな。
99:機械・工学@2ch掲示板
10/07/18 17:05:52 aUye6Cos
≡≡ 面白いエンジンの話-7 ≡≡ スレリンク(kikai板)
100:名無しのひみつ
10/07/20 22:36:30 46rE9oLu
>>27 >>33 >>58
なるほど、海なら低温側が簡単につくれるから効率よさそう。
海洋温度差発電と組み合わせるといい感じになるかも。
101:名無しのひみつ
10/07/21 07:34:00 8oUQBgm+
>>33
廃熱利用としては悪くないかも。
水が不要ということは、水に乏しい地域で使う可能性が高いということだからな。
102:名無しのひみつ
10/07/21 09:23:47 ZJHQI0BR
砂漠でも沿岸地帯は霧が出やすい
当然ミラーが結露する
103:名無しのひみつ
10/07/21 09:48:48 a2Byfx8A
( `ハ´)<丶`∀´> 特許は美味しくいただきました
104:名無しのひみつ
10/07/21 14:06:15 QzvElEfG
>>102
結露するような時刻はどっちにしろ全開で発電出来ないから問題無
105:名無しのひみつ
10/07/24 19:45:44 9fCzdSgA
>>84
いままでの書き込みを見て「空気を圧縮して加熱しタービンを回す、燃料を使わない巨大ガスタービンエンジン」
みたいなもんと思ってたが、タービンを回した空気を再利用する意味はなんだろ。確かにこれなら宇宙でも使える
かもしれんが。
106:名無しのひみつ
10/07/24 20:28:20 aAApfZLG
>>4
>>1読むだけでもこれじゃないのはわかるが・・・
107:名無しのひみつ
10/07/24 20:38:47 aAApfZLG
>>105
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
こういう感じみたいだけど、これ、低温熱源というか放熱側はどうなってるのかな?
それと、低温側空冷で閉鎖サイクルなら水でも空気でも同じ事だと思うのだけど・・・
砂漠でも水が要らないってのはこの場合関係ないよな?(建設時に一定量を運び込めば以後は要らないから)
>>4のソーラータワーよりもむしろこっちに近いな。
URLリンク(en.wikipedia.org)
108:名無しのひみつ
10/07/24 21:00:16 4Pv/RvH4
高効率太陽熱発電システムの研究
URLリンク(www.mhi.co.jp)
これ?
109:名無しのひみつ
10/07/24 21:59:08 aAApfZLG
>>108
これは発電こそガスタービンだが、冷却にがんがん水つかっているね。
ついでに海水淡水化+高温水蒸気電解による水素製造。
これを完全空冷版+発電版に作り替えたって事か。
110:名無しのひみつ
10/07/25 00:00:42 NNEy4zI2
>>107
Figure 6. Closed-Cycle Gas Turbine参照
URLリンク(learnpowerengineering.net)
URLリンク(learnpowerengineering.net)
放熱側は空冷ならでっかいエアコン室外機みたいなもんだろう
Closed-Cycleでも水蒸気漏れ等での損失が有るかも知れんし
特に内陸の砂漠では空気の方が調達が安価なんだろう
111:名無しのひみつ
10/07/25 11:31:21 tDB+dgRN
もっとシンプルに考えるんだ
中に砂が入ると困るから閉鎖系なんだ
112:名無しのひみつ
10/07/25 12:06:32 339VJyRA
砂漠で電気なんか作ってなんに使うつもりなんだろうか。
白土人の考えることは分からん。
113:名無しのひみつ
10/07/25 14:46:03 4gC3eMn+
動力だろjk
114:名無しのひみつ
10/07/26 22:34:09 iXDoVOHD
>>113
アメリカみたいに乾燥地帯のすぐ横に大都市がある国なら問題ないんだがな。
ほかだと需要地を考えたら、ドバイやクゥエートとかのペルシア湾岸あたりしか立地できるとこないんちゃうか。
115:名無しのひみつ
10/07/27 09:06:56 tQnxIw9l
>>112
2000km級の超高圧直流送電技術とかができつつあるそうなので、それ使えば結構範囲広がるんじゃないかな?
URLリンク(www.abb.co.jp)
この距離で損失7%。