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子宮内膜症の関連遺伝子発見=原因解明に期待-東大など
不妊につながる場合がある子宮内膜症の関連遺伝子を発見したと、東京大と札幌医科大、慶応大、理化学研究所の
研究チームが4日、米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
患者約1900人の全遺伝情報(ゲノム)を健康な約5300人と比較し、患者に多い遺伝子の変異を網羅的に調べた成果。
研究成果は原因の解明や予防・治療に役立つと期待される。
この遺伝子「CDKN2BAS」は9番染色体にあり、DNAの一部配列が特定パターンだと、発症確率が約1.4倍高かった。
同遺伝子は子宮で働いており、がんへの関与も指摘されている。
子宮内膜は子宮の内面を覆う粘膜で、妊娠しない場合、月経時にはがれ落ちて出血する。子宮内膜症は、同様の粘膜が
子宮以外の卵巣などにも生じ、痛みや出血などの原因となる。(2010/07/05-02:02)
時事通信
URLリンク(www.jiji.com)
A genome-wide association study identifies genetic variants in the CDKN2BAS locus associated with endometriosis in Japanese
Nature Genetics (2010) | doi:10.1038/ng.612
URLリンク(www.nature.com)