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月にマントル由来物質が散在 衛星かぐやのデータで判明
月の表面には地殻の下にある流動性のある岩石からなる層、マントルに由来する物質が散らばっていることを、
国立環境研究所(茨城県つくば市)などのチームが月周回衛星「かぐや」の観測データで確認、4日付の英科学誌
ネイチャージオサイエンス(電子版)に発表した。
隕石や小惑星などの衝突で厚さ10キロ以上ある地殻が削られ、マントルの物質が飛び散った証拠とみられるという。
チームは光の波長を計測して鉱物の種類を推定するかぐやの観測装置を利用して、冷えたマントルから生成される
「カンラン石」の分布状況を調べた。
データからはカンラン石が多く存在する34領域が確認でき、それらすべてが、巨大な天体の衝突がきっかけで
生じたとされる「海」と呼ばれる広大な盆地の縁にあることが判明した。
【共同通信】
URLリンク(www.47news.jp)
JAXAプレスリリース
月周回衛星「かぐや(SELENE)」が明らかにした月内部からのカンラン石の全球表面分布とその起源
URLリンク(www.jaxa.jp)
カンラン石に富む領域の月全球分布(緑点)
URLリンク(www.jaxa.jp)
Possible mantle origin of olivine around lunar impact basins detected by SELENE
Nature Geoscience
Published online: 4 July 2010 | doi:10.1038/ngeo897
URLリンク(www.nature.com)