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米航空宇宙局(NASA)は6月28日、エポキシ探査機(EPOXI)が地球に接近し、
最後の地球フライバイを成功させたと発表した。
エポキシ探査機は予定通り、
アメリカ東部夏時間6月27日18時3分(日本時間6月28日7時3分)、
地球から約3万kmまで接近し、通算3回目で、最後の地球フライバイを行った。
今回のフライバイについて、メリーランド大学の
マイケル・A・ハーン(Michael A'Hearn)氏は
「このフライバイはハートレー2彗星に接近する軌道に
修正するために行われました」と述べた。
エポキシ探査機は今後、このまま飛行を続け、
11月4日にハートレー2彗星に接近して探査する予定となっている。
エポキシ探査機はディープ・インパクト彗星探査機を再利用したミッションで、
新しい彗星を探査する「DIXI(Deep Impact Extended Investigation)」と、
太陽系外惑星の観測を行う
「EPOCh(Extrasolar Planet Observation and Characterization)」の
2つのミッションに分かれている。
ディープ・インパクト彗星探査機は2005年1月12日に打ち上げられ、
2005年7月にテンペル第1彗星に接近し、観測を行った。
また、重さ約370kgのインパクターを放出し、テンペル第1彗星に衝突させた。
ディープ・インパクト彗星探査機を再利用したことで、
エポキシ探査機のミッションはわずか4000万ドル(約44億円)という
低予算を達成している。
sorae.jp
URLリンク(www.sorae.jp)
URLリンク(www.nasa.gov)
「'Hitchhiker' EPOXI: Next Stop, Comet Hartley 2」
URLリンク(www.nasa.gov)
NASA>エポキシ公式ページ
URLリンク(www.nasa.gov)