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満身創痍で地球帰還を目指している
小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰るカプセルについて、
オーストラリア政府は2日、同国内への落下を許可した。
はやぶさは3日昼からエンジン噴射を行い、
5日午後にも地上へ帰還する軌道に入る。
分離されたカプセルは、13日同国のウーメラ砂漠に落下する予定だ。
宇宙航空研究開発機構のはやぶさプロジェクトチームと豪担当者らが2日、
国内で会議を開き、安全上の問題はないと判断した。
はやぶさは2日現在、地球から「かに座」の方向に
約500万キロ・メートル離れたところを飛行している。
カプセルには、はやぶさが、小惑星「イトカワ」に着陸した際に採取した
砂やちりが入っている可能性がある。
太陽系の成り立ちなどの謎を解く手がかりになるとして期待されている。
はやぶさは、2003年5月に地球を出発。
通信途絶やエンジン故障などのトラブルを乗り越えてきた。
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