10/05/30 13:33:47
はやぶさ カプセル回収隊出発
来月7年ぶりに地球に帰ってくる小惑星探査機「はやぶさ」が最後に地球に放出する、
小惑星の岩石が入った可能性のあるカプセルを回収するため、29日夜、日本の研究者らが
カプセルの落下予定地のオーストラリアに向けて出発しました。
成田空港からオーストラリアへ出発したのは、宇宙航空研究開発機構の技術者や科学者など
でつくる「回収隊」のメンバーのうち先発隊の8人です。「はやぶさ」は、地球から3億キロ離れた
小惑星「イトカワ」に着陸し岩石の採取を試みたあと、度重なるトラブルに見舞われながらも飛行を
続け、来月13日、7年ぶりに地球に帰還する予定です。その際、「イトカワ」の岩石の入っている
可能性のあるカプセルをオーストラリアの砂漠に落下させる計画で、「回収隊」は、カプセルが発する
弱い電波をたよりに、広大な砂漠の中から見つけ出すのが任務です。小惑星の岩石が入っていれば
太陽系の起源を解明する手がかりが得られる可能性があり、回収隊のリーダーの國中均教授は
「なんとしてもカプセルを見つけて日本に持ち帰りたい」と話しました。
一行は、現地で食料などを調達したうえで来月2日に日本を出発する回収隊の本隊と合流し、
「はやぶさ」の帰還に備えることにしています。
▽ ソース NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)