10/05/29 21:25:46
早大と京都科学など、内視鏡手術の正確さなどを点数化する手術訓練装置を試作
早稲田 早稲田大学の高西淳夫教授らは、RT(Robot Technology)を用いて内視鏡の手術を
効果的に訓練できる装置を試作した。手術の基本動作をゲーム感覚で学ぶことができ、施術の
スキルを点数で評価することができる。高西研究室が開発したワイヤレスモーションセンサで手の
動きを分析。画面を見ながら鉗子を使い、人体内の患部を治す内視鏡手術の速度や正確さなど
施術のスキルを点数化できる。早ければ1年後の製品化を目指す。
九州大学や京都科学と共同開発した。病院など現場の医師の意見を取り入れて調整した。今後、
肝臓や腸など内臓の動きを考慮し、施術者の手の動きを点数化する「評価関数」を改良する。
録音した声でアドバイスする機能なども付加し製品化する。
縫合のスキルを客観評価する装置「縫合手技評価シミュレータ」技術を内視鏡に応用した。
人間の身体に見立てた装置内部を画面で見ながら、実際の手術に使う術具で訓練できる。
まるで「ボクシングのスパーリングのように手術の基本動作が学べる」(高西教授)という。
手の動きを計測するセンサには、独自開発したワイヤレスモーションセンサを採用。STマイクロ
エレクトロニクス社製3軸加速度センサ1個と3軸角速度センサ2個、3軸地磁気センサ1個を100円玉
サイズに小型ボード化した。なお、同センサは、ロボットベンチャーのゼットエムピー(ZMP)が、開発
用SDK「e-nuvo IMU-Z」として製品化している。
▽ ソース ロボナブル
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