【植物】特定外来生物:オオキンケイギク増殖 在来種への影響が懸念 木曽川流域at SCIENCEPLUS
【植物】特定外来生物:オオキンケイギク増殖 在来種への影響が懸念 木曽川流域 - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
10/05/27 23:31:55
◇特定外来生物:オオキンケイギク増殖 木曽川流域

かつては観賞用や緑化用に利用され、現在は特定外来生物に指定されている北米原産の
オオキンケイギクが、木曽川流域などで生い茂り、在来種への影響が懸念されている。
繁殖力が強く国土交通省は対応に苦慮。職員が駆除作業を進めてきたが、外来生物に
対する住民理解を高めるため、今月初めて住民参加型の駆除活動に乗り出す。【福島祥】

岐阜県各務原市の国営木曽三川公園かさだ広場では、毎年5月ごろ、オオキンケイギクの
黄色い花が広がる。同市などによると、かつては初夏の風物詩として親しまれ、
旧川島町時代には「オオキンケイギク祭り」が開かれていた。
04年の合併後は「かさだ広場フラワーフェスタ」として同市が祭りを継承。
しかし、06年にオオキンケイギクが特定外来生物に指定され中止になった。

オオキンケイギクは北米原産で、高さ30~70センチに育つ。
国交省木曽川上流河川事務所によると、道路ののり面の緑化に多用され、河川敷や鉄道の
線路わきなどで野生化した。同省の90~95年度の「河川水辺の国勢調査」では、調査対象
78河川のうち19河川(24・4%)の河原でオオキンケイギクが自生。01~05年度の調査で
は121河川中86河川(71・1%)に拡大した。

オオキンケイギクは繁殖力が強く背丈が高いため、カワラサイコやカワラナデシコといった
在来種を減少させてしまう。同事務所はオオキンケイギクの種が拡散しないよう開花時期に
抜き取って駆除する作業を続けており、「ここ数年は拡散を止めている」という。

同広場で06年度から進めている植生管理実験では、
オオキンケイギクを減らすと在来種が回復するという効果を確認。
10月に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、
住民参加型の駆除作業実施を決めた。

同事務所は「身近な河原環境の現況を知ってもらい、外来種対策や河川植物の保全に
理解と協力を求めたい」としている。抜き取り作業は29日午前9時~正午に行う予定。

【ことば】特定外来生物

国外から持ち込まれた動植物で、生態系や人の生命、農林水産業に被害を及ぼす生き物、
その危険性のある生き物が、外来生物法に基づき指定される。2月現在の指定種は97種類。
輸入や飼育、栽培は原則禁止。同法に違反すると、個人には3年以下の懲役か300万円
以下の罰金、法人には1億円以下の罰金が科せられる。

▽記事引用元
URLリンク(mainichi.jp)
毎日jp(URLリンク(mainichi.jp))毎日新聞 2010年5月26日 2時09分配信記事

画像:今年も黄色い花を咲かせたオオキンケイギク=岐阜県各務原市のかさだ広場で2010年5月22日、福島祥撮影
URLリンク(mainichi.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch