10/05/27 10:16:00
宇宙航空研究開発機構は27日、
来月13日の地球大気圏突入を目指している
小惑星探査機「はやぶさ」の軌道の精密補正に成功したと発表した。
はやぶさは地球の高度約250キロを通る計画通りの軌道に入り、
地球まで約760万キロに迫った。
来月初め、地球を通り過ぎずに大気圏に突入させるためのヤマ場の軌道調整に挑む。
23日早朝から27日未明まで、イオンエンジンを連続噴射して
軌道を微調整した。本来使うはずの化学エンジンは過去の燃料漏れのため使えず、
推進力の弱いイオンエンジンで代用した。
イオンエンジンも四つのうち三つが壊れていて、運用方法を工夫してしのいでいる。
はやぶさは2003年5月に打ち上げられた。
搭載カプセルに、05年11月に着陸した小惑星イトカワの砂が
入っていることが期待されている。
順調なら来月13日、オーストラリア南部のウーメラ砂漠にカプセルが落下。
探査機本体は大気圏で燃えてなくなる。
記事引用元 : 2010/05/27 08:53 【共同通信】
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Hayabusa_JAXA 公式 twitterによるTCM-2終了アナウンス
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