10/05/08 23:41:30
中国航天科技集団公司の袁家軍(Yuan Jiajun)副社長は5月6日、
中国宇宙飛行基金受賞大会に参加し、中国2機目となる
月周回探査機「嫦娥2号」を2010年10月に打ち上げ、
月面に向けて衝突体を発射し、月の土壌も探査することを初めて明らかにした。
袁氏は「嫦娥2号」について、「このミッションは、中国月探査計画において
重要な一歩である」と強調したが、衝突体や月面衝突時の
観測の詳細などについては、明らかにしていない。
「嫦娥2号」は「嫦娥1号」とほぼ同等な機体で
、同じように月を周回する探査機だが、解像度10メートルの
高解像度CCDカメラなどを搭載している。
また、高度200kmで周回していた「嫦娥1号」に対し、
「嫦娥2号」は高度100kmの低軌道を周回し、より詳細な観測を行う。
「嫦娥2号」によって撮影された画像は、
中国初の月着陸船「嫦娥3号」の着陸地の選定に使用される見込み。
「嫦娥2号」の打ち上げには長征三号丙(CZ-3C)ロケットが使用される予定で、
直接月に向かい、打ち上げからわずか120時間余りで月にたどり着くことができるという。
■我国将于10月発射"嫦娥二号"月球探測衛星(中文)
URLリンク(news.xinhuanet.com)
嫦娥1号・2号の比較図
URLリンク(news.xinhuanet.com)
記事引用元 : sorae.jp
URLリンク(www.sorae.jp)
※依頼ありました スレリンク(scienceplus板:223番)