【生命】ミトコンドリアがエネルギー作る仕組み解明/兵庫県立大教授らat SCIENCEPLUS
【生命】ミトコンドリアがエネルギー作る仕組み解明/兵庫県立大教授ら - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
10/05/05 03:28:06
◇ミトコンドリアがエネルギー作る仕組み解明…兵庫県立大教授ら

生物が生命活動のエネルギーを作るため、細胞内の小器官ミトコンドリアが呼吸で
取り込んだ酸素や水を変化させる仕組みを、兵庫県立大の吉川信也教授、
村本和優准教授らのグループが解明した。

ミトコンドリアは二重の膜に包まれた構造で、水や酸素などを化学反応させ、
エネルギー源となるアデノシン三リン酸(ATP)を合成している。

吉川教授らは、内側の膜上で、酸素と水素イオンが電子をやり取りする反応を担う
「チトクロム酸化酵素」に注目。牛の心臓からこの酵素を取り出し、
大型放射光施設「スプリング8」で解析した。

その結果、まず酵素に含まれる色素「ヘム」の一種が内膜を通じて酸素をキャッチ、
別のヘムから電子を受け取っていた。電子を失った側のヘムは、プラスの電荷を帯び、
水素イオンを反発力で一気に外膜へと送り出し、ATP合成の燃料に変えていた。

ヘムには、水素イオンの通り道をふさぐ役割もあり、1000分の1秒の速さで「扉」を開閉。
有害な活性酸素が発生しないよう制御していた。吉川教授は「想像以上に精密な働きを
していた」と話す。成果は米科学アカデミー紀要に発表した。

(2010年4月26日 読売新聞)

▽記事引用元
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
YOMIURI ONLINE関西(URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)

ミトコンドリアのチトクロム酸化酵素が働く仕組み
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)


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