10/04/24 21:29:34
米空軍は22日夜(日本時間23日朝)、地球を周回した後に滑走路に帰還できる再利用型の
無人実験機「X37B」をフロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。
スペースシャトルに似た形で「ミニシャトル」とも呼ばれる。
実験機はシャトルの約4分の1に当たる長さ9メートル。
アトラス5型ロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーションなどが飛ぶ高度数百キロの
「低軌道」に入った。数カ月後、地上から指示を受けて大気圏に突入しカリフォルニア州の
空軍基地に着陸する予定だ。
米航空宇宙局(NASA)の実験機X37を空軍が引き継いだ。
シャトルと同じような貨物室がある。空軍は「航行や耐熱システムなどの試験などを行う」としているが、
将来の用途など詳細を明らかにしておらず「宇宙の軍事利用が拡大するのでは」との懸念も出ている。
再利用型の宇宙船(往還機)は日本を含む各国で研究されたが、
今年退役予定のスペースシャトル以外は実用化していない。
一方で、周回軌道には達しないものの、短時間の無重力状態を体験して帰還する
宇宙旅行機の開発も進んでいる。
打ち上げられた無人実験機X37B
URLリンク(www.asahicom.jp)
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記事引用元 : asahi.com 2010年4月23日12時5分
無人「ミニシャトル」、米が打ち上げ 用途は秘密
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