【衛星】大学発の深宇宙衛星「UNITEC-1」が完成、金星へのサバイバルレースが始まるat SCIENCEPLUS
【衛星】大学発の深宇宙衛星「UNITEC-1」が完成、金星へのサバイバルレースが始まる - 暇つぶし2ch1: ◆EMP2/llDPmnz @透明な湖φ ★
10/04/23 19:42:21 BE:1265789568-PLT(13595)
東京大学・本郷キャンパスにて大学衛星「UNITEC-1」が完成した。4月21日には、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)・種子島宇宙センターに到着。金星探査機「あか
つき」の相乗り衛星として打ち上げられ、ともに金星に向かう。

「UNITEC-1」は、大学衛星としては世界で初めて、深宇宙(=月以遠)に向かうものだ。
JAXAが2008年4月に相乗り衛星を公募したとき、大学宇宙工学コンソーシアム(UNI
SEC)がこれを提案、UNISECに加盟している大学・高専が協力して、同年7月の採択
から約1年9カ月をかけて完成させた。

UNITEC-1のユニークな点は、衛星の内部で、各大学による"コンペ"が行われること
だ。深宇宙の環境は、強い放射線など、衛星にとっては非常に厳しい。この厳しい環
境を逆に活かして、生き残りコンペにしてしまったもので、6大学のオンボードコンピュ
ータを搭載し、誰が最後まで正常に動作し続けるかを競う。

選抜試験を勝ち残って、搭載が決まったのは東京理科大学、北海道工業大学、高知
工科大学、東北大学、電気通信大学、慶應義塾大学の6大学。2009 年8月に行われ
た予選会の詳細は、UNITEC-1のWebサイトに掲載されている。またこれ以外にも、
衛星本体の開発には、多数の大学・高専が関わっている。

UNITEC-1の大きさは35cm立方。重さは約20kg。推進系や姿勢制御系は持たず、ロケ
ットから分離された後は、金星に向かう軌道を漂うことになる。

UNITEC-1を主導してきた東大の中須賀真一教授(UNISEC理事長)は、「これまでの1大
学で作っていたフェーズから、複数大学でより高度な衛星を作るフェーズに移った第1号
機」と、UNITEC-1の意義を述べる。「1大学ではやれることが限られる。それぞれの大学
の強みを活かした衛星を作りたいというのが私の希望。それを今回は実験した」という。

今後、シリーズ化して欲しいという要望も大きいそうで、「UNITECはコンペのシリーズ機と
して考えている。今回のようなボードコンピュータ以外にも、例えばロボットによるバトルな
んかも面白いかも」(中須賀教授)と、すでにアイデアは膨らんでいるようだ。

UNITEC-1は2010年5月18日、H-IIAロケット17号機にて打ち上げられる予定。金星探査機
「あかつき」のほか、相乗り衛星として、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」(JAXA)、
「WASEDA-SAT2」(早稲田大学)、「大気水蒸気観測衛星(KSAT)」(鹿児島大学)、「Negai☆″」
(創価大学)も搭載されることになっている。

ソース:マイコミジャーナル
URLリンク(journal.mycom.co.jp)

★依頼スレ:レス番191より


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