【生命農学】葉緑素、酵素で緑色に 名古屋大准教授ら解明at SCIENCEPLUS
【生命農学】葉緑素、酵素で緑色に 名古屋大准教授ら解明 - 暇つぶし2ch1:依頼@あんたレスφ ★
10/04/19 11:24:13
葉緑素、酵素で緑色に 名古屋大准教授ら解明

光合成に欠かせない葉緑素(クロロフィル)が緑色に変わる仕組みを、名古屋大大学院生命農学研究科の
藤田祐一准教授らの研究グループが大阪大などと共同で解明した。
葉緑素が緑色になる理由は、これまで分かっていなかった。19日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

研究グループは、暗いところでも緑色になるクロマツなどの裸子植物や藻類などに着目。
光がなくても葉緑素を緑色にする働きを持つ酵素の主成分「NBタンパク質」が葉緑素と結びついた状態と、単体
の状態をそれぞれ精製し結晶化した。

それらをエックス線で分析し、構造を比較し、葉緑素の特定部分がNBタンパク質と化学反応を起こし緑色に
変化していることを突き止めた。

葉緑素を緑色にする酵素は酸素に触れると壊れてしまうため実験が困難だったが、酸素を抜いた部屋で行って成功した。

藤田准教授らによるとマメ科の植物が大気中の窒素を取り込み養分にする能力を支える酵素と酷似していることも発見。
同じ酵素だったのが、進化の過程で分かれた可能性が浮かび上がった。
被子植物では、光を利用して葉緑素を緑色にする別の酵素があるが、この構造は判明していない。

藤田准教授は「裸子植物などの酵素は光がいらないが、酸素に弱い。酸素が少なかった太古はこの酵素で良かったが、
後に地球上の酸素が増加し、植物が酸素に強い被子植物の酵素を作りだしたのでは」と推測する。

大阪大大学院理学研究科の福山恵一教授(生物科学)は「緑色を獲得するのは、光合成のために光を吸収できるようになる
最も重要なステップ。その反応の仕組みを明らかにした画期的な研究だ」と評価している。


▽ ソース 中日新聞 CHUNICHI WEB
URLリンク(www.chunichi.co.jp)

▽ 画像
URLリンク(www.chunichi.co.jp)

▽ 関連報道 アサヒ・コム

「窒素肥料の代わりに、光を使って窒素を取り込む農作物の開発につながるかもしれない」
URLリンク(www.asahi.com)

依頼を受けて立てました。


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