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宇宙ステーション補給機(HTV)に回収機能追加へ
April 15 - 2010 - HTV
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の立川敬二理事長は4月15日に記者会見を行い、
宇宙ステーション補給機(HTV)の回収機能を開発する方針を明らかにした。
これは時事通信などが報じたもの。
報道によると、JAXAは4月から「宇宙ステーション回収機研究開発室」を設置し、
国際宇宙ステーション(ISS)から物資を地上に持ち帰れるように、
HTVに回収機能(HTV-R)を追加する。早ければ2015年度にも実現する予定だという。
回収機能の詳細は明らかになっていないものの、大気圏再突入できる「カプセル型」が考えられる。
大きさは「きぼう」日本実験棟の実験ラックを1 個持ち帰れる程度で、
パラシュートなどを装備し、海面に着水することが想定される。
HTVは日本が開発しているISSへの輸送を行う無人補給船で、積載能力は最大6トン。
有人打ち上げはできないものの、ISSとドッキングした後、宇宙飛行士が中に入って
作業することができ、使用後はロシアのプログレス補給船や、欧州宇宙機関(ESA)の
欧州補給機(ATV)と同じように大気圏に再突入し破棄される。
HTV初号機は2009年9月に打ち上げられ、11月に大気圏に再突入し、廃棄された。
HTV2号機は2010年冬、H-IIBロケットによって打ち上げられる予定となっている。
URLリンク(www.sorae.jp)
なお、この写真は4月11日に開かれたYuri's Night Japan 2010、
今田高峰氏の講演時に紹介されたもの。武田誠さんが撮影した。
▽記事引用元
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sorae.jp(URLリンク(www.sorae.jp))
▽関連リンク(引用元より抜粋)
■宇宙ステーション補給機(HTV) - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
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