10/04/10 03:59:51
気象庁は8日、海洋気象観測船「凌風丸」が昨秋と今冬の計2回の航海で
大気中と海中の二酸化炭素(CO2)濃度を観測した際、装置に不具合があり、
正常にデータを得られなかったと発表した。
気象庁海洋気象課は「2回分は欠測となったが、長期間のCO2濃度の変化監視に
大きな影響はない」と説明している。
同課によると、凌風丸は昨年9~11月と今年1~2月、
北西太平洋で水温や海流、CO2濃度などを観測。
不具合があったのは昨秋の航海前に新たに設置したCO2観測装置で、
配管の継ぎ手3カ所に緩みがあったことから船内の空気が取り込まれ、
実際よりも高い濃度のCO2濃度が計測された。
今冬の航海後、観測データが昨年までのデータを基にした推定値よりもかなり高かったため
異常が発覚。海中のCO2濃度についてはアルカリ度などほかの観測結果から推定が可能といい、
代替データを作成するという。
同課は「装置の点検を徹底し、データのチェック体制も強化して再発防止に努める」とした。
記事引用元:47news.jp 2010/04/08 18:59 【共同通信】
URLリンク(www.47news.jp)
気象庁:観測船「凌風丸」による海洋観測の一部欠測について
URLリンク(www.jma.go.jp)
観測船「凌風丸」による海洋観測の一部欠測について(資料全文)[PDF形式:207KB]
URLリンク(www.jma.go.jp)
mirc.jha.jp/ 気象庁 海洋気象観測船 凌風丸
URLリンク(www.mirc.jha.jp)
URLリンク(www.mirc.jha.jp)