10/03/18 12:56:39 BE:1510047476-2BP(1056)
【3月18日 AFP】太陽系外惑星の探索を行っている天文学者チームは17日、
恒星の間近を回っているにもかかわらず表面温度が低い、
木星サイズの系外惑星を初めて発見したと、
英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。
太陽系外惑星は1995年に初めて発見されて以来、
これまでに400個以上が確認されているが、その大半は、
表面温度が1000度以上と超高温で大質量の巨大ガス惑星、
いわゆる「ホットジュピター」と呼ばれるものだった。
今回「CoRoT-9b」と名付けられた系外惑星は、
フランスの軌道望遠鏡が2008年に発見したもの。
地球から1500光年離れたへび座に位置し、
恒星「CoRoT-9」を約95日周期で公転している。
恒星との距離は、太陽系における水星より少し遠いくらいだ。
「CoRoT-9b」は質量が木星の約80%という巨大ガス惑星だが、
その他の系外惑星と比べると表面温度が160度~マイナス20度と、
比較的低温だと推定されるという。
推定温度に幅があるのは、上空を覆う雲の影響だとしている。
(c)AFP/Richard Ingham
AFPBB News
URLリンク(www.afpbb.com)
URLリンク(www.iac.es)
iac.es「CoRoT-9b, the first well-known temperate exoplanet」
URLリンク(www.iac.es)
Nature「A transiting giant planet with a temperature between 250K and 430K」
URLリンク(www.nature.com)