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■大都市沿岸の水質改善せず 中環審がシミュレーション
中央環境審議会の専門委員会は24日、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海の水質に関する報告案をまとめた。
将来の水質に関するシミュレーションでは、2034年度までに大きく改善するとしたが、一方で、
大都市圏沿岸域の一部では十分な改善が見られないとの結果が出た。
31日に中環審水環境部会に報告した後、小沢鋭仁環境相に答申する。
報告案などによると、汚水対策や沿岸人口の減少により、水の汚れを示す化学的酸素要求量(COD)に
影響を与える有機物質の34年度の排出量は、04年度比で東京湾が42%減、伊勢湾と瀬戸内海の大阪湾が
48%減としたが、東京湾や大阪湾の最奥部などでは十分な改善が見られなかった。
報告案は、水中の酸素が欠乏し貝類などに被害を与える現象が問題になっていることを踏まえ、
海底付近の酸素量を示す「底層DO」を環境基準に加えるよう求めた。
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