10/01/22 23:47:27
肺がん発見後の禁煙に効果あり、英バーミンガム大調査
2010年01月22日 09:23 発信地:パリ/フランス
【1月22日 AFP】喫煙者が肺がんを患っていると診断された後でも、死刑宣告を受けたように
とらえずに禁煙すれば、生存の可能性はかなり高まるという研究結果が22日、
英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」(電子版)に
発表された。
喫煙とがん患者の生存率に関する研究論文10本を精査した英バーミンガム大学
(Birmingham University)の調査によると、肺がんと診断されても喫煙し続けた人では5年後、
29~33%しか生存していなかったが、診断後すぐに禁煙した人では、63~70%が生存していた。
今回の調査論文を執筆した研究者らは、タバコの煙が腫瘍(しゅよう)の成長を加速するのでは
ないかと推測しているが、確証を得るにはさらに研究が必要だという。
いずれにせよ今回の結果は、初期のうちに肺がんが発見された患者に、
医師が禁煙を勧める価値はあるだろうと、研究チームはまとめている。(c)AFP
▽記事引用元
URLリンク(www.afpbb.com)
AFPBBNews(URLリンク(www.afpbb.com))
*ご依頼いただきました。