10/01/19 09:49:59
フランスのパリ南方70キロのセーヌエマルヌ県内で、
左腕がひじ関節上部で直線的に切断され、前腕のない
推定6700~6900年前の成人男性の骨が見つかった。
仏国立予防考古学研究所(INRAP)がエックス線検査などで調べた結果、
切断は重傷の男性を救うための外科手術によるものと結論付けられた。
同研究所の人類学者らが英考古学誌アンティクイティの昨年12月号に
発表した論文によれば、これは「フランス最古の切断手術の成功例」。
外傷で破損した関節の残存部分が切除され、止血、感染症予防など
高度な医療処置も施されたらしい。
当時の欧州は新石器時代で、手術は鋭利な石器で行われたとみられる。
ソース:時事通信社
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