10/01/15 23:31:48 E8xVjqMb
はやぶさの小惑星イトカワへのタッチダウンをドキドキしながら見守っていた頃、
オレはひきこもりだった。
ただのひまつぶしのはずだった。
でも地球から遠くはなれた場所で一人ボロボロになりながらも、
幾度もよみがえってくるはやぶさを追いかけているうちに、
なんだか胸が疼いた。
太陽の向こう側にはやぶさがいる。
そう聞いてオレは外に出た。
太陽を見上げた。
はやぶさの送ってくる微かな電波が、オレにも届いた気がした。
今、オレは働いている。安月給だけど、仲間も出来た。
はやぶさよ。
お前が帰ってくる日をオレは楽しみにしてる。