10/01/14 21:29:57 gffeLPP5
>>170
これまでの計画ではカプセル投下後、はやぶさの機体は太陽を回る「人工惑星」となるはずだった。
状態がよければ、さらに別の天体を探査することも想定されていた。
しかし、はやぶさは燃料漏れなどの故障が相次ぎ、微妙な姿勢制御が難しい。
運用チームには「カプセルの落下位置の誤差が大きいと街に落ちる恐れが出てくる」という心配の声もある。
そこで、カプセルを目標地点へ正確に落とすには、当初計画より地球に接近させる必要が出てきた。
その場合、カプセル投下後にエンジンを噴射しても、はやぶさは地球の重力を振り切れない可能性が高い。
宇宙機構の解析では、大気圏で燃え尽きるとみられている。
はやぶさは、自らの機体と引き換えに、小惑星からの試料回収技術と、地球?小惑星間の往復飛行の実証と
いう目的の達成を目指すことになる。
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